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去年(2015年)の9月にやると言っていた「香港ファンから見た台北」(こちら)。

ところが直後にパソコンが壊れ、新しいパソコンを買ってもなお、もたもたしているうちに、去年8月に行った台北旅行から、丸1年。

6月頃に書こうと思ったが、ええい、いっそのこと、去年行った台北旅行(8月9日~14日)と同じ日付で、ちょうど1年後に記事をアップしてみよう、ということに決めました。

なんとも間抜けな、香港ファンから見た台北リポート。

 

毎回、私は旅行では毎日の行動記録をノートにとっています。

今回の台北は、これ。

note_taipei

普通のコクヨCampusの、小ぶりのA5判。これがいちばん使いやすい。

この記録があるから、日にちはたっていても結構思い出して書けます。

日はたってしまったが、そもそも、いま流行りの台北に行ったと言っても、台北の中の特に最先端スポットに行ったわけでもない。だから内容は風化していないはず。

ということで、「香港ファンから見た台北」、書くことにします。

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その前に、今回の台北行きのきっかけについて。

台北旅行のきっかけは、去年(2015年)の6月下旬の、息子の要望、

「夏休み、旅行に行きたい」のひとこと。

息子にそう言われて、私はすぐ頭の中に3つの行き先候補が浮びました。

第1候補 香港
第2候補 ソウル
第3候補 台北

実は、かなり前、独身時代に一度だけ行って大変楽しかったニューヨークも密かに考えた。けれども、調べてみたら3人分のお盆休みのピーク時となると、飛行機代が高くて、断念。

カミさんに香港、ソウル、台北の3つの候補で相談。

まず、第1候補の香港。

私は、香港に息子を連れて行った場合の、旅行風景を頭に思う浮かべました。

すると、「懸念」の黄信号が点滅。

香港ファンである私が息子と香港に行ったら、私が消化不良を起こしてしまう。

香港での私は、あてなく歩く街なかの路地裏めぐりや、ときには郊外の地味なスポットに足を伸ばしたりするというのが行動パターン。香港ファンのカミさんも同じです。

息子は、4歳のときに香港に行ったことがある。しかしそのときの香港の記憶はほとんどない。だから、実質上、香港は初めても同然。

そんな息子は「ウラ香港」より「オモテ香港」を巡りたいだろう。私も親として息子には香港の定番スポットをオーソドックスに楽しんでもらいたい。

しかし、もしそういうパターンの旅行をすると、私が、もしかすると同じ香港ファンのカミさんまで、消化不良を起こしてしまう。

ということで香港を「泣く泣く」選択肢からはずしました。

つぎ、第2候補の韓国。

カミさんは、以前から、まだ行ったことのない韓国に興味を持っていました。

私もソウルに久々に行ってみたいと思いました。

しかし、その頃、韓国はMERS(中東呼吸器症候群)問題のまっただ中でした。

文字どおり万に一つのことだろうけど、本当にもし万一、韓国でMERSに罹患して帰国したら、周辺の人々や息子の学校にも迷惑をかけてしまう。

行く必要があって韓国に向かうならともかく、遊びの旅行で訪れるには時期が悪かった。

選択肢からソウルをはずしました。

残った第3候補の台北に決定。

つまり消去法で台北となったのでした。

しかし、私もカミさんも、台北にはおおいに興味がありました。

「なんで今、台湾・台北にそんなに人気があるのか?」

「香港ファンの目で台北を見てみよう」

お互い、独身時代にそれぞれ一人旅で台北には行った経験があるが、当時とは全く様変わりしていると思われ、その変化を見たい。

これで夏の旅行は台北に決定。

いざ行かん、台北へ。

では、次回。(つづきは8月9日にアップ予定です)