2008年1月アーカイブ

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 夕べのNHK BS2の 『香港映画のすべて』(再放送)は観ましたか? 私は予約録画しておきました。時間ができたときにゆっくり観るつもりです。

 きょう仕事を休み家の中を整理していたら、押入れの中からこんなものが出てきました(写真)。なんだかわかりますか? タイトルにもあるとおり、中国に返還される前の「英領香港の空気」の入った缶詰です。だから缶の中には何にも入っていません。空気だけ。単に、「返還前に缶を封印しただけ」というシロモノです。

 1996年か1997年に、ピークギャレリアにあったDFSの大きなお土産屋さんで買いました。缶をひっくり返して裏を見たら底にDFSのシールが貼ってあり「55香港ドル」となってます。当時で800円くらいか? いま振り返ると、なんでこんなもの買ったのかなとも思いますが、何度香港に行ってもやっぱりキブンは毎度「海外旅行」ですし、特にこのころは返還前のハイな気持ちのときだったし、おそらく勢いで買ったんだと思います。

 「英領香港の空気」というのだから、香港島か九龍、あるいは少なくとも新界のどこかの缶工場(?)の空気ということです。……と、私は信じているのですが、もし深センの工場とかだったりしたら、まったく無意味なものになってしまいます(笑)。

 まだご存じでない方に、お知らせです。
 来週の1月28日の翌日深夜0:50(29日の午前0:50)から、
 NHKのBS2で「香港映画のすべて」全3回が一挙再放送されます。

 NHK番組表

 さっき、DVDレコーダーのEPG番組表で「香港」でキーワード検索したら、この『香港映画のすべて』がヒットしたので、「おおおッ!!」と喜んだ次第。私は前回の本放送を見逃しましたので、今回はゼッタイに観ます。私と同じように未見の方はぜひ録画予約を忘れないうちに!

 また、このほか、BS2では同じく28日から31日にわたって、「インファナル・アフェア」3作や、「少林寺三十六房」2作、「大酔侠」も放送されます。

 楽しみです。

 ゴールデンハーベスト関連のことをGoogleで探していたら、たまたまYouTubeにこういうのがあるのを見つけました。同社の初期の作品のようです。音声は広東語ではなく、当時の香港映画として標準の中国語(国語)です。この映画は未見です。どのような映画なんでしょうか。とりあえず、載せておきます。

 なんか見覚えのある顔が……と思ったら、若きころの向華強が出ています。この人は、香港黒社会の大組織、新義安のボスのご子息です。

 向華強はのちに永盛電影公司を設立して、チョウ・ユンファやチャウ・シンチーの映画をたくさん作りました。私も数多くの永盛作品を観ました。同社は香港映画黄金時代の一翼を担っていました。

 ちなみに、以前何かの本で読んだのですが、第二次世界大戦のとき香港を日本軍が占領中、啓德空港の拡張工事をした際、日本軍に請われてこの新義安がその工事に協力したとのことです。

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 もう10日ほど前になりますが、いつものように神保町の三省堂本店に行ったら、こんな本がありました。即、レジに直行。

 『ファーストフードマニア Vol.1 中国・台湾・香港偏』(社会評論社/1890円)。

 公式サイトページ

 アマゾン

 表紙は昨年話題になった中国の「マクタッキー」。マクドナルドとケンタッキーをあわせたネーミングだということで、日本のニュースやワイドショーで揶揄されたチェーン店です。

 オールカラー256ページで見ごたえがあります。香港のページでは「大家樂」や「大快活」、「元気寿司」など40店近くが紹介されています。

 毎度のことながらまだ読んでいないので、感想は書けません。でも、香港好きの方なら面白く読めると思いますので、ぜひ書店や図書館で手にとってみてください。

 ところで、この本のタイトルは「ファーストフード」となっています。でも、「FIRST」じゃなくて「FAST」なんだから「ファストフード」というのが正しい表記じゃないか。編集者や著者もそれを知っていて、でも世間でより通用している呼び方の「ファーストフード」という言い方をあえてタイトルにしたんだな、と私は思っていました。

 ところが、単純にそういうもんでもないのかなという記事を見つけました。

 http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-43.html

 この記事をみて、「九龍」のことを日本人が「クーロン」と呼ぶことについて 以前サイトのほうで私自身がこういうことを書いたのを思い出しました。
 「クーロンと呼ばないで……でも、まあいいか。」

 あと、一応これも。
 教えて!goo「ファストフード?ファーストフード?」

 参考:ウィキペディア「ファーストフード」

 茶餐廳については 『香港無印美食』 という本がありますが、香港の「ファーストフード」についてここまで詳しく書かれたものはこれまでなかったように思います。

 ここのところ、香港関連の本がちょくちょく出て少し嬉しいです。未見の方は、ぜひ書店か図書館へ!

 スマートグローブの学研トイズが、3月に解散だそうです。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080118-00000003-scn-cn

 ちょっとだけ驚きました。けっきょく、もともと学研本社の玩具部門が学研トイズとして独立していたものが、また学研の一部門に戻るということなのかもしれません。会社設立自体もおととしということですから、しばらくしたら別の会社で再出発するのかも。

 YouTubeに、香港の映画会社のロゴマーク集のパート5がアップされていました。このシリーズはこれで完結のようです。

 以下、参照。
 パート1~3
 パート4など

 1から5まで、よくここまで集めたなあと思いましたが、欲を言えば、1960年代以前のものがもっとあればいいなとも感じました。

 よく行く神保町の三省堂書店本店の1Fエスカレーター横の、企画陳列のところに、ディスカバリーチャンネルの新しくリリースされたDVD 「巨大空港建設プロジェクト:香港の挑戦」というのが置いてありました。

    

 紹介のサイトがあります。

 ディスカバリーチャンネルDVD「巨大空港建設プロジェクト:香港の挑戦」
 http://www.kadokawa-cc.com/product_info.php?products_id=339

 私はCSに加入していたときも、ディスカバリーチャンネルは選択していなかったので見たことがないのですが、このドキュメンタリーはかつて放送したやつのDVD版のようです。収録時間が44分なので、民放の1時間ドキュメンタリー番組と同じくらいだと思います。

 きょう、さっき行った近所の紀伊国屋書店では品切れ入荷待ちでした。三省堂でもそうでしたが、通常3570円のところ「今なら特別価格2980円」で売っています。
 アマゾンだと2642円で送料無料

 ただいま、買おうかどうか、考え中。

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 この前のクリスマスでサンタは息子にニンテンドーDSをもってきましたが、それとは別に妻の実家から贈ってもらうプレゼントの候補がありました。

 それが写真の「スマートグローブ」(学研トイズ)です。
 ひとことで言えば「しゃべる地球儀」です。

 アマゾン

 クリスマス前、12月初旬にトイザらスに行ったら、この「スマートグローブ」がいい場所に展示してありました。店頭価格はたしか1万9800円くらいだったか。地理好きの妻がいたくこの地球儀を気に入り、妻の実家から孫へのクリスマスプレゼントとしてお願いしたのですが、なんか、けっこう人気があったようで、品薄なのか手に入れてもらうことができませんでした。

 もともとこの地球儀は、香港のメーカーが開発したとのこと。学研はその日本語版の製造と販売の権利を手に入れて、中国で製造したらしいです。

 で、驚きのきのうの記事。

 「学研地球儀、中国圧力に屈す…台湾を「台湾島」表記」
 http://www.zakzak.co.jp/top/2008_01/t2008010901_all.html

 しゃべる地球儀ですから、文字表記だけではありません。「台湾島」にタッチペンで触れると、「中華人民共和国」「首都は北京」という音声ガイドが流れるらしいです。この地球儀は国歌も流れるので、おそらく「義勇軍進行曲」が流れるようになっていると思います。

 そんな事情を知らなった12月初旬、トイザらスでこの地球儀をいじったとき、もしこれらの音声が流れたら、こりゃまたすごいジョークの不良品だ!とぶったまげていたことでしょう。

 そしてきょうの続報。

 「学研トイ:地球儀に「台湾の首都は北京」、返品応じる」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080110-00000031-scn-cn

 この地球儀にそんなことが潜んでいたのか。スマートじゃないなあ。今後の販売は中止、そしてすでに売られたものも希望者からは回収される模様です。

 ヤフオクでは、きょうの朝までは入札ゼロだったのに、いきなりプレミア価格での入札になっているのには苦笑しました。はたしてレア物になるか? 機を見て敏なるヤフオクです。

 ヤフオク「スマートグローブ」

 中国の今回の行動は、それが正しいことかどうかはともかく、一国の行動としては当然のことだと私は個人的には思います。国家としてもっとも重大な案件のひとつが領土問題です。自国内の企業が、他国の企業から請け負った輸出用の製造物とはいえ、それが端的に表れる地図(地球儀)について、中国は国として明確な態度を取っただけ。結局、中国の要求を受け入れて販売してしまった日本の学研が、軽率だったと思います。でも、同じ立場にいたら、私も同じ判断をしてしまったかもしれません。多分タイミングが悪すぎたんだと思います。

 中国から学研への要求があったときは、すでにこの地球儀には多数の受注があった後だったらしいです。受注をキャンセルするよりは中国の要求を受け入れたほうがマシという判断だったのか。もちろん利益も考えたのでしょうけど、結局大きく裏目に出てしまいました。これほどの騒ぎになるとは考えなかったのかもしれません。

 また、この「台湾島」のほか、日本にとって直接関係ある樺太が、この地球儀ではロシア領土として色が塗られているらしく、そっちのほうも、かなり大胆だなと思います。

 学研トイズは「不適切な表記があった」として、このスマートグローブの返品を現金と引き換えで応じるとのことですが、これはこれで儀礼的である意味過剰な対応であることを学研トイズ側も十分自覚したうえでの行動のようにも思えます。やはり学習教材の「学習研究社」だからこその対応ということなんでしょうか。

 参考:http://www.gakkentoys.co.jp/

 でも、実際のところ、購入者のうちで「台湾島」や「ロシア色の樺太」に憤慨して返品する人はあまりいないのではないかと思います。おそらく返品があったとしても、その返品の理由の本音は、飽きちゃったからとか、たいして面白くなかったから、とかそんな理由からではないでしょうか。

 私なら製品に添付されていた 「お客様へ」 の紙片に書かれてある文章(前掲記事 中ほど 左写真)を読んで、「そうか、そんな事情ならこれはまあ仕方ないな」とちょっと気持ち悪いけど納得して、子どもには隣国のお国の事情を教えておいて、まったく問題ナシとしてそのまま使うと思います。逆にこの部分が、「国」というものや歴史を子どもに考えさせるホットな教材にもなるかもしれないし。

 この「スマートグローブ」が、今回の受難を乗り越えて、該当箇所をクリアしていつかまた店頭に並んでほしいです。中国ではもう日本向けのものは生産できないと思うので、別の国で生産されることに期待します。復活したら、そのときはあらためて妻の実家の義父母に、今度は孫の誕生日プレゼントとしてお願いしてみます。

 ただ、この商品、今回の問題とは別に、けっこう壊れやすいという不評もあがっていました。たしかに最初にトイザらスで展示品をいじったとき、値段の割りにチャチな感じがしました。新しいバージョンが作られるなら、その点を改良してほしいです。

 今回は香港からはなれた話題でしたが、製品を開発したのが香港のメーカーだったということで……。

 関連記事検索結果

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                         (写真:http://sozai-free.com/sozai/00662.html


 こういう記事を見つけました。

 「全日空、羽田-香港間で定期便」(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp:80/atmoney/news/20080106i202.htm?from=navr

 チャーター便となってますが、これは申請上というか、便宜的なものですよね……?
 
 おっ、と思ったのは、その発着時間です。

 「羽田を夜9時に出て、香港には未明に到着。」

 記事では香港着未明となってますが、夜9時に羽田を出れば、現地時間で翌日午前1時ころには香港に到着することになります。入国後は空港で仮眠するなり時間をつぶして、明け方市街地入り→ホテルに荷物を預けて、市内散策→午後にホテルに戻りチェックイン。

 現地での時間を朝イチからフルに使えそうですが、どうでしょうか? 1泊目は機中&空港となるけれども、初日からフルに使えます。半日以上余分に香港で過ごせますよ! 体力的にはキツイけど。

 以前、中華航空を使って羽田から台北に行ったとき、思いました。「そうか、成田は不便だけれども、成田から海外に行くほうが空港の雰囲気も仰々しくてイベント性があって『海外に行くゾ!』という気分が味わえるなあ」、と。やはり成田はドラマチックです。

 しかしこの全日空の「羽田-香港」の便の発着時刻の魅力は大きいです。いったん飛び立てば、飛び立った空港が成田であろうが羽田であろうが、過去のものです。気持ちはもう香港に行ってます。

 ところで、きょういっしょにお風呂に入って、6歳の息子に聞いたところ、
 以下のことが判明してすこし落ち込みました。
 息子の頭の中の意識ではこういう図式となっているそうです。

 ママ > ニンテンドーDS > パパ(私)

 先日のビクトリア湾での新年カウントダウンは、こんなに大掛かりで華やかだったんですね。まったく知りませんでした。北京オリンピックがあるからでしょうか。なんか、この映像見て鳥肌立ちました。

 もし次回もこんなのをやるなら、これはもう行くしかありません。私の場合、前回の正月行きでは息子がまだ4歳だったので旺角のホテルの窓からはるか彼方の香港島を眺めながら新年を迎えたのですが、今度の正月は7歳になっているので彼を引き連れて妻と3人で尖沙咀のプロムナードの突端でカウントダウン決行です!

 ちなみに2007年カウントダウンはこんな感じ(Youtube)。でも、これでも以前に比べれば派手になったと思います。
 http://jp.youtube.com/watch?v=eyoxzg0ww7g&feature=related

 それにくらべて東京は地味です。それもまたいいのですが。

olympic-stairs1.jpg

 ちょっと前になりますが、銅鑼湾の歩道橋の階段にて撮影。オリンピックの開催年とその都市が書かれています。

olympic-stairs2.jpg

 階段を上っていくと、当然ながら予想どおり最上段には 「2008年北京」。これを見たとき、「ああ、やはり香港は中国に戻ったんだなあ」などと、すでに返還から10年も経っているのに思ってしまう私なのでした。街のあちこちでふと何かに触れるたび、いまだに英領香港時代をなつかしんでしまう、未練がましい学芸員Kです。

 しかしそんな観光客の感傷的な想いとは逆に、香港がイギリスの植民地だったころから、香港の人々はオリンピックで中華人民共和国の選手を応援していました。

 実際、返還の前年のアトランタオリンピックで中国本土の選手が何かの種目で金メダルを獲ったそのあくる日、カナダ移住→パスポート取得→Uターンという典型的な香港アッパーミドルの知人に昼食で会ったとき、彼がその金メダルをすごく喜んでいたのを私は記憶しています。共産党独裁国家を忌避するその一方で同胞の選手の勝利をたたえる香港人の態度は、考えれば当たり前のことなのでした。

 ということで、あけましておめでとうございます。いよいよその北京オリンピックの2008年がやってまいりました。

 返還後も本土とは別に独自参加している香港に、私は北京オリンピックでも日本選手に対してと同じくらいの応援をしたいと思います。

 一方、開催国特典で巨大選手団を送り込む中国には、北京五輪開催を同じアジア人として私は祝福しつつも、中国選手が良くも悪くも最大のライバルとなるでしょうから、日本と戦う試合や競技ではテレビの前で彼らにブーイングいたします(笑)。

 ことしはサイト「香港なんでもケンショウ堂」の更新を昨年よりもやる予定ですので、ときどき覗いてみてください。本年もよろしくお願いいたします。

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