2009年5月アーカイブ

 上のタイトル「ビビル」は打ち間違いではありません。こういう本が出ました。

choukousou-bibiru.jpg 第1弾の国内編に続き、この第2弾には香港のビルが載っています。

 アマゾン

 出版元:社会評論社での紹介ページ

 こういうサイトも見つけました。

 超高層ビル情報

 一応、ウィキペディアも。(香港のビルも出ています)

 ウィキペディア「超高層建築物」
 下の記事で書きました「香港おみやげスライド」をスキャン。その1。

 もともとのポジプリントがあまり良くなかったのかコントラストが甘く、また年月の経過で退色もかなりしていました。そこで、画像修正ソフトのPhotoshop Elementsでコントラストや色を調整して修復してみました。

 写真をクリックすると大きな画像が見られます。

slide-01.jpg スライドNO.1のタイトルは

slide-01mount.jpg「香港九龍夜景全景
  香港と九龍百万ドルの夜景
 HONG KONG - "THE PEARL OF ORIENT" BY NIGT」

 となっています。

 建っているビルを見ると香港上海銀行が旧ビルです。現在のあのビルは1983年から2年にわたって建築されたそうなので、この写真は1983年より以前の撮影ということになります。また、マンダリンオリエンタルホテルが見えるので1963年よりこっちということになります。

 各ビルの有無を詳しく見ていけばいつ頃の撮影かもっとはっきりわかると思いますが、ビルの埋まり具合からみて1970年代という感じではないでしょうか。私は1970年代半ばではないかと思っています。

 ところで、検索してみると、「香港おみやげスライド」の写真をスキャンしてすでにブログにアップされている方々がおられます。先を越された!(笑)。そこで、当ブログでは、一歩進めて「退色した古い香港おみやげスライド写真を高度な技術により(ウソ)修正・修復して現代に色鮮やかによみがえらせる」、をテーマとすることにします。

 不定期ですが気が向いたらそのつど載せます。

 【追記】よく見ると上の写真にはマンダリンオリエンタルホテルの向こうにジャーディンハウスのビル(窓が円い高層ビル)がありません。このビルは1973年オープンなので、写真は1973年より以前、あるいは、建築途中の様子もなさそうなので1972年、1971年より以前の撮影かもしれません。ということで、1963年オープンのマンダリンオリエンタルホテルがあって1973年オープンのジャーディンハウスが建っていないので、1963年~1973年の間の撮影と思われます。
slide-set.jpg
 休日恒例の収納整理をやったらこんなものが出てきました。

 香港のスライドとそのスライドを見るためのビュアーです。カミさんが子どもの頃、親戚のおじさんが香港旅行で買ってきたというものです。

 かつての香港旅行みやげの定番だったのか、この香港スライドセットを「親戚のおじさんからもらった」というのはよくあるパターンのようです。親戚のおじさんというのがミソで、なぜかお父さんではない。親類のなかでも羽振りのいい「おじさん」が一発奮起してツアー旅行で香港に行き、ガイドに案内されたお土産屋さんで親せきのために買った定番みやげがスライドということなのでしょうか。

 カミさんはこれを嫁入り道具のひとつとして持ってきたらしく、このスライドがなぜかカミさんの実家ではなくウチの押し入れで長い間眠っていました。

 今回初めて中身を見てみました。

slide-mount.jpg スライドは2箱あって全部で40枚。タイトルを見ると夜景が多いようです。

slide-parts.jpg
 ビュアーをばらしてみました。というより、ばらすつもりはなかったのですが、さわっていたら自然にバラバラになってしまいました。すごくシンプルな造りです。スライドを差し込んだらバネが線にさわり、電球がつく仕組みです。電池を入れてみましたが電球が切れているのか点灯はしませんでした。

 ところで、ビュアーにある「KELAYNA」って、なんのことでしょうか。このスライドのオーナーであるカミさんは、「これは日本語の『綺麗な』じゃないのかな」と推測してました。Googleでためしに検索してみましたがヒットせず。香港のことだし、「綺麗な→KELAYNA」もありそうな感じです。

 手持ちのスキャナでスキャンして綺麗なスライド40枚を見てみようと思います。
 香港の地名などの漢字を単語登録していますか?

 私の場合は、「尖沙咀」なら「ちむ」、「彌敦道」なら「ねい」という感じで最初の2文字で変換できるように登録しています。

 こんなのがあります。ここからテキストをコピーし、ペーストして単語登録すると便利です。

 http://www.chinaworld.com.hk/benri/dicgeog_main.html

 http://homepage1.nifty.com/ken-1/ml/hk_dic_sample.html

 あと、同じ方法でやっている人は多いかもしれませんが、Googleなどの検索で、たとえば「威霊頓街」を検索してヒットさせ、そこから文字をコピーしたいけど一部の文字が思い出せない場合、思い出して打てる文字だけ打って、あとはカタカナをキーワードとして入力すればいいと思います。

 たとえば「ウェリントンストリート」で「威霊」という文字が思い出せず、思い出せる文字が「頓」だけの場合、「頓 街 ウェリントン」とやれば、香港迷同志のブログなどに書かれている記事の「威霊頓街」がヒットしたりします。

 ほかにも良いサイトや、検索の良い方法などがあったら、教えてください。
akarenga.jpg
 下の記事へのコメントで太太さんが言われた「茶色いレンガの建物」。もしやと思い探してみたら、私が撮った写真がありました。同じく1986年3月、ネガフィルムを見てみますと、YMCAと同じ日に撮ったもののようです。

 壁に白地に黒い文字、というのは私の記憶違いでした。白い文字でした。

 この建物、「こんな建物あったなあそういえば」、という感じで、私にとっては当時から「謎の建物」でした。

 なんか壁一面の扉が消防署みたいです。香港島の軒尼詩道の湾仔と銅鑼湾の間にある消防署がこんな感じだったような。

 下の記事のコメントでも書きましたが、尖沙咀のここらへんの景色は、当時から現在まで、なぜか私にはかなり記憶が薄いです。

 このあたりを歩いているときは、それがこれから香港島へ向かう場合は気持ちがすでに香港島に行っていたり、逆に香港島からスターフェリーで戻ってきたときは気持ちがすでに尖沙咀の繁華街に向かっていて、この界隈の景色が頭の中をスルーしてしまうからなのか? 現在もどんな建物があるのか曖昧ですが、どうやら、ここは例の再開発のところですね。

 ところで建物の手前の道路標識、「油蔴地」となっています。「香港街道地方指南」を見ると「油麻地」ですが、「油麻地」は本来は「油蔴地」なんでしょうか。ほかでも見たことがあります。油麻地の「麻」の表記は前から少し気になっていました。
 1986年3月に初めての海外旅行で香港に行ったとき、36枚撮りのフィルムで22本、写真を撮りました。

 1本のフィルムで実際には37枚撮れるので、合計814枚になります。今じゃデジカメだから何枚でも気にせず撮れますが、当時はフィルム代はもちろん、それ以上に現像焼き付け代で出費がかなりかさみました。

 初海外で舞い上がっていた私は、とにかく片っ端から写真を撮りました。今思えばなんでこんなもの撮ったんだろうというものが多いですが、時が経過し今になって資料的価値が出てきたんじゃないかと思える写真も若干ですがあります。

 そのうちの1枚がこれ。尖沙咀のペニンシュラホテル横のYMCAです。

 当時のYMCAはまだ古い建物でした。

ymca1986-1.jpg すでに、一部で建て替えの工事が進んでいます。

 それからキッチリ20年後、2006年の同じ3月に同じ方向から撮影したのがこれ。

ymca2006-1.jpg 同じく違う方向からみた1986年3月のYMCA。

ymca1986-2.jpgで、これが同じ方向から見た2006年3月。

ymca2006-2.jpg 1986年の写真は超広角の部類に入る24mmレンズ、2006年はズームレンズの広角側28mmで撮影したので、画角が違うため完ぺきに同じ雰囲気で撮ることはできませんでしたが、なんとか見比べられると思います。

 旧YMCAは植民地香港のいかにもコロニアルな雰囲気です。新YMCAは簡素な雰囲気で、はっきりいって殺風景な感じがします。タイル張りの壁面で、香港のマンションにもよく見受けられる外装で、これはこれで香港っぽいです。

 1986年当時の旧YMCAには1階に学食のような食堂があって、私はそこでサンドイッチとアイスコーヒーでお昼をとりました。店員さんか別の客か忘れましたが、なぜか、お姉さんに「ワオ! アイスコーヒーなんか飲んだら、寒いよ!」と突っ込まれた記憶がありますが、別段、寒くなんかありませんでした。

 ところで、以前私が撮った、1986年の香港の映画館の写真が有名地元新聞社2社に「無断盗用」されたので、今回は写真のど真ん中にクレジットを入れときました。どうだまいったか! (笑)

 映画館の写真がしかるべきところで「盗用」されたのは、正直なところ、光栄だったのです。でも、YMCAの写真は(使われることはないでしょうけ ど)、もし使われるとすれば適当に扱われそうで、それは光栄ではないからクレジットを入れた次第。こんな文字、画像編集ソフトを使えば消せますが......。


 ブルース・リーが主演をやるはずだったとして有名な映画「冷面虎」の予告編を見つけました。リーの出演は実現ならず、代わりに王羽(ジミー・ウォング)が出ました。

 大変古い映画です。オール日本ロケ! 2分44秒のあたり、ジミーの痛がり方の表情が喜劇映画みたいです。

 この予告編ではタイトルが出てくるたびに「冷面虎 京都之旅」となっていますが、正式タイトルは単に「冷面虎」だと思います。1970年代に「冷面虎 復讐のドラゴン」の邦題で日本でも上映されたそう。この映画、未見です。

 ところで、『新宿インシデント』やってますが、観ましたか? 私は、どうしても1カ所、イヤなシーンがありそうで、結局、今回はスルーします!

 ジャッキーよ、ノーアクションでもいいから、せめて喜劇に出ておくれ!
cathay_postcard.jpg
 また例によって押し入れの整理をしていたら、キャセイの絵はがきが出てきました。機体のデザインが現行のものなので、この写真は1990年代に入ってからのものです。また、香港島のビルを背景にしているので啓德空港が閉鎖される1998年より以前となります。

 香港島のビルを背景にしたこんな景色も今は見られません。
sekaifureai-title.jpg
 昨夜、NHKで「世界ふれあい街歩き ホーチミン」を観ました。

 この番組は、全編手持ち撮影で街を歩き、街の人々とふれあうという内容です。超広角レンズによる映像で歩く速度で景色が流れるので、視聴者は自分が街を歩いているかのように思える、という趣向です。

 きのう出てきたホーチミンの路地裏は、家々のたたずまいが香港の新界の古い集落にあるそれのようです。ホーチミンにも行ってみたくなりました。

 何年か前にやった、この番組の香港編をご覧になった方は多いと思います。

 実は私も、私のサイトの掲示板にてゲストのモヤオさんから香港編の放送のことを教えていただき、しっかりと予約録画したのです。が、DVDデッキのハードディスクを整理しているときにうっかり間違って消去してしまいました(泣)。

 きのう、ホーチミン編を観てこの番組の楽しさを知り、あらためて香港編を消去してしまったことを悔やみました。

 NHKのことですから再放送をするかもしれない、と、けさ公式サイトを見てみました。

 再放送してほしい回を、サイトを通してアンコールすることができるようです。が、当然ながら希望どおり放送されるわけではありません。

 でもサイトをよく見ると、「DVD」の文字が! 香港編もDVDで発売されています。

 ガマンできずに先ほど注文してしまいました。NHKのショッピングサイトよりもamazonの方が安く送料も無料です。

 DVDは、別の回で放送されたマカオ編もいっしょに収録されています。マカオも好きなので観てみたいです。

 ちょっと心配なのは、この香港編は番組のなかでも比較的初期のものなので、昨日見たホーチミン編とは趣向が違うかもしれないということです。

sekaifureai-dvd.jpg 公式サイト

 ウィキペディア

 amazon
brucelee-memorial.jpg  例によって休日恒例の押し入れ整理(最近はこればっかり)をしていたら、新聞の切り抜きが出てきました。

 今から7年前、朝日新聞2002年3月29日付け朝刊

 こんな記事忘れてました。その後、この記念館は存続しているのでしょうか。行った方はいますか?

 香港では、九龍塘にあるブルース・リー旧邸宅を記念館にする動きが昨年ありましたが、これもその後どうなっているんでしょうか。
bus-demaeicchou.jpg はじめて香港に行ったとき、彌敦道に面したフォーチュナホテルの部屋の窓から撮影。見るモノ聞くモノすべて珍しかった初めての海外旅行。

 バスの広告が天井にまであって驚いて撮ったのがこの1枚。

 アパートの窓から見えることを考えての広告なんでしょうか?


 豚インフルエンザの感染で隔離された湾仔のメトロパークホテル ワンチャイの、隔離後のホテル内部の映像です。

 同じ投稿者による関連映像
 http://www.youtube.com/user/quarantine168

 香港の人々は、なんでまた香港で、と思っているかもしれませんが、SARSや鳥インフルエンザでの経験があるからなのか、当局の対応が徹底していると感じます。

 
 やせてます。

tram-newline.jpg

 下の記事で紹介しました、明報のサイトにあった「トラム新路線・歴代の車両を走らせる計画」の図。

 ふと思いついたことを下の記事のコメントにも書いたのですが、なんかあり得ないことでもないんじゃないかと、再度ここで記事として書き記しておきます。トラム現路線廃止の陰謀!

 当たるかも。イヤだけど。

 上の写真のトラムの新路線、なんでトラムなんでしょうか。土地の使用のことを考えたらモノレールだっていいじゃないですか。こんなところに線路なんか敷いたらまた他の交通と干渉してしまいますよ。

 トラムの経営権を半分握ったVeolia Transportationの陰謀、いやその後ろにいるかもしれない香港政府の計画というか構想はこうです。

 香港のトラムはもういくらなんでも古い。バスやクルマの交通のジャマにもなっている。
  ↓
 しかし観光資源としての香港の街のシンボルでもあるトラムを廃止するのは冒険だ。痛手が大きすぎる。
  ↓
 新路線を上の写真のように中環のスターフェリー乗り場から灣仔の会議展覧中心の間に作る。(スターフェリーの中環の乗り場が移転して不便になった庶民や観光客の不満も解消できる。)
  ↓
 この路線には歴代のトラムを再現した車両を走らせる。もちろん現在の車両も走らせる。観光スポットのアトラクションとなり、庶民の足となる公共交通機関ともなる。
  ↓
 みなさん、新路線でトラムに乗れるんだから、イイじゃありませんか、現路線は廃止しますよ! 庶民も観光客も 「まあ、これも時代の流れか。新路線でトラムが残るんだから、まあ、いいか
  

 現路線廃止!

 こういうシナリオです。(シナリオっていっても、単に最後の妄想部分だけですが)

 新路線は、現路線に比べて比較にならぬほど短いですので、普通のトラムを走らせるだけじゃ貧相。そこで、歴代のトラムを走らせるという寸法。

 なんか、現路線に新しい車両を導入するとかいう計画もあるようですが、それは本筋ではないのではないか。最終目標はあくまで現路線の廃止。

 根拠のない妄想ですが、思いついたから書いておきます。将来万が一当たったら、拍手してください。現路線がなくなることはゼッタイいやですけど。

 でも、実際問題として、現在のトラムがなくなることは観光の面から見てかなりダメージとなります。あるときを境に香港島の目抜き通りからトラムがなくなる。それはものすごい喪失感があります。

 だから代用となるものを新たに設けて、でもやはりトラムだから時代遅れの乗り物であることは否めないから、歴代の車両なんかを走らせて観光としての側面を強く押し出して、でも、もちろん足としても使える、そんな役割を持たせて、その代用品をもって現路線は廃止というカタチをとる。

 これはこれで現実的な、ソフトランディングというか考えられ得る着地点では?

 このままだと香港のトラムは行き場をなくしてしまいます。街なかを走ることは望めないけどトラム自体が走る場を新たな場所に設けてあげよう、これが観光資源として考えられた新路線計画の本当の狙いかも。

 だいたい、なんでここにトラムが走るのでしょうか。モノレールだっていいじゃないですか。わざわざ効率の悪いトラムにするのは、やはり観光スポットとしての狙いではないのか。でも、そうなら、いまだってすでに観光スポットとなっている現路線のトラムがある。なのに、なぜ新路線を設けるのでしょうか。

 確信した。やっぱり、新路線の敷設は、現路線廃止へのステップだ。十年計画の。

 ただ、100年を超えて内外を問わず皆に親しまれてきた香港トラムの廃止を、民族資本の九龍倉集団がやるのは重すぎる。そこでフランス資本のVeolia Transportationが乗り込んでバッサリ。悪役、謹んで引き受けます。日産自動車のリストラをやったフランスのルノーから来たカルロス・ゴーンさんのようなものか。本人はブラジル人らしいけど。

 ところで、もし新路線が実現して歴代のトラムが海沿いを走ったら、九龍の尖沙咀のプロムナードやスターフェリーの船上から眺めた中環~灣仔の景色は、遊園地のようになってしまうかもしれません。

 私としては、新路線も実現して楽しめて、現路線もずっと今のままの電車が相も変わらずこれからも走り続けることが理想です。

 追記:息子に「ご飯だよ」と言われ夕飯食べたあとこの記事見直して恥ずかしくなりましたが、このまま載せときます(笑)。 

tram-sansui.jpg
                   【写真:山水電気の全面広告のトラム(1986年撮影)】


 香港のトラムファン、Joseph先生からメールが来ました。「香港トラムの株がVeolia Transportに譲渡されましたよ」という内容でした。

 Veolia Transportってなんだ???

 調べたらこういう記事がありました。

 【レコードチャイナ】 九龍倉集団=香港トラムの運営権50%を仏企業に売却

 【ファイナンシャルリサーチ】  ワーフが香港トラムを合弁化、仏ヴェオリアに株式50%売却か

 【Railway Insider】 Veolia Transport takes over 50% of Hong Kong Tramways 

 視点をどっち側に置くかで表現が異なるけど、言い方を変えれば、要は、フランス系の大交通会社(Veolia Transportation)の中国法人(威立雅運輸集團)が、九龍倉の持つ香港電車公司の株式の50%を取得して経営に乗り込んで来たということです。

 こういう記事もあります。

 【明報】 半壁電車售法資 倡建海濱新線 舊電車化移動博物館

 えッ? 新路線? 移動博物館?

 「新公司甫成立,即公布新構思。易志明表示,經過初步研究,認為在中環灣仔新海濱設立新線可行,路線將連接天星碼頭及會展,屬循環線(見圖)。公司亦擬重新製造多代舊式電車行駛,短期內向政府提出申請,「有雙層有單層,就似移動博物館一樣」」

 古い代々の電車を新しく再現して中環のスターフェリー乗り場から灣仔の会議展覧中心まで走らせるということなんでしょうか? これはアトラクションなんでしょうか? こういうとき、おのれの中文の苦手なのが恨めしく思います。

 「有雙層有單層」、これはわかります。「單層」は、大昔あった単層デッキの1階建てトラムのことです。これも再現する構想があるのでしょうか。

 もしそうならこんなもの作って走らせることが実現できるのかどうか(採算合うのか&遊園地じゃなくて街なかでこれはキテレツすぎるんじゃないか)と疑わしく思いますが、でも、やってくれたらすごく面白そうです。今でもそうですが、香港の街が今よりもっと「乗り物遊園地」になります。

明報のサイトにあった、こちらがその構想路線(写真右下)。
写真をクリックすると拡大します。
拡大した写真をクリックするとさらに拡大します。

08ga301.gif しかしオフィシャルな街の空間を、こんな大がかりに玩具化するようなこと、できるのでしょうか。観光客としての私はやってほしいですが。

 構想はあくまで構想としてそれはそれとして、でも、つくづく思います。変化の激しい香港の街のど真ん中を、あんな古いデザインの古い車両のチンチン電車が未だに走っているのは、奇跡です。東京の銀座を今でも都電の半世紀前のデザインのチンチン電車が走っているようなものです。

 香港のトラムは私たち香港ファンの旅行者にとってもあまりにも当たり前の存在、あって当然の存在になってますが、いつなくなってもおかしくないと思います。

 もし、なくなることが決まって、その情報が世界に知れ渡ったら、最後の姿を見よう、乗ってみようと世界中から観光客が押し寄せるでしょう。私が考えるに、いま香港からなくなって一番寂しくなるのは、やっぱりトラムです。あの姿、音が香港島の街からなくなったら、ショックです、寂しすぎます。

 今回の「半分身売り」がいい結果となって、香港トラムが生きながらえてくれることを、本当に本当に本当に本当に本当に、本当に願っています。

 こちらの記事も参考に。

 香港ポスト配信記事

 【参考】
 維基百科「九龍倉集團」
 ウィキペディア「Veolia Transport(ヴェオリア・トランスポート)」
 ウィキペディア「威立雅運輸集團」
 ウィキペディア「香港トラム」
 維基百科「香港電車」

 香港電車有限公司 公式サイト(スピーカーの音量に注意)
 九龍倉集團 公式サイト
 Veolia Transport 公式サイト
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