2008年2月アーカイブ

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 春節、いわゆる日本でいうところの旧正月。「正月休み」で中華系の人々が日本にたくさん旅行でやってきました。

 きょうNHKテレビで、「春節の休暇でやってくる中国の富裕層の観光客をあてこんで新宿のデパートがサービス強化」、という内容のレポートを流していました(仕事中だったので音声しか聴いてませんが)。

 これと同じ主旨の記事 サンケイビジネス

 またこの番組ではそれに続けて、「日本のウェディング会社(ワタベウェディング)が香港に新たに支店を設けて香港人カップルを相手に日本での結婚式をプロデュース」、ということも伝えていました。

 で、Yahoo香港に行き、検索したら、ありました。

 ワタベウェディング http://www.overseas-wedding.com/chi/index.html

 あとこれも http://wedding.esdlife.com/campaign/watabe/article1.asp

 日本人の一部の人々がハワイやヨーロッパで結婚式を挙げるのを好むように、香港のカップルの一部では日本で挙式するのがブームなんでしょうか。

 かつて、香港の観光シーンでは日本人が最高の上得意客でした。少ない日程でたくさんのお金を使うのが日本人の旅行パターンです。日本人は街のあちこちで、日本語で声をかけられました。それが今では中国本土の富裕層が日本人に取って代わり、香港の土産物屋やブランドショップや時計店では中国標準語がまさしく標準語となりました。

 いっぽう日本でも、先のNHKのレポートによれば、格差社会となって財布のヒモの固くなった地元の日本人庶民に代わって、中国の富裕層の来日観光客が、かつてのアジア各国での日本人観光客のように厚遇されるようになっている、ということです。

 この中で、香港人の位置がどうなっているのか、私はよくわかりませんが(だからきょうのNHKテレビのレポートで中国本土の富裕層と香港の人々をいっしょにしているのが理屈に合うのか私にはよくわかりません。このレポートを私は仕事をしながら聴き流していたので、私の取り違えかもしれません)、いずれにせよ、

 かつての一元的な「日本人=客」という時代では確実になくなったということですよね。

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 (上写真 : 尖沙咀の香港文化中心前での、香港人カップルの記念撮影風景。香港文化中心内に婚姻登記所があるため、この場所ではいつもこのような晴れやかな風景が見られます。ビクトリア湾をはさんで中環の旧スターフェリー乗り場近くのシティホールにも婚姻登記所があり、ここでも同じような風景をよくみかけます。旅行で香港の街を歩いていてこのような風景に出会うと、なんかすごく嬉しくなります。)

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 【中国情報局】 香港有名おばさんタレント「肥肥」沈殿霞さん死去

 【中国情報局】 「おでぶさん」死去に香港長官も哀悼 「喜びくれた」

 私にとって、沈殿霞は、泊まっているホテルのテレビで、いつも何か司会をしていたのが印象に残っています。涙もろいのかよく泣いていました。あと、深夜の昔のモノクロ映画で、おそらく1960年代の香港映画だったと思いますが、大学生の青春モノ映画で、今とほとんど変わらない風貌で出ていたので驚いたのを覚えています。

 合掌です。

 東京で「東京マラソン2008」があった2月17日、香港では「香港マラソン2008」が開催されました。同じ日にあったとは知りませんでした。

 【中国情報局NEWS】 香港マラソン2008:ランナー4万2000人参加

 東京マラソンの参加者3万2000人に対して香港は4万2000人。主催者発表の数字だと思いますが、とりあえず人数では香港に軍配。ちなみにトヨタがどっちにも公式スポンサーとして名を連ねています。さすがです。

 私が中環で遭遇してサインをもらった 方力申アレックス・フォン) が、香港マラソン2008のフルマラソン部門で3時間台で完走、というニュースもあります。

 【中国情報局NEWS】 さわやか体力派タレント方力申が完走

 方力申は超エリート香港大学卒にしてシドニーオリンピックに香港代表選手として水泳3種目に出場という、日本の東大卒タレント真っ青の目もくらむような輝かしい経歴を持つ文武両道の人。一昨年の東京国際映画祭に出品された 『得閒飲茶(「I'll Call You...」)』 や 『獨家試愛』 などに主演しています。(東京国際映画祭『I'll Call You』 ティーチ・イン 学芸員K参加てん末)

 シドニーオリンピック 香港代表選手リスト(Lik Sun Fongで載ってます)
 男子200M背泳ぎ結果
 男子200M個人メドレー結果
 男子400M個人メドレー結果

 そんな方力申の香港マラソンの完走タイムが、もう一方の東京マラソンで芸人トップで完走した猫ひろしの完走タイムとほぼ同タイムということが、ネットニュースを見ていてたまたま判明。

 【サンスポ】 やったニャー!猫ひろしが芸人ダントツタイムもギャグに反省

 ちょうど4分差です。

 ●方力申  3時間52分57秒 (香港マラソン史上初めて タレントで完走)
 ●猫ひろし 3時間48分57秒 (東京マラソン2008 芸人でトップ完走)

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 香港と東京、アジアを代表する2つの国際都市で、同じ日、青空のもと、おそらく今までもこれからも接点のないだろうふたりの芸能人が、ほぼ同タイムで、ガンバリました。

 ところで香港マラソンには毎年日本からのツアーもあります。妻が参加したいと言い出しました。どーするニャー!

 アラブ首長国連邦の実業家が、「1」というナンバープレートを 1,500,000,000円で落札したそうです。15億です。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2351845/2651457

 私はいままで、香港のナンバープレートのいわゆる「幸運車牌」の売買のその価格がスゴイと思ってましたが、アラブはその上を行ってます。

 たしか香港のナンバープレートで過去最高額が付いたのは、「  9  」です。英皇集団の楊受成が1300万香港ドルで買ったとか。アラブに比べると安いけど、でも、日本円で億ですよ、億。

 ちなみに香港では「1」というナンバープレートは、日本でいえば警察庁長官にあたる香港警務處處長の公用車に付いています。

 下の写真は、学芸員Kの 「香港 幸運車牌 写真コレクション」 から。以前サイトの方にも載せましたが、私が中環のマンダリンホテル近くで遭遇して撮影した香港のナンバープレート「  7  」です。走行中だったので必死でカメラを向けました。2006年の3月のことです。

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 この「  7  」というナンバー、ウィキペディアの「香港車輛註冊號牌」によれば、今は故人の香植球という人が、当時480万香港ドルで手に入れたものだということです(撮影当時の持ち主は不明)。いい数字なのに、480万香港ドルとはお手ごろ価格です。

 日本の私の車の幸運車牌「3288」(生意發發=商売繁盛)は、希望ナンバー申し込みで、4100円(300香港ドル)で手に入れました。お手ごろ価格です。

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 今年小学校に入学する息子用に、地球儀を買いに行きました。ちょっと気が早いとも思いましたが、ここのところ夜、ベッドで寝ながら国名で山手線ゲームを何度か息子と地理好きママと3人でやったところ、図鑑で仕入れてくるのか「セント・ヴィンセント・グレナディーン」とかやたらと私の知らない小さな国の名を息子が挙げてくるので、それじゃいまのうちに息子のその知識の定着を地球儀で図ろう、と思ったわけです。

 買いに行ったのは日本橋の、その名もズバリ「地球儀専門店」。

 http://www.globe-shop.net/

 行く前にどれを買うか候補を決めておきました。候補はリプルーグル社渡辺教具製作所の2社の地球儀です。具体的にはリプルーグルのコレと渡辺のコレ

 地球儀でもっとも有名なメーカーはアメリカのリプルーグル社です。シカゴにあるメーカーですべて一貫生産されています。各国語版を作っていて、世界の地球儀の70%のシェアを持っているとか。10年ほどまえに、私は同社で一番人気のリノックスというを手に入れたのですが、さすが古くなって国名が現状に合わなくなってしまい、いまは実家にあずけてあります。

 一方の渡辺教具製作所は、日本のトップメーカーらしく、緻密な雰囲気です。日本の工場で作られています。実物を見ましたが、さすがメイドインジャパンという感じで貼りあわせが極めて正確です。

 結局、リプルーグル社のチャレンジャーのほうに決めました。こちらのほうが川の名前なども入っていて、表記が日本の教科書に準拠しているというので。また、リプルーグル社のチャレンジャーのほうが従来からのイメージどおりの地球儀らしく子どもに親しみやすそうです(これは地理好きの妻の意見)。もし自分用なら、クールな雰囲気の緻密な渡辺のほうにしていたかもしれません。

 それにしても、地球儀では「香港」はなんとも味気ないです。

 地球儀を見ても香港のことが気になります。地球儀で「香港」はどんな具合になっているか見てみますと……。

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 文字だけです。私たちがその形に慣れ親しんでいる香港島や九龍半島は、位置を示す◎印の下にかくれてしまってます。もしかくれてなくても、4000万分の1だから識別できないほど小さいと思います。

 これがもしたとえばスペインマニアとかだったら、「こっちのリプルーグルの地球儀のスペインはオレンジ色、あ、渡辺のこっちはピンク色だな」とか国の形の正確さの優劣とかを比べたりすることができますが、香港は文字だけ。しかも「ホンコン」という表記に、なんとなく違和感が……。

 でも、あらためて感じましたが、地球儀っていいもんですね。丸い手触りが手のひらになんとも心地よいし、数少ない行ったことのある国、その他ほとんどの行ったことのない国を、くるくる回しながら巨人の目で眺めてぼんやりするのもまた一興です。

 サイトの方の掲示板に悠さんから情報いただきました。

 以前このブログで書きました全日空の「羽田-香港」便が4月1日運行開始です。すでに販売中。

 http://www.ana.co.jp/int/airinfo/promotion/hnd_hkg_line/index.html

 香港に着いたら飛行場で夜を明かし、明け方市街地に乗り込み、ホテルに荷物をあずけて、そのまままだ人の少ない街を歩く!

 東京在住の人はこの便を使えば香港が気持ち的により近い存在になります。でも正規の割引チケット以外のいわゆる格安チケットはなかなか出てこないかもしれませんね。

 成田の雰囲気を取るか、羽田の利便性を取るか?

 行きは成田で気持ちを高めて、帰りは家に帰るのが楽な羽田という手もありますね。

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 きのう朝7時半から放送された『獣拳戦隊ゲキレンジャー』を、6歳の息子、ママと3人で観ました。最終回です。この『ゲキレンジャー』は夏休みにやった劇場版も含めて、香港映画のパロディが随所に入っているので面白いです。

 ところで、以前私が通っていた美容院の美容師さんが映画好きの人で、私も好きですので彼とよく映画の話をしました。この美容師さんは香港映画はジャッキー・チェンや有名どころの映画なら昔観ていたとのことでしたが、彼いわく 「香港映画って、唐突にいきなり終わりませんか」。

 で、また1、2ヶ月後、再び美容院に行って、また映画談義になりましたが、また彼いわく 「香港映画って、唐突にいきなり終わりませんか」。 彼にとって、よっぽど香港映画は唐突にいきなり終わる印象があったのでしょう(笑)。

 彼の言う香港映画は、1970年代から1980年代にかけての作品のことだと思います。たしかにこのころの香港映画は、最後にいきなりバーンとストップシーンになって「劇終」の文字が出て、余韻もなくいきなりエンディング、というのがけっこうありました。観ているこちらは「エッ?終わり?」てな感じです。

 で、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の最終回。物語がすべて終わりメデタシメデタシ。最終回らしくいつもとは違う長いエンドロール。しかしエンドロールが流れたあとも番組は終了せずに、まだ話は続く。場所は一転して香港。画面には香港島の摩天楼の遠景。旅に出た主人公ジャンは香港の下町にいる。ジャンと香港の少年たちとの、物語の本筋とは関係ないやりとりがあってのち、ジャンが笑って唐突にシーンがストップ、ドラがジャーンと鳴り響いて大きな文字で 「劇終」! 番組はそこで終わっていきなり間髪いれずに画面にはちびまる子ちゃんの顔がアップの森永ココアのCM。1年間続いた番組は、こうして最後はアッサリと唐突に終わってしまいました。

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 私と同じく香港映画が好きな妻とこれを見て大笑いしてしまいました。また同時に私は唸ってしまいました。子ども向け番組でこんなマニアックな終わり方にしちゃっていいのか?(笑) スタッフによっぽど香港映画好きな人がいるんでしょうか。 『ゲキレンジャー』映画版では、1970年代の歴史に埋もれたような香港映画のパロディもあるというし。

 猫とか象とか、動物をかたどった着ぐるみの味方が出てくるところからして、おそらくこの『ゲキレンジャー』の主な視聴者層は小学校に上がる前の4~6歳児です。これまで1年間毎週欠かさず観てきた全国の子どもたちは、最後の最後のこの呆気ない唐突な終わり方に何のことだか事態が飲み込めないまま、「劇終」の文字の後に流れたちびまる子ちゃんの森永ココアのCMを見つめながら頭の中は 「?」 だったかもしれません。

 『ゲキレンジャー』では役名もパロディのオンパレード。サメの着ぐるみの「シャッキー・チェン」とか象の「エレハン・キンポー」、ペンギンの「ミシェール・ペング」(おそらく皇帝ペンギンの「皇帝=キング」で、ミシェール・キング!)、ゴリラの「ゴリー・イェン」、はたまた「ピョン・ピョウ」などなど。で、「シャッキー・チェン」の声は石丸博也!

 テレビ朝日の一連の戦隊シリーズはたしか2年遅れくらいで香港でも放映されているようです。この『獣拳戦隊ゲキレンジャー』を香港の子どもたちがいったいどう受けとめるのか、ちょっと興味があります。

 【参考】
 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』公式サイト
 http://www.tv-asahi.co.jp/geki/(テレビ朝日)
 http://www.toei.co.jp/tv/gekiranger/(東映)

 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』 ウィキペデイア
 『獸拳戰隊激氣連者』 ウィキペディア香港

 ちなみに来週から 『炎神戦隊ゴーオンジャー』 http://www.tv-asahi.co.jp/go-on/というのが始まります。

 ところで話は変わりますが、きのう地元の区民会館で「子ども映画祭」というのがあって、ディズニーの『レミーのおいしいレストラン』を家族で観に行きました。無料ということもあり1200席の会場はほぼ満席。映画の上映中、お父さんお母さんと子どもの笑い声が何度も会場を満たしました。やっぱり大きな場所で大人数で映画を観るのはいいものですね。

 恭喜發財! うーん、うらやましい、香港では2回もお正月で盛り上がれて。

 中国のWang Gangさんという方から、メールをいただきました。

 彼は、中環の雲咸街(ウィンダムストリート)の歴史を調査しているとのことです。
 
 参考:ここが香港・雲咸街あたり(by Google 航空写真地図)

 彼がネットでこの雲咸街のことを検索していたら、私のサイト「香港なんでもケンショウ堂」にある1986年撮影の雲咸街の「娯楽戲院」の写真を見つけたそうです。

 このページの写真です。
 http://homepage2.nifty.com/hongkong/cinema-kg.html

 Wangさんは現在刊行を準備している本があるそうです。その本のために雲咸街の写真を収集していて、すでに50枚以上集めたのだそう。現在のところ、1846年から1960年代のものが手に入っているが、1980年代のものはないとのこと。

 そこで、1986年撮影の「娯楽戲院」の写真を引用元明記で使わせてもらえないか、とのことでした。私は、お役に立つならと快く承知いたしました。

 今年の夏に香港で、この彼の調査の集大成として本が刊行されるとのことです。私の写真は果たして掲載されるのか? 載ったら嬉しいです。

 昨年の 『憶記戲院記憶』 に続き、香港や中国のコアな方々から様々なコンタクトをいただいているので、ちょっと驚いています。トラムファンの香港人の方からもいろいろと情報や写真をいただいています。

 で、メールでWangさんの依頼にOKしましたら、後日、彼からこんな写真がありますよと画像が届きました。
 コレ。(写真A)

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 【写真A 雲咸街 1910年代撮影】(courtesy of Mr.Wang Gang)

 これは1910年代の雲咸街だそうです。
 この写真は、かつて私が1986年と2006年に撮った写真(写真B、C)と、ほぼ同じ位置から撮影されたもののようです。見比べてください。

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 【写真B 雲咸街 1986年3月 学芸員K、はじめての香港で何の気なしに撮影】

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 【写真C 雲咸街 2006年3月 学芸員K、20年後の様子を同じ位置に立って撮影】

 写真Cでは、交差点の道路が改造されて自動車が右折できないように歩道が左に(写真では右へ)カーブして延びていて景観が異なるため、撮影位置が違って見えるかもしれませんが、上の写真Bと同じ位置に立っての撮影です。

 で、Wangさんに「この古い写真をブログでみなさんに紹介してもいいですか?」とたずねたら、いいですよの返信とともに、さらにこんな写真が届きました。雲咸街をクローズアップしたものです。トリミングされたものかどうかは聞いてませんが、写真Aとは別の写真です。写真Aの真ん中あたりを拡大したような感じになってます。

flower-street-closeup.jpg
  【写真D 雲咸街クローズアップ 1910年代撮影】(courtesy of Mr.Wang Gang)

 Wangさんがメールで 「ほら、ここに...」 と言うので注意深く見てみると......。

BijouTheatre.jpg
 
 おっ、「BIJOU THEATRE」 という看板が!

 看板の付いている建物の位置は娯楽戲院とほぼ同じ場所。Wangさんによれば娯楽戲院は正式な映画館としては香港でもっとも古い劇場だそうです。その歴史は1907年までさかのぼることができるとか。ということは1910年ころ撮影のこの写真の 「BIJOU THEATRE」 が娯楽戲院の前身の映画館ということか?

 久しぶりに私も香港のいまはなき映画館のことを調べてみたくなりました。Wangさんの本では娯楽戲院の歴史も解説されるそうです。

 ところで、最初の写真Aを見てください。写真の下に「Flower Street」という文字が入ってます。これは当時の通称でしょうか。通りにはたくさんの花があります。路上売りの花屋さんと思われます。香港で花屋さんの通りといえば、今なら旺角の北、MTR太子駅の東にある花墟道(Flower Market Rd.)や太子道あたりを思い出すのですが、1910年代は雲咸街が路上の花屋さんであふれる通りだったんですね。

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 以前書きました映画『ブレードランナー』(BLADE RUNNER)のブルーレイディスク5枚組セットがアメリカから届きました。

 日本版はDVDでしか発売されていません。ブルーレイがほしかったので、ネットでアメリカ本国版を注文した次第です。

 この商品は限定版で、日本版は限定1万セットです。しかし私の本国版のケースの外に貼られたシリアルナンバーのシールを見たら、「096845/103000」ってなってました。アメリカ本国版は「限定10万3000セット」。10万も作ってしまったのか。これじゃ限定版とは言えません(笑)。

 『ブレードランナー』はショウブラザースのランラン・ショウの出資により製作されました。作品の冒頭の映画会社のロゴタイトルにも、「release in association with SIR RUN RUN SHAW」とクレジットされています。ちなみにこの映画の香港や台湾での中文タイトルは『銀翼殺手』というらしいです。

 前にも書きましたが私にとってこの映画のイメージや音楽は、香港とは切っても切れないものになっています。この映画の冒頭に「LOS ANGELES NOVEMBER,2019」という文字が黒バックに流れて、ドドーンと音楽とともに近未来のロサンゼルスが画面に現れるのですが、そこを「HONG KONG JULY,2019」と頭の中で置き換えてサントラ音楽を聴きながら、スターフェリーから香港島の摩天楼を見上げて自分で鳥肌立たせたりしています。

 せっかくブルーレイディスクを手に入れましたが、肝心のプレーヤーを持っていません。テレビも地デジ完全移行までのつなぎで買った2万1000円のブラウン管テレビしか家にはないのです。

 晴れて高画質大画面で観ることのできる日はいつか?

 参考:ウィキペディア「ブレードランナー」

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