きのうからNHK教育テレビで、『親子で楽しむアジアこどもドラマシリーズ』という
小学校低学年をターゲットにした15分ドラマが再放送されています。
この番組は、アジア太平洋放送連合(ABU)に加盟するNHKはじめアジア各国の放送局が
制作した、子どもを主人公にした単発の短編ドラマシリーズです。共通テーマは「心の成長」。
第1シリーズ(昨年度)と第2シリーズ(今年度)の中から8本が選ばれての再放送です。
このシリーズのなかで香港のRTHKが制作した『父さんとぼくと妹と』というドラマが
あります。明日、7月27日の午前9:15~9:30に放送されますので、録画予約しては?
学芸員Kは今年3月の本放送時にこのドラマを見ましたが、心温まるお話です。説教臭いもの
ではありません。15分の短いドラマですのであらすじは省略させていただきます。ぜひ見て
みてください。
このドラマを制作したRTHK(ラジオ・テレビジョン・ホンコン)は、ご存じの方も多いと思いますが
TVBやATVのような民間放送局ではなく、香港特別行政区政府(返還前は旧香港政庁)の
交付金で運営されている公共放送です。
RTHKは送信を行うテレビステーションは持っておらず(ラジオは独自に放送)、制作したソフトを
TVBとATVに供給しています。
番組は政府や警察の広報的な番組などカタめのものが多いですが、ラジオで競馬中継を
やっていたところ、昨年、このことに対して政府当局から批判があった模様。
さて、RTHK制作短編ドラマ『父さんとぼくと妹と』、ぜひ見てみてください。
香港の庶民の生活にも触れることができおすすめです。
『親子で楽しむアジアこどもドラマシリーズ』
http://www.nhk.or.jp/summer/etv/etv05.html
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http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20060330et07.htm