2007年2月アーカイブ

 香港ヤフーのオークションに出品されている「香港茶餐廰シリーズ」のオリジナル版。このT for Candy版のボックスの写真をよく見たら、パッケージに日本語で 「第一章 僕たちの茶餐庁」 って文字が入ってます。おいおい(笑)。きちんと「茶餐廰」の「廰」が「庁」になってるし。

 http://hk.f1.page.auctions.yahoo.com/hk/auction/1113211782

 たしかに、学芸員Kや、このブログをご覧になっている香港マニアの日本人の方々にとって、香港の茶餐庁は「僕たち私たち」のものかもしれませんが(笑)、それにしても強引ですなあ。

 でも、こうしてみると、童友社版の日本語版のパッケージのほうが「香港」を前面に押し出してますね。これって海外の日本レストランの店内に招き猫や提灯や凧や博多人形がディスプレイされているのと同じですね。

 すでに21日の記事でお伝えしましたとおり、童友社の「香港茶餐廰シリーズ」は、香港で最初に売られたことがわかりました。

 そして、香港在住の香港人の方、Hypnosさんからの情報で、最初に販売したのが、香港の「T for Candy」というメーカーだということがわかりました。

 21日の記事に対するHypnosさんからいただいたコメントを読まれた方も多いと思いますが、Hypnosさんによれば、1年ほど前に香港で売られていたのを見たことがあるそうです。

 香港のヤフーオークションでも、このT for Candy版の「香港茶餐廰シリーズ」が出品されています。中文版のパッケージの写真が載っているので、ご覧ください。このページは内容が毎日変動するので、タイミングによってはそのパッケージの写真がないかもしれませんが。ちなみにここには「第2弾 宴会」もたくさん出品されているのがわかります。この「宴会」は以前の記事でも書いたとおり、日本にも輸入されて売られています。

 なお、下のリンク先のページは表示されない場合があります。そのときは、ブラウザがインターネットエクスプローラーならば「表示」→「エンコード」→「繁体字中国語(Big5)」にすると見ることができます。

 http://hk.search.auctions.yahoo.com/search/ac?p=T+for+Candy&cat=

 http://hk.f2.page.auctions.yahoo.com/hk/auction/b5678657

 う~ん、そうか、そうだったのか。香港のメーカーが出したものだったのか!!

 皆様、謎が解けましたね。

glico.jpg

 ゲストの方から写真を送っていただきました。香港在住の御友人からお土産でもらったグリコのお菓子。香港の「OKASHI LAND 零食物語」で売っているそうです。許可をいただきましたので写真をご紹介。

 コロンのエッグタルト味とマンゴープリン味、そしてプリッツのフカヒレ味。ゲストの方が寸法を測ってくれました。箱の大きさはコロンが縦6.5cm×横6cm×幅3.5cmの小箱で、プリッツは長く、縦25cm×横3.8cmです。

 学芸員Kはどれも食べたことがありません。食べてみたい。マンゴー味とかエッグタルト味はなんとなく想像できますが、フカヒレ味のプリッツって、どんな味? ビールのおつまみにイケるかも。

 ゲストの方の感想によれば、フカヒレ味プリッツは、なんちゃってフカヒレ味かも?ということです。エッグタルト味のコロンはあまりピンとこなかったとか。マンゴープリンコロンは香料のためかいちばんそれらしい味だったということです。

 友人の方の話では、プリッツもコロンも大きい箱に、写真の小パックがたしか20個ずつ入っており、お土産で分けられるようになっているとのこと。

 グリコはよく日本国内でもご当地お菓子を地域限定で売っています。新幹線の駅のお土産売り場でもよく見かけますよね。で、グリコはこの「ご当地限定モノ」を日本だけでなく香港でも出していたんですね。これはノーマークでした。

 尖沙咀のスターフェリー乗り場の近く、香港文化中心の横にあるお菓子屋さんは「OKASHI LAND」でしょうか。もしそうなら時々行ったことがあります。このお店では日本の「OKASHI」をたくさん売っています。香港駅と中環駅の間のコンコースにもお店があったような気がします。特に意識して見てはきませんでしたが、OKASHI LANDはショッピングモールなども含めてけっこうあちこちにお店を展開していると思います。

 香港ではウェルカムやパークンなどのスーパーマーケットでも普通に日本のお菓子をたくさん見かけますが、なかでもこのお菓子専門ショップのOKASHI LANDは日本のお菓子に特化した品揃えをしています。日本のお菓子は海外のものに比べてパッケージのデザインが繊細で、味や舌触りもきめ細かいです。そんなところがウケているのでしょうか。

 学芸員Kはホテルでの夜のビールのお供に、ウェルカムスーパーでスナックなどのお菓子をたくさん買い込みます。せっかくの香港だから、地元や中国のメーカーや日本ではあまり見かけない海外のお菓子を買おうと物色します。しかし、売り場のかなりな割合を日本のお菓子が占めていたりする。だからついついカルビーのポテトチップスなんかを、慣れ親しんだ味の保険として買ったりします。で、ホテルに戻って夜、いっしょに買ってきた海外のお菓子と食べ比べてみる。そこであらためて日本のお菓子の繊細な配慮、というか味わいを再発見したりします。日本の「OKASHI」は、やはり独特の位置にいるのではないでしょうか。

「OKASHI LAND 零食物語」の公式サイト
http://www.okashiland.com/pp/okashiland.asp

関連記事(なかなか興味深い記事です)
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/china/hong_kong/050523_showcase/index3.html

 そういえば、香港でも不二家の商品は売り場から消えているんでしょうか?

 日本在住の香港ファンの間で話題騒然(笑)の、食玩「香港茶餐廰シリーズ」。日本の童友社がリリースしたものです。

 なんでこんなローカルなものが日本で企画され、発売されたのか!? と、疑問に思っていました。

 が、ウィキペディアをたまたま見ていたら、「茶餐廰」の項目の中の「関連商品」の説明で、こんな記述を発見しました。

  「2006年11月に童友社から発売されたミニチュア食品模型のコレクション。もともと香港で売られたもので(後略)」

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B6%E9%A4%90%E5%BB%B3

 ……ナント!!! もともと香港で売られたもの!?

 そうなの? やっぱりこの「香港茶餐廰シリーズ」は、もともとはやっぱり香港で売るために作られたの?

 これは、当事者に聞くしかないか!?

 学芸員Kがやっております「香港なんでもケンショウ堂」掲示板への書き込みで、モヤオさんから情報をいただきました。

 NHK総合テレビで『世界ふれあい街歩き』という番組があるのですが、明日7日、深夜0時(だから正確には8日の0時)に放送される回は、香港が舞台だそうです。

http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/gtv/index.html

 みなさん、観ましょう!

 情報を提供してくださったモヤオさん、多謝、多謝、多謝!!!

 世間を騒がせている『発掘!あるある大事典2』の納豆ダイエット捏造騒動。この番組を制作していたスタッフは関西テレビのプロデューサーから 「視聴率が20%を超えたら香港に連れていってあげる」 といわれていたそうです。

 http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070204-151435.html

 もうひとつ。現在マカオにいる北朝鮮の金正男氏ですが、香港への入境許可が取り消されたということです。

 http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070202-150655.html

 関西屈指の高級住宅街があることで、兵庫県芦屋市は全国的に有名ですが、その中でも特に超豪邸―――いや「お屋敷」と言ったほうが似合うのか―――が立ち並ぶのが芦屋市の六麓荘町(ろくろくそうちょう)というところだそうです。

 昭和のはじめに開発された由緒ある超々高級住宅街。 この六麓荘町、学芸員Kは行ったことがありませんが、想像するに、東京で言えば大田区田園調布の、その中でも特に田園調布駅から放射線状に街路が伸びている、田園調布3丁目のような感じなんでしょうか。
 田園調布3丁目には、あまりにすごくて笑ってしまうような、これが個人の家なのか?と絶句するほどの非日常的な超豪邸が並んでいます。ここを物見遊山で散歩すると面白い。世の中にはこんなすごい、立派な造りの家があるのかあ、ということがわかる。

 さっきgooの地図でみたところ、六麓荘町は田園調布3丁目よりも宅地が広くて大きな家がたくさんあるようです。いまやっている山崎豊子原作のTBSのドラマ 『華麗なる一族』 の舞台は関西ですが、一族の住む家はここ六麓荘町という設定なんでしょうか。ちなみに学芸員Kは、今やってるドラマよりも昔作られた仲代達矢/佐分利信主演、山本薩夫監督の同名の映画の方が断然雰囲気が出ていて好きです。田宮二郎ほか脇を固める役者陣の顔ぶれもすごいです。黒澤映画で腕を鳴らした佐藤勝作曲のメインテーマも実に華麗です。
 
 2月1日、この芦屋の六麓荘町を超高級住宅街として存続させるため、400平米以下の住宅は建築を認めないという条例が施行されたとのことです。

 けさ、テレビのニュース番組でその条例施行のことが報道されました。番組ではこの六麓荘町の生い立ちについても紹介していました。で、ここでやっと本題に入りますが、なんとこの六麓荘町、最初の開発のときに、当時の香港の高級住宅街をお手本にして作られたということです。

 昭和初期に開発された芦屋のお屋敷街が香港をモデルとしていた !? 知りませんでした!

 それにしてもそのお手本となった香港の高級住宅街とは、いったいどこ?

 香港には九龍塘という高級住宅街があります。かつてはあのブルース・リーやチョウ・ユンファが住んでいました。しかし九龍塘は戦後の開発で、いわば新興住宅街。とすると、六麓荘町開発のお手本となったのは、かつてイギリス人が多く住んでいた、香港島の山の上のほうではないかと思われます。

 セントラルからピークに登るのに便利なピークトラムと呼ばれるケーブルカーがあります。いまは観光としての役割が大きいピークトラムですが、本来は山の上に住む支配階級のイギリス人の移動手段として作られたということです。このピークトラム沿線の当時のイギリス人住宅街が六麓荘町のモデルになったのかもしれません。

 そういえば、かつて香港の山の上にはヤオハンの和田会長が住んでいました。学芸員Kは香港の空港で和田会長を見かけたことがあります。すでにヤオハンが倒産したあとだったんですが、その後も和田さんは香港や中国と関係が続いているのでしょうか。

 ところで、六麓荘町はもちろんのこと、日本では土地区分によってその土地に建てるものが細かく制限されています。しかし、香港はなんでもアリ。だから香港の高級住宅街の九龍塘では豪邸がラブホテルに変身したりする。ブルース・リーの邸宅がラブホテルに改築され現在も営業されているのは有名すぎる話。

 ある香港映画―――どの映画だったか忘れたが、『仙樂飄飄』だったか?―――で、主人公の女性が男の同僚とタクシーに乗って、一刻を争うという用件があり息せき切って 「九龍塘まで!」と告げたら、勘違いした運転手がルームミラー越しにふたりを見て意味深にニヤッと笑う、というシーンがありました。香港でこの映画を観たのですが、場内の香港人観客はウケてました。
 
 香港を代表する超高級住宅街として知られる場所が、同時にラブホテル街としても世間に広く認知されているという状況。これが日本なら、華麗なる方々が住む六麓荘町や田園調布3丁目に、お屋敷とラブホテルが隣り合って並んでいる……ということになりますが、その光景はちょっと我々の想像の範囲を超えてしまいます。香港のこんなアナーキーなところが、傍観する永遠の香港観光客学芸員Kにとってはたまらない魅力です。

 学芸員Kは九龍塘には数回行ってみたことがあります。最初に行った90年代初めころはラブホテルが目立ってましたが、それ以降はラブホテルだけではなくウェディングの撮影スタジオや幼稚園、老人ホームなどもあちこちに見受けられるようになりました。いずれもかつての邸宅を改造したものが多いようです。いまはないかもしれませんが、いくつか映画会社の事務所もありました。ジャッキー・チェンの事務所も。

 いま、東京や各都市のあちこちに、雨後のタケノコのように建てられているタワー型の超高層マンションがありますよね。 あれも実は香港がお手本だったりして。

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