お昼すぎに行って2時間ほど見てきました。
これから行く人も多いと思うので、作品4点だけ写真で紹介。
作品No.39「喜樂士多」(駄菓子屋/作:李嘉蓮)
ものすごく丁寧に造り込まれています。
並んでいる一個一個の小物が、ものすごく小さいです。
完成までいったいどれくらい時間がかかったのか?
作品No.27「熟食街」(スナックストリート/作:陳慧姫)
「見てると食べたくなってくるね」
会場で、この言葉を何度も聞きました(^-^)。
作品No.9「海鮮檔」(生け簀のある海鮮料理屋/作:黄曼萍)
西貢の海鮮レストランの生け簀です。
「うわあ……」
この言葉もたくさん聞きました。
こういうのが39作品展示されています。
多くは、1960年代、1970年代を想定した作品と思われます。
おもちゃ屋、床屋、金魚屋、時計屋、雑誌スタンド、茶楼、冰室、茶餐庁などなど。
古い団地もありました。
作品の多くが「古き良き香港」です。
おもちゃ屋さんの裏の壁には剥がれかかった映画のポスターがありました。「唐山大兄」(ドラゴン危機一発)のポスターです。1971年のブルース・リーの映画です。
トラムの走る街角など、パノラミックな大作もいくつかあります。
作品No.2「唐楼」(中国式の低層建築/作:黎熾明)
トラムを見ると、雙層(2階建て)が単層(1階建て)を牽引しているので、1960~70年代頃でしょうか。
トラムの走る道路の脇がすぐ海です。埋め立てられる前の時代。解説を見ると、場所は西環とあります。
お店のネオンサインがLEDライトで表現されています。青色LEDも点灯しています。ノーベル物理学賞の3人の功績がここにも。
39作品を細部までじっくり一つひとつ見ていくと、意外とけっこうな時間がかかります。行く場合は時間に余裕を持っておいた方がいいかもしれません。
みんな熱心に見入ったり、写真に撮ったりしていました。
無料なので、サンシャインシティに買い物に来たついでの人も多かったと思いますが、みな、その細かい造り込みに感心していました。
広東語や中国語の声もあちこちから聞こえてきました。池袋に観光やショッピングで来ていたのでしょう。
けっこうな数の人がいるので、写真を撮りたい人は平日か、休日の場合は午前中に行くのがいいかもしれません。
香港が好きな人には、細部まで楽しめると思います。
何気なく置かれている、小指の爪ほどの小物が、香港を知っている人には「うわ、凝っているなあ」と思わせるものだったりします。
展示作品には、「街角」などを再現した「大作」と、「お店1軒」などの「小品」があります。
私は、大作よりも、じっくりと視点を据えて見入ることができる小品の方が、好きです。
私のカミさんは、「ミニチュア好き」で「香港好き」ときているので、今回のこのイベントは完全にツボにはまってます。カミさんはきょうは行けなかったので、今度の土曜日に行く予定。私もまた行くつもりです。
たくさん写真を撮りましたが、いま載せると、これから行く人にはネタばらしになってしまうので、イベント終了後、あらためて写真で紹介することにします。
時間があれば、ぜひ行ってみてください。
特に古い香港が好きな人にはいいと思います。
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