2008年7月アーカイブ

 啓徳空港開港10周年記念出版として、『啓徳懐想 香港国際空港物語』という本が8月29日に発売される模様。発行元は、最近『100%香港製造』を出したばかりのTOKIMEKIパブリッシング。著者は関根寛さんという方。価格は1785円。

 TOKIMEKIパブリッシングのサイトにはまだ載ってませんが、グループ元の角川書店のサイトにあるこの本の内容紹介によれば、

 「かつて国際都市香港の顔として、世界中の航空ファンから親しまれた啓徳空港の開港10年を記念して、有名な香港カーブの再現や当時の面影を訪ねるなど、空港へのオマージュを高らかに謳い上げる。」

 とのこと。これは期待大です!

 【追記】 いま、発見したのですが、一番上の文、「啓徳空港開港10周年記念出版」は、間違ってますよね。この文、角川書店のサイトに載ってたテキストをそのままコピー&ペーストしたのですが...。正しくは「啓德空港開港10周年」ではなく「新空港開港10周年」ですよね。......でも、そうだとすると、内容紹介のところの 「かつて国際都市香港の顔として、世界中の航空ファンから親しまれた啓徳空港の開港10年を記念して」、というこの本の出版趣旨が成り立たなくなります。だから、内容紹介の「開港」のところが「閉港」に修正されて、この本は「啓德空港『閉港』10周年記念出版」ということになります。「私たちが親しんだ名物啓德空港が去ってちょうど10年。いまここで在りし日のカイタックを思い起こそう!」 この出版の趣旨には共感します。とにかく無事刊行されることを望みます!

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 『地球の歩き方 香港 '08~'09』、買ってきました。

 「マカオ」の表記が表紙から抜けましたが、すでに蓮花さんからのご報告のとおり、中身を見たらマカオはきっちり例年どおり入ってました。

 先日、マカオ単独版として初めて『地球の歩き方 マカオ』が刊行されたので、私はてっきり「今度出る『地球の歩き方 香港』は、香港単独版だ。なのにページ数が昨年版と同じということは、マカオの抜けた分、香港の情報が増えたんだ!」と喜びましたが、これぞまさにヌカ喜び。

 私ひとりで騒いで、ブログに書いて、そしてひとり撃沈しました。

 期待してしまった方がいたら、すみませんでした。

 ペラペラとページをめくってみました。昨年版と基本的に変わらぬ中身ですが、本文のレイアウトやデザインが、今年の版は一定周期の改変の年にあたるのか、けっこう変わりました。それにしても20年前の初版は2色刷りページが多かったこの「歩き方」もずいぶんとカラフルになりました。

 今回の版では「エンターテインメント」の項目が「エンジョイメント」の名前に変わり、香港映画の記事は一部加筆修正されています。「香港映画の行く手」の小見出しが付く文では、大騒動となったプライベート画像流出事件にも触れています。

 昨年版で少しスペースが増えた香港のパンの紹介が、さらに大きな扱いで「意外とおいしい!香港のパン『麺飽』」と題して見開き2ページいっぱいで紹介されています。

 最初のほうのページに最新のスポットが紹介されていますが、メイドカフェが銅鑼灣にできているのには笑いました。

 「地球の歩き方」はあれもこれもと内容がたくさん詰まっている分、版を重ねても修正が手付かずで古い情報のままのものが結構あるかもしれません。現に私が個人的に店主を知っているある小さなお店の記述は、20年前の初版からずっと内容が同じです。

 でも、いまはネットもあるので、まずはこの「歩き方」で各情報を仕入れておき、ネットでその最新の状況を確認したり掲示板などで質問したりすればいいと思います。そういう使い方をするなら、この「地球の歩き方」は情報のとっかかりとなる 「総覧」 として使えるガイドブックではないかなと思います。

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 「地球の歩き方 香港(&マカオ)」は1988年に最初のが出てから毎年欠かさず買ってしまいます。もう習慣です。

 写真の右上、横に寝かせてあるのはJICC(現宝島社)の「スーパーガイドアジア 香港・マカオ・広州」です。私にとっての初めての香港行きのバイブルでした。改訂版が1回出たのち絶版となってしまいました。

 この「スーパーガイドアジア 香港」と少し似たアプローチの「地球の歩き方」にいよいよ「香港偏」が出ると知り、1988年に買ったのが写真の一番左の1冊。以来、毎年出るたびに買い続けて現在20冊。この週明けに出ると思われる「08~09年版」ももちろん買います。マカオが抜けて初めての香港単独版だし。

 なお、上の写真にある背表紙のうちいくつかには「マカオ」の表記がないですが、それでも中身はマカオのページがきちんとあります。

 「地球の歩き方」は香港に行くときは必ず持っていきます。ただし現地で開くことはまずないのですが。何かあったときのために一応持っていくという感じです。

 日本の海外旅行のガイドブックは、「地球の歩き方」の登場によって大きく様変わりしたと思います。ガイドブックのサイズも皆地球の歩き方と似た感じになってしまいました。

 いま書店のガイドブックのコーナーに行くと、いろんな出版社からいろんなガイドブックが出ていますが大同小異でこれといったものがないように感じてしまいます。

 「地球の歩き方」は、売れているからこそだと思いますが、内容や情報の信用度に関して批判されることも多いです。しかしやっぱりその情報量は数あるガイドブックでは群を抜いていると思います。

 いまのところ、とりあえずという感じで「地球の歩き方 香港」を毎年買ってしまいます。

さっき髪を切りに行ったあとで、紀伊国屋書店に寄ったら、『地球の歩き方 香港 08~09』はまだ発売されていませんでした。

報告まで。

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 妻が、ブログのネタになる?と買ってきました。

 「糖朝」の名前の入った(箱の右上のところ)「LOTTE 期間限定 マンゴーのカスタードケーキ」です。

 マンゴー味というだけで、糖朝のプロデュースというわけではなさそうです。

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 裏面には「糖朝」の解説があります。ロッテが香港スイーツの有名ブランド「糖朝」の名前を借りてパッケージの冠にして、その代わりに裏面で「糖朝」の宣伝を入れてあげる、というバーターなんでしょうか。

 写真に撮っただけで、私はまだ食べてません。すでに妻と子どもが全部食べてしまったかもしれません(笑)。

 【糖朝の日本のお店のサイト】 http://www.rt-c.co.jp/business/02toucho.html

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 『地球の歩き方 香港 '08~'09』が、アマゾンによれば明日発売される模様。ただし書店の店頭に並ぶのは週明けなのかもしれません。

 今年、「マカオ」はついに独立を果たしました。今回から『地球の歩き方』では、「香港」は「マカオ」を解放して「地球の歩き方 香港 マカオ」から「地球の歩き方 香港」となります。

 マカオが抜けた分、香港単独版はページ数が少なくなるのか、と思ってました。しかし、公式サイトを見たら今回の版の総ページ数は「536ページ」となっています。昨年の『地球の歩き方香港 マカオ '07~'08』は、いま手元にないのでネットで調べたら533ページとなってました(通常、本のページ数は8の倍数なので、3ページの差というのは結局どこからどこまでをページとしてカウントするかの違いというだけで実質上はまったく同じ総ページ数だと思います)。結局マカオがなくなった分、そっくりそのページ分、香港の情報が埋まった形になります。

 さて、マカオがなくなった分、きっちり香港の情報が増えたのでしょうか? それとも水で薄めた感じになっているのでしょうか?

 みなさま本屋さんで確かめましょう!

 香港単独版になった新生『地球の歩き方 香港』、表紙の絵柄がオーソドックスにトラムのある風景なのがとてもイイです。線路を見たら単線のようなのでハッピーバレーに行く支線ですかね。ああ、トラムに乗りたい。

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 夕方、新宿の紀伊國屋書店新宿南店に行き、『いつも香港を見つめて』を買いました。

 この本屋さんはたいへん大きいですが、発売(6月25日)から少し経っているからか、この本は平積みではなく棚ざしで1冊だけありました。それをゲットしました。5階の国際情勢のコーナーです。

 正直いうと、書名に『往復書簡』と付いているのが、私は好きではありせん。著者がどんな人物であろうと、いや、もう少し正確にいえば、著者が「よっぽどの人」でない限り、たとえそれが当初から出版を前提にしたやりとりだったとしても、表題で「往復書簡」と銘打ち、単なる「手紙」を披露してそれに売価を付けて本にしているということに傲慢な感じがしてしまうのです。「往復書簡」というのが、編集の構成上の演出だとしても。きっちり読者に向けて書いてほしい。そこまでいうならこの本買わななければいいじゃん、ということになりますが、そこは中身が「香港」に関することなので、すみません、買ってしまいます。 

 いかにも硬そうな本なので、はなっからパスという人も多いとは思います。私も、価格が2520円と高いし、「往復書簡」なので、どうしようかなと思いました。が、迷いつつも目次を見て、買ってしまいました。

 私が買う決断をしたきっかけとなった「目次」の項目を転記しておきます。(往復書簡なので、それぞれの項目に、「四方田犬彦から也斯へ」あるいは「也斯から四方田犬彦へ」というのが入っていますが、ここでは省略します)

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「女王陛下とブルース・リー」

「香港の食べ物」

「島とフェリーボート」

「盛り場の再開発」

「旺角と新宿を比較する」

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 全部で12ある章立てのうち、私が買うきっかけとなった目次の項目は以上です。これを見る限りでは、香港ファンには面白そうですよね?

 私は、店頭でこの目次を見て買ってしまいましたが、面白いのかどうか、いまだに不安です。個人的にはやはり「往復書簡」ということにひっかかりを感じますし未読ですので、自信をもっておすすめはできません。私など、個人的には、表題に「往復書簡」と入れたら、本来なら買ってくれるはずの対象読者が興味なくして、結果、購買者の数を減らしてしまうと考えるのですが、どうでしょうか? でも、読んでもいないので、何ともいえません。往復書簡であることを生かした中身なら、ごめんなさいです。読んだあと(当分先になると思いますが)このブログでまた書きます。

 ご興味のあるかたは、本屋さんに行って現物を手にとってみてください。あるいは図書館で注文してみてくださいませ。

hkmitsumete.jpg 発売前にこの本のことをいちど書きましたが、発売されていることを忘れてました。すでに6月25日に出ています。天下の岩波書店の本。硬そうな内容だと思いますが、ご興味があればどうぞ。私は明日にでも書店に行ってみます。

 岩波書店のページ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/5/0221650.html

 四方田 犬彦(ウィキペディア)

 香港の中環に「雲咸街(Wyndham street/ウィンダムストリート)」という名前の通りがあります。雲咸街と聞いてピンとこなくても、中環のメインストリート皇后大道と交差する通りでその交差点に娯楽行という大きなビルが建っている、といえば「ああ、あの道か」と思い出す人も多いのではないでしょうか。フリンジクラブもこの通りにあります。

 中国のWang Gangさんという方により、この通りの歴史をたどった『An Illustrated Story of Wyndham Street』という本が今月、香港で刊行されます。

 この本には、100年にわたる雲咸街の歴史の解説とともに各時代の写真が掲載されます。その中の1枚として、1986年に私が撮った写真が載ることになりました。

 著者のWang Gangさんが1980年代の雲咸街の写真を探していて、私のサイトのページ(ココ)に行き当たりました。そして今年の1月、写真を本に使わせてもらえないかとのメールを私にくださいました。もとは単なる旅行で撮ったスナップ写真です。お役に立てるなら、ともちろん喜んでOKです!

 本に載るのはこの写真です。1986年に撮影。 

kings1986.jpg 

 あるいはタテ位置のこれ。先方にふたつ送っておいたので。

kings1986-2.jpg 

 香港に初めて行ったときに、当時あった大映画館「娯楽戲院」を撮ったものです。たまたま撮影したこの通りが雲咸街だったというわけです。

 私のサイトのページには「雲咸街」や「Wyndham Street」という語句は出てこないので、Wang Gangさんはおそらく「娯楽戲院」か「King's Theatre」で検索して、このページに行き当たったのだと思います。

 Wang Gangさんから依頼があったので、5月に、元のネガを印刷用に思いっきり大きなデータにスキャンしなおしてメールで送りました。

 ところで、なぜ「雲咸街」なのか? Wang Gangさんによれば、この雲咸街の歴史をたどると、香港の文化の起源と発展を見ることができるということです。

 この通りにはさまざまな新聞社や出版社、図書館など、香港の文化に関わる重要なものが各時代にあったらしいです。古い香港に造詣の深いishikawaさんに送っていただいた1950年代の地図を見ると、なるほど、あのサウスチャイナモーニングポストのビルもこの通りにあったことがわかります。(1950年代の古い地図は、以前載せましたコチラ〔ページの下の方〕)

 今回のいきさつについては以前書いたコチラ

 というようなわけで、去年香港で出版された『憶記戲院記憶』に続き、今回は中国本土の方が香港で出される本に私の写真が使われることとなりました。

  たまたま映画館を撮った写真だったのですが、こういう形でまたまた本に載るなんて、前回に続き少々驚いています。

  この『An Illustrated Story of Wyndham Street』は、香港ブックフェアの前に刊行されるらしいので、もうそろそろ出来上がると思います。

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 Yahoo動画でアンディ・ラウの『香港極道 野獣刑事』をやってます。ただし吹き替えです。1988年の作品。昨年の4月から配信していて来年の4月までやるという2年間のロングランです。いま昼休みに10分ほど観ただけですが、やっぱり私はこの時代の香港映画が好きです。

 http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00027/v01354/

 続報です。

 http://jp.reuters.com:80/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-32621020080708

 現地の報道によれば実は予断を許さない状況らしいのですが、まずは一歩進展したということでしょうか。

 朝日新聞の国際面(P.6)に、『アジアの街角』という小さな囲みの連載コーナーがあります。

 きょうから香港の銅鑼灣が取り上げられています。

 きょうの話題は銅鑼灣の街の片すみの「打小人」です。

 bruceleehouse2.jpg 

 記事追記修正しました。

 先日、話題にしました「ブルース・リー旧邸宅売却騒動」、続報です。

 http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-32574920080703

 購入希望を断って、いきなり寄付の話が!

 いわゆる「今後の成り行きが注目されます」っていう感じですが、ブルース・リーファンにとってはいいニュースです。

 でも、いったんは物件を売りに出したYu Panglin氏って、ちょっと人騒がせじゃないでしょうか? こういうのは振り返れば、なんか疑ってみたくなります。Yu Panglin氏の人となりは知りませんが、もしかして、最初から話題づくりだったんじゃないの~?とか。でも、寄付ということなら、とにかくスゴイです。

 いや、もともと、売却したらその収入の一部を四川大震災の被災地に寄付する、という話でした。が、それをやめて、物件自体を「寄付するかもしれない」ということですから(でも、どこへ寄付?)、少なくともこの物件がらみでの被災地への金銭的な寄付はゼロになってしまうことになります。 

 それにしても14億円での購入希望があったとは驚きです。やっぱり香港の不動産はすさまじいです。田園調布も真っ青です。香港の土地は日本とは違って所有権でもないのに。

 追記。こんな記事もありました。

 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2413428/3098813

 112億円を提示した人もいた。......ちょっとマユツバな感じもします。いくらなんでもアナタ、112億円って!?

 それと、この記事によれば、現在の所有者の余(Yu)氏は1960年代にこの土地を買ったということですが、ブルース・リーは1970年代前半にここに住んでいました。ブルース・リーは余氏から借りてたということなのでしょうか。この記事、間違っているような......。

 いま、見直しましたが、この記事、「1億500万ドル」ってなっています。......ひょっとして「ドル」の前の「香港」の文字が抜けちゃっているんじゃ?(笑)。

 だから誤って「米ドル=日本円換算」で「112億円」。米ドルで換算しちゃダメですよ~。香港ドルと米ドルはひとケタ違うんですから。

 むかし香港のタクシーで「この料金メーターは米ドル表示だ」と観光客をだます輩もいた、というのを思い出しました。

 一番最初に挙げたリンクのロイターの記事ではきちんと「1億500万"香港"ドル」ってなってます。

 一応、こちらの記事も。

 http://www.web-tab.jp/article/3247

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 仕事を休み、カミさんと新宿のシネマスクエアとうきゅうに『ミラクル7号(長江7號)』を観に行きました。当日券でしたがきょう水曜日は女性は1000円なのでラッキーでした。先日、7歳の息子に観に行きたいかと聞いたらNOという返事だったので、じゃあ、息子が学校に行っている間に香港返還11周年記念の一環で夫婦で行くかということになりました。こじつけです。

 ストーリーについては公式サイトを。http://www.sonypictures.jp/movies/cj7/

 まあまあ面白かったのですが物語の結末にやや不満があります。でも、構成や細部の出来不出来ならともかく、映画を作った人が意図して「青く塗った」物語の結末に対して、私が「結末が赤に塗られていないじゃないか」と言ったってしょうがないです。こっちで勝手に期待してしまった別の結末を望んでも仕方がありません。

 チャウ・シンチーの映画を観ると、「ベタだなあ」と思うシーンが必ず出てきます。今回はマギーという巨漢の小学生の女の子のシーンです。マギーを演じるのは大人の男の人(レスラー)で、声は子どもの女の子の声で吹き替えています。こういうベタベタのシーンは慣れない人が観たらドン引きになってしまうかもしれません。

 ベタなナンセンスは香港の街を舞台にした低予算プログラムピクチャー時代のチャウ・シンチー作品から続く伝統ですが、海外の資本が入ってきて潤沢な予算を組んだ作品でもそれを出してくるのはある意味すごいと思います。

 『ミラクル7号』は主人公の男子小学生ディッキー(上の写真右)を女の子が演じて話題になりました。それに加えて、大人の男が演じる女子小学生マギーと戦う、暴龍というこれも大きな男子小学生を23歳の女性が演じています。さらに家に帰ってパンフレットを見たら、いじめっ子の同級生の男の子を実は女の子が演じていると書いてあったのでビックリしました。この映画では都合4人が男女を入れ替えて演じているのです。 

 私たちは朝一番の吹き替え版と次の回上映の字幕版(広東語音声)の2回鑑賞しました。私はやはり字幕版のほうがよかったです。チャウ・シンチーの作品は役者のオーバーな演技や表情も特徴だと思うのですが、吹き替えの場合、オーバーアクションに合わせた日本語吹き替えを聞くと、私の中では「オーバー」の許容範囲を超えてしまうのです。広東語版だと、外国語としてそれを聴く私にとってはオーバーアクションが中和され、むしろそのオーバーアクションが笑いの大切な要素となります。

 しかしこの『ミラクル7号』は、気軽に観てもらいたいという意図からなのか、あるいは子どもをターゲットにしているからなのか、東京の場合、上映される18館のうち、字幕版を上映しているのはわずか3館のみ。しかも字幕版単独でやっているのはたった1館。シネマスクエアとうきゅうでは1日に上映される5回のうち字幕版は朝イチの1回のみです。残る1館も1日に2回のみが字幕版です。ということでこの映画は基本的に「日本語吹き替えでご覧ください」ということです。

 ちなみに雑誌にはたしかこの作品が「チャウ・シンチーでは初の北京語で撮られた映画」と書いてあったので、そうならこの広東語版も「吹き替え版」ということになります。

 この映画、だいぶ前にいろんな方のブログで企画段階で紹介されていた当初は、もっと壮大でそのタイトルから想像されるようにロケットを絡めた宇宙を舞台にした作品だった記憶があるのですが、きのう雑誌を見たら、脚本が思いきり変更されたと書いてありました。その変更は予算の削減を理由にはしていないのかもしれませんが、結果として、出来上がりは良くも悪くも小さな作品となりました。

 ちなみに、もう慣れっこになりましたが、この映画の物語の舞台もロケも香港ではなく、中国本土です。エンディングのクレジットから察するに寧波市のようです。舞台が香港の街だったら、私の評価はもうちょっと、いやかなりアップしたかもしれません。 

 街頭ライブカメラによる情報です。香港が中国に回帰して11年目のきょう、香港島の中環、立法會大樓前で香港観光客によるわがままデモが行われているようです。デモ参加人数が35人と少ないようですが、シュプレヒコールによる要求数はとんでもなくたくさんあるようです。聞いてみましょう。

「カイタック空港を復活せよー!」「復活せよー!」

「映画館を1980年代の大映画館に全部戻せー!」「全部戻せー!」

「九龍城砦をもういちど出せー!」「出せー!」

「バードストリートをもとの旺角に戻せー!」「戻せー!」

「でもそうするとランガムプレイスがなくなるー!」「少し困るー!」

「シンフォニー・オブ・ライツは感動するぞー!」「感動するぞー!」

「だからあと5分延長しろー!」「延長しろー!」

「スターフェリーのボディ全面にリプトンとかまっ黄色に広告が入るのはなんか変じゃないのー?」「なんか変じゃないのー?」

「国際金融中心2期ビルってすごく高くてカッコイイけどひとつだけ極端にノッポでほかのビルの高さとバランスとれていやしないんじゃないかー?」「バランスとれていやしないんじゃないかー?」

「香港ディズニーランドはもうちょびっと広くしたほうが客が来るんじゃないのー?」「来るんじゃないのー?」

「香港上海銀行はいつの間に海外ではHSBCと名乗って『ロンドンが本部です』ってなんで強調するー?香港の名前がつくと胡散臭いのかー?」「胡散臭いのかー?」

「TVBとATVは昔みたいにもっと早い時間帯に深夜の白黒映画を何本も流せー!」「観たいー!」

 あ、ジョン・シャムもいます。この俳優はいろんな政治活動をやってますが、こんな香港観光客わがままデモにも首を突っ込むんですね。

「レイモンド・チョウはもう1回ゴールデン・ハーベストの株を買い戻してオーナーになってハンマーヒルのマンションを更地にしてもう1回スタジオを建設して映画を作ってくれー!」「作ってくれー!」

「ゴールデン・ハーベストのオープニングタイトルをダン、ダン、ダン、ダン!に戻してくれよー!」「ダン、ダン、ダン、ダン!に戻してくれよー!」

「カイタック空港が復活しないんだったら今の空港でいいからいっぺん試しに香港カーブで着陸してみてー!」「いっぺん試しに香港カーブで着陸してみてー!」

 付き合いきれないのでこれで実況を終わります。中環からでした。

 要求したいこと、なんかありますか?

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