2006年6月アーカイブ

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ハリウッドに進出して、「世界のジャッキー」になったとはいえ、
本人のみならず、我々香港映画ファンにとっても
不本意なアクションシーンの映画が多かったジャッキー・チェン。
学芸員Kにはやっぱり香港映画でのジャッキー・チェンのほうが輝いて見えます。

9月に香港で公開されるというジャッキーの新作香港映画『寶貝計劃』の情報が
水田菜穂さんのブログ「HongKong Addict Blog」に載ってます。

地元香港でこんな映画に出ることを知り、学芸員Kは何かホッとした気持ちになりました。
なんというか 「おかえりなさい」 という感じですかね。

かつてのジャッキー・チェンの映画は、肩の力を抜いて観ることができました。それは香港映画
黄金時代のあの不朽の名作 『プロジェクトA』(1984年)や 旧 『香港国際警察』第1作(1985年)
であってもそうでした。これらは一級のアクション作品でありながらも肩の力を抜いて観られる
楽しい映画でした。そんな 「ジャッキー・チェン映画」 を恋しく感じていた人は多いと思います。
日本で公開されるのはいつなのかわかりませんが、久々に肩の力を抜いて観れそうな
ジャッキーの新作、この 『寶貝計劃』 を早く観てみたいものです。

『寶貝計劃』公式サイト
http://rob-b-hood.jce.com.hk/main.html

いまテレビで宇宙飛行士の毛利衛さんが出演する積水ハウスのCMが流れています。
このCM、見たことありますか?
このCMで、人工衛星から写した「夜の地球」の写真が出てきます。
地上から放たれる電灯などの光を強調した写真です。光が放たれた部分は白く輝いています。
日本はひときわ輝いています。
毛利さんのナレーションで 「日本列島のかたちがハッキリと写っています」 として
エネルギーの大量消費によって地球の温暖化が進むという警告をしているのですが、
そのとき画面にアップで映ったアジアの「夜の地球」の写真で、日本に負けないくらいの
光を放つ白いスポットが、台湾の左下にあります。香港です。
やっぱり、香港が大量の電気を消費して明かりを発しているんだな、と再確認。

夜、ネーザンロードなど大通りを歩いていて、ふと気づくことは、
たとえば貴金属店の店内の蛍光灯の過剰な明かり。外に向けて白熱灯を照射している店も
あります。夜の街角で旅行ガイドブックを開いても、苦労しないで文字が読める明るさを
持っているのは香港ならではです。
こんな明かりの集積が「夜の地球」の写真でも表れるのでしょう。

香港はエアコンも(冬でも)ガンガンかけているのでエネルギー大量消費地域ですね。

積水ハウスのサイトでもこのCMが見られます。(画面は小さいです)
http://www.sekisuihouse.co.jp/cm/index.html

松竹映画『ゲゲゲの鬼太郎』実写版が2007年4月の公開めざして制作されるようです。
目玉おやじなどの各妖怪キャラクターがCGで描かれる模様ですが、
このCGを担当するのが香港映画『少林サッカー』や『カンフーハッスル』やアメリカ映画
『キル・ビル』を手がけた香港の大手CG製作会社「セントロ・デジタル・ピクチャーズ」。
ということは、かなり派手なCGになりそうです。

詳しくはコチラをどうぞ。SANSPO.COM

5月30日の記事でお伝えしました、大型絵本「ジス・イズ・ホンコン」が出版社の公式サイトで
予告されていた発売日よりも早いですが書店に行ったら並んでましたので
さっそく手に入れました。
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発行元はブルース・インターアクションズで、価格は1890円、
サイズはタテ31cm×ヨコ22cmと大判、ページ数は絵本としてはボリュームがあり60ページです。

原書「This is Hong Kong」が発行されたのは1965年。
ブルース・インターアクションズの編集部に聞きましたところ、原書はアメリカのW.H.アレンという
今はなき出版社から出されたそうです。
そんなわけで40年あまりの時を経て復刻された日本語翻訳版です。
このシリーズは最初に1959年に「This is Paris(ジス・イズ・パリ)」が刊行されました。
ロンドン編、ニューヨーク編など18作が刊行され、
「ジス・イズ・ホンコン」はシリーズ唯一のアジア編です。

このシリーズ絵本、もともとは子供向けの「旅行ガイドブック」として作られたそうです。
絵本と聞いて敬遠する人もいるかもしれません……でも、ちょっと待った!!
この本、言い換えればイラスト集です。きわめてオシャレでちょっとクラシックな
眺めているだけで楽しい本です。

まずはコチラの記事「CNN Co.JP」を見てください。

こんな人が巷の人気者になって話題になっていたとは知りませんでした。

香港では、電車やバスの中での携帯電話使用はごくあたりまえの風景です。しかもみんな
はばかることなく大きな声で話しています。これが香港での「世間の常識」。
そんな土壌はあるにしても、車内で携帯電話の使用を注意されて逆ギレして悪態をついた
人が、街の人気者になってしまうというのは日本ではちょっと考えられないですね。

ワールドカップ残念。

きょうテレビ東京系でチャウ・シンチーの『少林サッカー』が放送されます。

この映画が日本でロードショーされたとき、まだ息子が小さかったので
カミさんと交代でひとりづつ、今はなき大映画館の渋谷パンテオンに行って観ました。

この映画、もちろん観た人は多いと思いますので説明は野暮ですね。オモシロさ抜群!
……だが少し、気持ち悪いというか、しっくりこないところがある。
それはこの映画の舞台。香港ファンなら気が付いた人も多いと思いますが、
あの映画の舞台は香港じゃない。でも、なんかそこはかとなく香港風の景色。
タイムズスクエアが出てくるけど、香港の銅鑼灣のタイムズスクエアじゃない。
中国本土でも香港でもない、なんというか「無国籍」な状態なので、そこんとこがどうも
気持ちがよくない部分があった。映画館でこの映画を観ながら、
「中国本土だろうが、いったいどこだ?」と頭の片隅にひっかかりながら観てました。
このことはきのう挙げた『香港映画の街角』という本でも書かれています。チャウ・シンチーを取り上げた章で、彼と、彼の映画が香港から外に飛び出ていく過程を、一連の作品を通して評論しているのですが、『少林サッカー』についてこんなことが書かれています。

きのう夜遅く放送されたNHK教育の語学番組「アジア語楽紀行 香港・広東語編」の
第1回、見ましたか?
第1回は「ムコーイ(ありがとう・すみません)」でした。広東語ができなくても、香港に何回か
行っている人は、すでにこの「ムコーイ」を使ってるのではないでしょうか。かくいう学芸員Kも
香港ではムコーイの連発です。
この「アジア語楽紀行」、5分番組なので、あっという間に終わってしまいますが、香港の街を
眺められるのでオススメです。全部で第12回まであり、各回が、再放送も含めて同じものが
4度放送されます。きのうの第1回も6月12日ほかあと3度放送されますので見てみては?

ところで、番組のなかで、いま香港ではビルの屋上のカフェが流行しているというこが紹介されて
いました。そんなものが流行しているとは知りませんでしたが、そういえば、3月に香港に行った
ときに、ビルの屋上にパラソル付きのテーブルとチェアがいくつか置いてあったのを、ホテルの
部屋の窓から見かけましたが、あれがその屋上カフェというやつかもしれません。

香港では、たとえばデパートの屋上には日本のように子どもの遊戯場などはないと
思うのですが、ビルの屋上自体はけっこう活用されています。
エレベーターもないような古いビル、いわゆる「唐楼」と呼ばれる建物の屋上には、
バラックのような小屋が増築されているのを見ることがあります。違法建築のペントハウスです。
何かの本によれば、この小屋もしっかり売られている場合もあって、いかにも香港らしいです。
「香港映画の街角」という香港映画の評論本があります。その本の第一章が、「香港映画は屋上をめざす」です。リンク先を見てみてください。

香港は狭い。だから本来ならもっと屋上が活用されてもいいはずだ、と部外者の学芸員Kは
思っていますが、このカフェの流行から派生して、屋上屋台やビアガーデンなどができたりする
かもしれません。夏は暑いから冬。火鍋をつつきながらの香港の屋上のビアガーデンの
ビールはメチャクチャうまそうです。またビールの話になりました。

「アジア語楽紀行 香港・広東語編 第2回」はきょう6月7日の夜11:55から放送です。

きょう渋谷のブックファーストに行ったら、
ダイヤモンド社の「地球の歩き方 香港 2006~2007年版」が書店に並んでいたので購入。
このシリーズの香港編が1988年に出てから、毎年、習慣で買ってます。
今回の表紙のイラストは、衣料品の屋台の雰囲気と看板の感じから推測するに、
深水[土歩]あたりを描いたものでしょうか。
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今年の版も真ん中にタイアップのお店のクーポン券が付いてます。
これがあるせいで、ページをペラペラめくるときに引っかかって手ざわりが非常に良くないです。

映画『男たちの挽歌』(原題「英雄本色」)の挿入音楽について
その後ネットであたってみたら、
T社の「『英雄本色』オリジナルスコア盤CD」の
セカンドエディションに、『バーディ』の音楽も福建語歌謡曲『免失志』も
新たに加えられていることがわかりました。
学芸員Kが持っている最初のエディションには、この2曲は入ってません。

写真は学芸員Kが持っている最初のエディションのCDです。
ジャケットが自主制作っぽいですね。
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ある掲示板に、セカンドエディションで追加された収録曲の音楽ファイルが
2曲アップされていました。クリックして聞いてみたら、まさしく、『バーディ』と『免失志』です。
おそらく、それぞれのオリジナルCDからのダビングによるコピーではないかと思われます。
そもそも『英雄本色』のCDは、版権がクリアされていないと推測されますが
セカンドエディションはさらに大胆にやってますな~。

学芸員Kが香港の廟街で偶然見つけたり、図書館から借りたりして
なんとか集めてきた『男たちの挽歌』の挿入音楽ですが、
あっさりと、『英雄本色』オリジナルスコア盤のセカンドエディションが、
最初の版で欠落していた箇所を入れて再リリースされていたんですね。
このセカンドエディションが出ていたことは知っていたのですが、
欲しかった2曲が入っているとは知りませんでした。
ファンからの要望が高かったらしいのですが、やはり皆さん
同じ箇所の音楽が欲しかったというわけです。

版権的にはヤバめと思われる『英雄本色』のCDですが、
学芸員Kとしては、セカンドエディションも欲しいところです。
このセカンドエディションは2002年に出て現在は絶版のようです。

きのう、『男たちの挽歌』(原題「英雄本職」)の挿入曲の話を書きましたが、
書いてて思い出しました。
きのう書いた銃撃戦の場面の前に、料亭「楓林閣」で流れる中国語の歌謡曲があります。
これから始まる銃撃戦の前の、場違いな料亭での享楽を、スローモーションの映像と
陽気な歌謡曲の音で印象的なシーンにしています。
これは『英雄本色』のオリジナルスコアCDには入っていません。
しかし、香港でたまたまこの曲の入った歌謡曲CDを手に入れることができました。

これです。
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福建語歌謡のヒット曲集です。ということで福建語の曲だったのです。
タイトルは「福建暢銷金曲(一)」です。このCDは廟街で手に入れました。
あるとき、香港の廟街の露店を冷やかして歩いていました。
すると、この曲が聞こえてくるではありませんか。
曲の流れる方へ向かっていったら、中国の歌謡曲CDを専門に売っている露店でした。
店のオッチャンに「今流れているこの曲のCDはどれ?」と聞いて買ったのがこれです。
曲名は「免失志」。歌っているのは小陳雲という人です。
根拠はないのですが、海賊盤ではないと思います。

もし、探している人がいたら、この曲名で探してみてはどうでしょうか。

きのう、図書館から『バーディ』というアメリカ映画のサウンドトラックCDを借りてきました。
しかし、学芸員Kはこの映画のことはまったく知りません。
では、なぜ借りてきたか?

ピーター・ガブリエルの作曲した『バーディ』の音楽が、
香港映画『男たちの挽歌』(1986年 原題「英雄本色」。写真はVCDジャケット)で
流用されている!ということを、知ったからです。
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