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前の記事では長くなりすぎて書きませんでしたのであらためてこちらで書きます。

三省堂書店神保町本店の数軒となりにある、書泉グランデ

おとなりに比べるとフロアは狭いですが、こちらの書店も地下1階から6階まであり、7階がイベントスペースです。

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三省堂書店本店に規模ではかなわない書泉グランデは、オーソドックス三省堂書店に対抗してフロアの振り分けが超マニアック。

同店のホームページでも「趣味人専用」とうたっています。

この書泉グランデは、言うなればオタクビルの中野ブロードウェイ秋葉原ラジオ会館の「書店版」といった感じです。イベントスペースではグラビアアイドルや声優の握手会などをよくやっています。

このお店には、おとなりの三省堂書店本店でもカバーできないようなマニアックな書籍や雑誌がたくさん置かれています。

3階は映画・演劇などのフロア。ウルトラマンや昔の東宝特撮映画の書籍や雑誌を集めたコーナーには、昼休みともなると付近のサラリーマンがやってきて立ち読みをしています。

5階はクルマやバイク、プラモデル、そしてプラモデルつながりなのか戦車などの軍事関連の書籍が置かれています。

そして6階。フロア全体が鉄道関係の書籍や雑誌、同人誌、グッズであふれています。そして鉄道イコール旅、ということか、このフロアに旅行本のコーナーがあります。

こちらの旅行本コーナーは三省堂書店本店に比べたら規模が10分の1にも満たないほど小さいですが、

なんと……

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台湾本だけが独立した書棚を持っているのです。

日本の鉄道マニアの中には台湾鉄道のファンもいるのか、台湾から輸入された鉄道雑誌も平積みで置かれています。

香港にはトラムで対抗してほしいところだけれども、趣味の鉄道の対象として、トラムは王道ではないようです。