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予告編通りなら香港風景満載か。しかも邵氏兄弟有限公司の大粒眞珠・尤敏も出ているとは。これは見逃せませんね。 宝田明の香港シリーズもDVDで再発して欲しいですね。
阿郎さん
予告編を写真で構成すると、もともとの動く予告編以上に本編が面白そうに感じられるというか、行間に面白さがあるように思えてしまうかも、と、アップするとき思いました。発見でした。
>予告編通りなら香港風景満載か。
満載か、ということになると、ウーンかもしれません。
いつも、香港ロケの日本映画などを観たあとで、感じるのは「もっとロケしてほしかった」です。屋内でのシーンはたいてい日本のスタジオでしょうし。
これは、香港ロケに限らず、当時の海外ロケ映画というのは、作品全体のなかでの海外ロケシーンの割合は、時間にすれば微々たるものなのでしょうし、それはこの「社長洋行記」も例外ではないと思います。
が、そのなかでは、この『社長洋行記』はロケシーンの時間はまあ長いほうだと思いますし、今とは違う風景も出てくるので、必見だと思います。
私個人としてはなかなか楽しめました。 古い日本映画の喜劇は今とは感覚が違うからか独特のぬるさを感じてしまうことが多いですが、でもこの喜劇は笑えました。
特に三木のり平が。
でも、この三木のり平は、香港には行けずに 置いてきぼりを食らうんですよ(笑)。 それが笑えるんですが、でも、 この可笑しい三木のり平を、香港につれていってほしかったなあと思います。
香港とは全然関係ない話ですが、 私はこの映画で三木のり平の面白さというものを 初めて知りました。 脇役だから光る笑いというのがあるんですね。
宝田明の香港シリーズは、まったく未見なので 本当に観てみたいです。
あと、尤敏ですが、私は詳しくありませんが、サイトで見てみたら、1959年に邵氏から國泰に移籍したということで、この映画のクレジットでも名前の横に「キャセイオーガニゼーション」と出てきます。
尤敏と聞いて飛んでまいりました。 仰せの通り、尤敏は元は邵氏(兄弟ではなく父子の方)でデビューしましたが、電懋に移籍後大輪の花を咲かせました。 ですから、香港の皆さんにとっては今でも尤敏=電懋の女優さんです。 で、例の香港3部作(宝田さんと尤敏の)は東宝と電懋の合作映画です。
せんきちさん
このたびは「社長洋行記」のレンタルDVDのことを教えていただきありがとうございました。
この映画は尤敏がポイントですね。
たしか、この映画の1962年当時、香港では日本映画が普通に毎日上映されてたんですよね?
この映画の英文タイトルは香港での公開向けのようだし、尤敏さんに日本の着物を着せたのも香港のファンへのサービスだと思いました。
物語の舞台も香港だけではなく、香港の観客にウケるようにしたのか、尤敏が日本に行き箱根などが出てきます。
ところで、「香港3部作 宝田」で検索したら一番上に映画祭がヒットしたので「おっ!」と思ったら2002年の開催でした(笑)。
>ところで、「香港3部作 宝田」で検索したら一番上に映画祭がヒットしたので「おっ!」と思ったら >2002年の開催でした(笑)。
そうです。あれは2002年でした。 ただ、3作一挙にということでなければ、ときどき上映されます。 でも、一番最近が2007年だったかも・・・。 CSでは昨年、衛星劇場で『香港の夜』の放映がありました。 ちなみに「香港3部作」といいますが、実はその後に4作目(『再会』)がクランクイン寸前で没になっているので、結果的に3部作になったというだけの話です。
幻の4作目もあったのですね。 結果として座りの良い「3部作」になったということですね。
私は詳しいことはまったく知りませんが、 東宝だけではなく、日活も香港の映画界とつながっていたんですよね。
以前、NHK BSでちらっと紹介された、「嵐を呼ぶ男」の香港版を観てみたいです。(オリジナルの日活の「嵐を呼ぶ男」を過去に観たかどうかすらも記憶が曖昧ですが……)
>東宝だけではなく、日活も香港の映画界とつながっていたんですよね。
いわゆる邦画6社(東宝、新東宝、松竹、東映、大映、日活)で考えると、どの会社も香港映画界との繋がりがあった、と言えると思います。 新東宝は合作映画こそありませんが、そもそも西本さんが香港へ行くことになったのは、邵氏から新東宝への助力要請があったからです。
>「嵐を呼ぶ男」の香港版(青春鼓王)
DVDが出ています。 http://www.yesasia.com/global/%E9%9D%92%E6%98%A5%E9%BC%93%E7%8E%8B-%E9%A6%99%E6%B8%AF%E7%89%88/1004674556-0-0-0-ja/info.html
例のドラム合戦の場面です。
http://www.youtube.com/watch?v=unod8S_cIWY
そうでしたか。そんなに日本の映画会社と香港の映画会社は交流があったのですね。
西本さんは、カラー映画の基礎を香港に伝授したんですよね。たしか。
西本さんの「香港への道」を読んで、映画というのは芸術であると同時に、職人によって成り立っている世界でもあるんだなと思いました。
YouTubeの「ドラム合戦」へのリンク、なぜか切れていたので「青春鼓王」で検索して貼り替えました。これで合ってますよね?
すごく面白いです!
嗚呼、いまはなき香港の大映画館たちよ! by 学芸員Kさん
このページは、学芸員Kが2009年7月12日 10:24に書いたブログ記事です。
ひとつ前のブログ記事は「啓德空港を写した3枚の古い写真【續集】」です。
次のブログ記事は「啓德空港を写した3枚の古い写真【續々集】」です。
最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。
予告編通りなら香港風景満載か。しかも邵氏兄弟有限公司の大粒眞珠・尤敏も出ているとは。これは見逃せませんね。
宝田明の香港シリーズもDVDで再発して欲しいですね。
阿郎さん
予告編を写真で構成すると、もともとの動く予告編以上に本編が面白そうに感じられるというか、行間に面白さがあるように思えてしまうかも、と、アップするとき思いました。発見でした。
>予告編通りなら香港風景満載か。
満載か、ということになると、ウーンかもしれません。
いつも、香港ロケの日本映画などを観たあとで、感じるのは「もっとロケしてほしかった」です。屋内でのシーンはたいてい日本のスタジオでしょうし。
これは、香港ロケに限らず、当時の海外ロケ映画というのは、作品全体のなかでの海外ロケシーンの割合は、時間にすれば微々たるものなのでしょうし、それはこの「社長洋行記」も例外ではないと思います。
が、そのなかでは、この『社長洋行記』はロケシーンの時間はまあ長いほうだと思いますし、今とは違う風景も出てくるので、必見だと思います。
私個人としてはなかなか楽しめました。
古い日本映画の喜劇は今とは感覚が違うからか独特のぬるさを感じてしまうことが多いですが、でもこの喜劇は笑えました。
特に三木のり平が。
でも、この三木のり平は、香港には行けずに
置いてきぼりを食らうんですよ(笑)。
それが笑えるんですが、でも、
この可笑しい三木のり平を、香港につれていってほしかったなあと思います。
香港とは全然関係ない話ですが、
私はこの映画で三木のり平の面白さというものを
初めて知りました。
脇役だから光る笑いというのがあるんですね。
宝田明の香港シリーズは、まったく未見なので
本当に観てみたいです。
あと、尤敏ですが、私は詳しくありませんが、サイトで見てみたら、1959年に邵氏から國泰に移籍したということで、この映画のクレジットでも名前の横に「キャセイオーガニゼーション」と出てきます。
尤敏と聞いて飛んでまいりました。
仰せの通り、尤敏は元は邵氏(兄弟ではなく父子の方)でデビューしましたが、電懋に移籍後大輪の花を咲かせました。
ですから、香港の皆さんにとっては今でも尤敏=電懋の女優さんです。
で、例の香港3部作(宝田さんと尤敏の)は東宝と電懋の合作映画です。
せんきちさん
このたびは「社長洋行記」のレンタルDVDのことを教えていただきありがとうございました。
この映画は尤敏がポイントですね。
たしか、この映画の1962年当時、香港では日本映画が普通に毎日上映されてたんですよね?
この映画の英文タイトルは香港での公開向けのようだし、尤敏さんに日本の着物を着せたのも香港のファンへのサービスだと思いました。
物語の舞台も香港だけではなく、香港の観客にウケるようにしたのか、尤敏が日本に行き箱根などが出てきます。
ところで、「香港3部作 宝田」で検索したら一番上に映画祭がヒットしたので「おっ!」と思ったら2002年の開催でした(笑)。
>ところで、「香港3部作 宝田」で検索したら一番上に映画祭がヒットしたので「おっ!」と思ったら
>2002年の開催でした(笑)。
そうです。あれは2002年でした。
ただ、3作一挙にということでなければ、ときどき上映されます。
でも、一番最近が2007年だったかも・・・。
CSでは昨年、衛星劇場で『香港の夜』の放映がありました。
ちなみに「香港3部作」といいますが、実はその後に4作目(『再会』)がクランクイン寸前で没になっているので、結果的に3部作になったというだけの話です。
せんきちさん
幻の4作目もあったのですね。
結果として座りの良い「3部作」になったということですね。
私は詳しいことはまったく知りませんが、
東宝だけではなく、日活も香港の映画界とつながっていたんですよね。
以前、NHK BSでちらっと紹介された、「嵐を呼ぶ男」の香港版を観てみたいです。(オリジナルの日活の「嵐を呼ぶ男」を過去に観たかどうかすらも記憶が曖昧ですが……)
>東宝だけではなく、日活も香港の映画界とつながっていたんですよね。
いわゆる邦画6社(東宝、新東宝、松竹、東映、大映、日活)で考えると、どの会社も香港映画界との繋がりがあった、と言えると思います。
新東宝は合作映画こそありませんが、そもそも西本さんが香港へ行くことになったのは、邵氏から新東宝への助力要請があったからです。
>「嵐を呼ぶ男」の香港版(青春鼓王)
DVDが出ています。
http://www.yesasia.com/global/%E9%9D%92%E6%98%A5%E9%BC%93%E7%8E%8B-%E9%A6%99%E6%B8%AF%E7%89%88/1004674556-0-0-0-ja/info.html
例のドラム合戦の場面です。
http://www.youtube.com/watch?v=unod8S_cIWY
せんきちさん
そうでしたか。そんなに日本の映画会社と香港の映画会社は交流があったのですね。
西本さんは、カラー映画の基礎を香港に伝授したんですよね。たしか。
西本さんの「香港への道」を読んで、映画というのは芸術であると同時に、職人によって成り立っている世界でもあるんだなと思いました。
YouTubeの「ドラム合戦」へのリンク、なぜか切れていたので「青春鼓王」で検索して貼り替えました。これで合ってますよね?
すごく面白いです!