2009年10月アーカイブ

card_lost_document.jpg
 と言っても、香港返還前の遠い過去の話です。

 上の写真は、そのときにクレジットカード会社に提出した「カード紛失届」のコピーです。例によって香港関連の書類(家族にとっては燃えるゴミ)を整理していたら出てきました。

 (ちなみにアップした上の写真、緑色の丸いシールを偏執狂的に貼りまくっているようにも見えて我ながら不気味ですが、これは単に画像処理ソフトでクリックして処理しただけです......)


 スリに遭った、ことのてん末は、この届けに書いた「事故状況」をそっくり写すと、こうです。

 「、午前11:00~12:00に香港・九龍の地下鉄旺角駅から香港島 中環駅間の地下鉄車両内、あるいは駅の構内(改札口、ホーム、エスカレーター)のいずれかでスリに会った。中環駅構内の定期券売り場にて気が付いた。デイパックを見ると、サイフを入れてあったポケットが開いており、サイフがなかった。××××、××××(カード名)、香港の銀行のキャッシュカード、現金約1100HKドルを盗られた」(原文ママ)

 ということです。

 どうしてスリの標的になってしまったのか、その理由は単純なことで、自分にもよくわかっています。

 このときの香港旅行は、カミさんといっしょでした。私は、地下鉄車内で、かつてのひとり旅のときにしていたようにデイパックを片腕で背中側に引っかけていて、それでなお、私はうかつにもカミさんと日本語でしゃべっていたのです。

 「背中にデイパック」、「日本語で会話」、このどっちか片方だけだったら、スリに遭わずに済んだのかもしれません。

 両方やってしまったから、カモとして標的にされたんだと思います。日本語の会話で日本人だとバレ、そして無防備なことに背中にはポケットがふくらんだデイパック。

 私の推測では、おそらく、スリは電車内にいて、私を標的と定め、電車を降りてからつけてきて、私がエスカレーターに載っているときに、後ろからやったのだと思います。エスカレーターのとき以外は常に歩いたり動いたりしていましたから、多分この推測は間違っていないと思います。

 デイパックを見てポケットが開いていたときは、真っ青になりました。いや、ホントに「あわわ」と足が震えてしまいました。

 サイフをすられたことを知った私たちは、すぐにホテルに戻り、部屋からカード会社に電話をして、クレジットカードを止めました。そして銀行に行きキャッシュカードを止めてもらいました。


 盗られたのは、これらカード類と現金1100HKドルでした。




 ところが、話はそれだけでは終わりませんでした。



 旅行から帰ってしばらく経ったころ、カード会社から電話がありました。もう昔の話ですが、このときのやりとりは覚えています。


 カード会社 「Kさまでいらっしゃいますか。お電話いたしましたのは、
         カードの利用状況についての確認です。
         例月とはかなり利用のされ方が違うようですので、
         恐縮ですが、少し確認させていただきますか?」

      私 「はい。」

 カード会社 「香港で次に挙げるお買い物をされましたか?
         次のようなご利用履歴があります。

         ×月×日のご利用で、
         ××××ジュエリー ×万××××香港ドル
         ××××ジュエリー ×万××××香港ドル
         ××××ジュエリー ×万××××香港ドル
         ××××ジュエリー ×万××××香港ドル
         ××××ジュエリー ×万××××香港ドル

         合計××××××香港ドルとなっておりますが、
         お心当たりございますか?」

      私 「ええっ! 私はその日、サイフごとカードを盗られて、
         すぐに貴社に電話してカードは停止してもらったはずです!」

 カード会社 「そうですか。Kさまのご利用ではないということですね」

      私 「そうです。サインを見てもらえればわかるんじゃないでしょうか」

 カード会社 「では、このあとのことは弊社が手続きしますので、
         お手数ですがカードの紛失届けのご提出をお願いいたします」

      私 「この金額のお金をこちらで払うことになるのでしょうか」

 カード会社 「調査してK様のご利用でないことがわかれば、
         保険にて補償することになります」

      私 「今回は申し訳ありませんでした。何卒よろしくお願いいたします」


 と、いうことで届けたのが、上の写真の「カード紛失届け」なのです。

 ちなみに、この届けには「警察への届出」という欄があります。警察に正式に届けを出すことが必要だという。

 私は、香港の警察へは被害届けを出していませんでした。実害の現金1100香港ドルはどうせ戻ってこないし。

 それをカード会社に伝えると、「日本の警察でいいので届けを出してください」という。

 香港で遭ったスリの被害を日本の警察に届けて何の意味があるのだろう、??? と、思いましたが、ここは従う以外にありません。最寄りの警察に被害届けを出しました。



 それにしても、私がカードを盗られてからカード会社に電話でクレジットカードの停止をたのむまで、おそらく30分経っていないと思います。

 その30分足らずの間に、犯人は駅を出て、複数の宝石店に行き、盗んだ日本人名義のカードを使ってニセのサインで100万円を軽く超える金額の宝石類をたて続けに購入したことになります。

 いったいそんなことが可能なのかと、一瞬思いました。が、すぐにわかりました。おそらく、スリとそれらの宝石店は、全部グルなんだということです。

 けっきょく、カードは第三者による不正使用と判断され、私はお金を負担せずに済みました。


 皆さま、何回香港に行って慣れたとしてもけっして油断しないように。じゃないと私みたいな目に遭います。

 今回の記事は少々露悪的でした......。
dragon_synd2.jpg
 先日図書館で借りてきた「龍の系譜」を読んでます。500ページと分厚いので、とりあえず香港に関する第4章だけ。

 読み始めたところ、訳文がどうにもわかりづらく、途中でガマンができなくなって適当に拾い読みすることにしました。買わないで借りた本はこういうところが気軽です。

 で、適当にページをめくっていきました。何人もの、香港の黒社会に君臨する三合会の組織の大物が登場します。

 そのなかで「へえ!」と思ったのがこれ。

 要約すると、

 「香港に馬兄弟というのがいて、兄の馬惜如が1967年に麻薬の売買を始めアジアを暗躍、弟の馬惜珍は香港に残りヘロインを受け取り、入った金をマネーロンダリングで洗浄、収益を貿易会社、不動産、映画館、レストランなどに投資した。」

 と、あります。そして、私が驚いたのが、

 「加えて1969年には東亜新聞グループを設立。その看板出版物が、「東方日報」という、(のちに)香港でもっともよく読まれる(ことになる)日刊紙だった。」(同じく要約。太字とカッコは学芸員K)

 あの東方日報が、ヘロインの収益を背景にして設立された新聞社により発刊されたものだったとは驚きです。

 馬惜珍は、この本によれば「立派な実業家として社交界に出入りし、多数の慈善活動に加わった」そうです。

 また拾い読みして何かわかったら書きます。

 このCMがなんだか好きです。もうかなり前のものです。テレビでやっていたやつのロングバージョンです。

 最後に、いろんな職業の香港の人がこっちを向いてほほえんでいるシーンに、なぜか、私は胸がジーンとなって涙腺がゆるんでしまいます。ツボにはまるということなのか?

 実は、先のコメントで、このCMとは別の、1990年前後の香港観光協会のCMのことを噴飯モノと書きましたが、でも、内容に疑問に思いつつも、実は私はそのCMを録画して何度も何度も繰り返し好んで見ていたのでした。
 前の記事に対する阿郎さんのコメントで、「蛇湯に至っては『現地コーディネイタも突っ込まんかいッ』と叫びたくなる展開。」というのがありました。

 たしかに、現地の香港人コーディネーターがいたとすればの話ですが、彼は、CMの撮影現場でこの蛇の丸ごと姿煮スープの小道具を見て 「そんな蛇スープなんてありませんよ」とスタッフに突っ込まなかったのでしょうか。


 それで思い出しました。

 これ。


 これはブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳(精武門)」(1972年)です。ブルース・リーが敵の日本人道場に殴り込みに行くシーン。

 1分10秒あたりから出てくる、敵の日本人役の人がはいている「袴(はかま)」を見てください。

 袴が「うしろ前」です。

 この映画に出てくる日本人役の袴が、全員がうしろ前なのです。

 ブルース・リー ファンの間ではつとに有名な、この「ハカマうしろまえ事件」。


 この映画には日本人俳優が何人か出演しています(上のハカマの人は日本人ではありません)。

 その俳優のうち、敵のボス、鈴木役としてクライマックスでブルース・リーと死闘を繰り広げるのが、橋本力という俳優です。(そのシーンはコチラ。<いちばん最後、ボスの鈴木がブルース・リーの蹴りで障子をやぶって吹っ飛んでいくシーンで、空中に吹っ飛ばされているのはスタントマン時代のジャッキー・チェンというのは有名な話です>)

 映画公開から20年が経って、1995年、洋泉社から「映画秘宝 ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進!」という、超が付くマニアックな本が出ました。

eigahihou_101dragon.jpg この本の中に、「ブルース・リーに蹴られた男 橋本力」と題した、橋本力さんのインタビュー記事があります。

hashimoto_chikara.jpg インタビューの中で、この「ハカマうしろ前」のことが出ていました。



 ----日本人が袴を後ろ前にはいてましたが。(太字原文ママ)

 橋本 (笑)おかしいよって言ったんだけど、
     衣装さんが 「絶対これでいいんだ」って
     言って、押し切られちゃいました。まあ、
     花魁の太鼓帯をイメージしたんだろうね。



 橋本力さんは「おかしいよ」と突っ込みました。でもスタッフが言うことを聞かずこんな珍事になってしまったということです。


 ジャックスのCMも、撮影現場で現地コーディネーターが 「そんな蛇スープありませんよ。蛇は切り刻んで鶏肉のささみみたいな感じですよ!」 とスタッフに突っ込んだものの、スタッフが 「絶対これでいいんだ。鶏肉のささみじゃ絵にならん」 とか言ったのかも。

 蛇スープのアップの部分は日本で別撮りした可能性もありそうですが。
shibasaki_kou.jpg ジャックスカードのCMで香港編がありますよ、とミクシィのコミュニティ「李小龍&香港功夫活劇電影倶楽部」で紹介されていました。

 JACCS CMサイト(30秒版と60秒版があります)
 http://cm.jaccscard.co.jp/index.html
 (追記:香港編のテレビ放映終了とともに内容が変わってしまいました。)

 このページが表示されない場合はこちら。YouTube 30秒バージョンのみ>(削除されました)
                          <YouTube 60秒バージョン>
 

 私は最近、テレビ番組はHDDに録画しながら放送の10分遅れぐらいでCMを飛ばして観ることが多いです。だからなのかどうなのか、このCMは見たことがありませんでした。

 冒頭の僧のセリフは、言わずと知れた港米合作映画「燃えよドラゴン」の李小龍(ブルース・リー)のセリフ 「考えるな、感じるんだ! Don't think !  Feeeeel ! 」 からきています。(コレ

 香港の蛇スープで蛇があんな姿煮で丸ごと入っているのは私は食べたことも見たことも聞いたこともないですが、でもこのCMは、私たちの好きな香港の下町がメインでなかなかイイ雰囲気ではないでしょうか。
tabemonoya02.jpg きのうの記事から独立させて別記事にすることにします。

 先日紹介しました「香港の都市再開発と保全」(何度見ても味もそっけもないタイトルだなあ)、ここに私にとって新しい発見が。

 この本によると昨年、香港政府は、これまで新規の発行を停止していた屋台の許可証について、何か新しい動きを見せるようなコメントをしたとか。

 引用すると

 「2008年6月、香港政府は1970年代以来停止していた露店商営業ライセンスの新規発行と譲渡に関し、大きく従来の方向性を見直し始めた。政府は 『露店業は保存に値するローカル文化資源とみなされていることもある』 ため、『露店業の凍結や根絶を厳正におこなうべきではない』 との見解を立法会で表明した。そして同時に、露店のライセンス新規発行と譲渡に関する具体的な検討を始めた。」(P.136より。赤地は学芸員K)

 そうなりゃ風前の灯火の「香港屋台」復活か!と私は思いました。 いかにも政府見解らしい曖昧な表現ばかりで具体的にはまだ何も進んでいませんが。

 でも、もし仮に許可証が新規に発行されても ------ この本にも書かれているのですが ------ 労働環境が厳しい露店業は、希望する人は少ないかもしれず、なり手がいなければ復活は難しいと思います。

 私は、自分が、屋台のことをある意味観光アトラクションのひとつと勝手に思ってしまっていることに、今さらながら少しだけ、気づきました。

 でも、やっぱり、本音は、そりゃあ、復活して通りを賑わして観光客にとって楽しい街にしてほしい、のです。

 tabemonoya01.jpg【追記】
 ここまで記事を書いていて気がついたのですが、上の本で著者が「露店商」と書き、政府見解で言うところの「露店業」というのは、食べ物屋台(大牌トンなど)のことなのか、それとも、廟街や女人街にあるような食べ物以外の物販の露店のことなのか? (そもそも廟街や街市周辺の露店は許可証が必要なのか?) 私はてっきり希望的観測で、「食べ物屋台」だと勝手に決め込んでいました。

 この本の上の一文は、「屋外市場という香港文化」という章のなかにあるものです。舞台はセントラルにある生鮮食品の露店が並ぶエリアです。「昼時で賑わう市場」というキャプションのが付いた写真があり、そこには大牌トンらしき青空食堂が写っています。

 この本で著者のいう「露店」とは生鮮食品売りの露店とともに大牌トンの食べ物屋台も含まれているように思われます。

 
「食べ物屋台」の中でも、小販、私が好きだった香港にたくさんあった移動式食べ物屋台の小販は、そもそもがほとんど無許可営業だったと思うので今さら許可証もへったくれもないので関係はなさそうです。

 あたりの小販が警察に追いかけられていっせいに逃げているのを実際見たことがあるし、私が小販で油で揚がった食べ物を差し出され代金を払おうと財布の中の小銭を選んでいるときに
「早く!お金出して早く早く早く!」と警察が迫り焦るおばちゃんから叫ばれたことがあります。

 そもそも小販は許可するとかしないとかなんてものとは別次元のものだったのかもしれません。

 一方、物販については、街市周辺の生鮮食品の露店の事情は知りませんが、廟街の物販の露店で、取り締まりから逃げるようにしていたのはロレックスのニセモノ売り以外では見た記憶がないです。こっちは最初から無許可でOKなのか、それとも許可証が行きわたっているのか。

 書いてて混乱してきました。大牌トン、小販、生鮮食品の露店、廟街などの露店......何かご存じの方、教えてください。


 <写真は油麻地の大牌トン(上)と、小販の絶滅の代わりに街に増えた固定店舗で揚げ物を売る旺角のお店(下)。>
dragon_synd.jpg
 図書館から 「龍の系譜」「ブレードランナーの未来世紀」を借りてきました。

 「龍の系譜」(中央公論新社)は中国の裏社会の組織を解説した500ページを超える大著です。

 このうち170ページ近くが香港の黒社会に君臨する三合会(トライアッド)について書かれています。これだけでも新書1冊以上のボリュームがあります。

 先日書きましたが、この本を本屋さんで見かけて、値段が高めだったので買わずに図書館で借りることにしました。

 本屋さんでペラペラめくってみたところ、けっこう知らないことが書かれているような気配なのです。

 
 もう1冊の「ブレードランナーの未来世紀」(洋泉社)は、先日も書きましたように私にとっては香港とイメージがダブる映画「ブレードランナー」を解説した本。

 実際にはブレードランナー以外の映画のことがたくさん書かれてあり、「ブレードランナー」は最後に締めとして出てきます。

 いつもいつも、私はこのブログで、読まないうちに本を紹介しておいて、「読んだ感想はまた後日」と言っておきながらほとんどそれを実行したためしがないので、もうそれは言いません。

 でも、何か新しい発見がありましたら、書きます。
 上のブログのタイトル「香港つめホーダイ」の文字、
 少しこだわりました。
  (追記:2009年10月28日現在、上のトップ画像は毎日差し替えているので「香港つめホーダイ」の文字が入っていない場合があります)

 どこにこだわったかわかりますか?
 当ててください。




 正解は、

 『 香港の 「港」 の文字の つくりの 「己」 のところ、「巳」 にした 』

 です。



 日本で使われている漢字の「港」は、ここの部分が「己」ですが

 香港では 「巳」 なのです。

 たとえば、このサイトのタイトル。
 http://www.discoverhongkong.com/tc/

 漢字の「港」の「己」のところは本来は「巳」なのかもしれません。今でも中国や台湾など中華圏では「巳」なのだと思います。

 ということで上のタイトル文字でもそうしてみました。 え、意味ないですか?



 ところで先日載せました「ぴあMap 香港 1989年版」の表紙。

 よく見たら、「港」の文字、「己」じゃなく 「巳」になってました。

pia_map.jpg わー。デザイナーさんが人知れずこだわっていたのです。オリジナルでロゴを作ったのかもしれません。この本を買った当時は気づきませんでした。


 まだメールなんてないころ、香港人の知人に手紙を出すとき、宛名の住所の 「香港 」の 「港」 のところを日本式に 「己」 にしたら、知人が手紙を受け取ったとき 「あ、この人、香港好きだって言ってるくせに、字、間違ってる」 と思われるかもしれず、それはなんかイヤなので 「巳 」 にして出していたが、でも 「巳」 にしたら今度は日本の郵便局の人に 「あ、この人、字、間違ってる」 と思われたらイヤだな......なんて悩んだが、

 そんな細かいとこ おそらく誰も見てない。
 YesAsiaに注文しておいた飛び出す絵本香港彈起」 (→参照)が届きました。

hongkong_popup3.jpg 望遠レンズで撮ったので大きさがわかりにくくなってしまいました。ヨコ30.5cm × タテ26cm × 厚さ5cmの大きなサイズです。

 すでに中身はいろんなブログやサイトで見たのでわかっていました。なかなか素晴らしいです。よくぞここまで作ったと思います。

 中の写真を撮ろうと思いましたけど、すでにこちらのブログで詳しく紹介されているのでご覧になりたい方は再度どうぞ。(→ココ



 いま、通勤電車で「香港の都市再開発と保全」(何度見ても味もそっけもないタイトルだなあ)という本を、満員の乗客に押しつぶされそうになりながら少しずつ読んでます。

 スターフェリーの中環の乗り場や湾仔 利東街の取り壊しをめぐる香港人の、それまでになかった行動と、過去から現在に至る香港人のアイデンティティの変化について書かれています。

 この「香港彈起」も、そして先日手に入れた 「粉末都市 消失中的香」 も、すべては香港人のアイデンティティの意識が高くなってきたことと関係あるのではないかと思います。

 そう考えると、これもそうです。

illcallyou_flame.jpg これは今回の「香港彈起」といっしょに送料無料だからいっしょに注文したもの。

 右が「光影流情」のパート2。 パート1 に続き、パート2はYesAsiaに注文しました。

 この「光影流情」も香港の古きものを回顧しているのです。



 そして左は、上までの話とはまったく脈絡がなく 映画 「得閒飲茶(I'll Call You)」 のDVD。

 この映画はすごくささやかな作品です。でも私は香港の映画館で観てすごく面白くて2回観ました。

 そしてなんと、映画を観たその3日あと、中環を歩いていたら ばったり主演のアレックス・フォンに遭遇、映画の感想を言ったり彼とすこしだけ話をしました。

 さらにそのあと、この映画は東京国際映画祭に出品されました。そのとき開かれたティーチインで、私は監督のラム・ジーチョン(「少林サッカー」「カンフーハッスル」のおデブさん)に質問することができました。 そんなことがあったので個人的にすごく思い入れのある映画なのでした。

 今回送料無料のついでに、絶版にならないうちにいっしょにこのDVDも注文したという次第です。

 追記:この映画、ここで全編上映中。全部観られます。(いいのかなあ......)
     56.com  「得閒飲茶(I'll Call You)」

 今年も東京国際映画祭には行かなかった。 なんでこんなに腰が重いのだろう?

 (最近 はやりのツイッター風のつぶやき)


 ......「80年代香港映画祭り」みたいな企画だったなら、多分腰を上げる。
windows7.jpg
 香港以外のことはまず書かないのですが、ちょっと驚いたので。

 さっき家に帰ったら、半額キャンペーンのときにネットで注文しておいたWindows7が届いていたのでびっくりしました。

 あした22日 午前9時の解禁で各店そろって一斉発売、ということになっていたのでは? 

 だからてっきり通販の場合はあしたの午後かあさってに届くのだと思ってました。

 ただ、どっちみちインストールは週末にしかできないので早く届いても私には意味がないのです。
pia_map.jpg
 この記事の続きです。

 映画『ブレードランナー』(1982年)に出てくる未来都市のデザインを担当したのは、シド・ミードという人です。

 シド・ミードは『ブレードランナー』で37年後の2019年のロサンゼルスの街をデサインし、高い評価を得ました。



 私が 『ブレードランナー』 に Hong Kong を重ね合わせて楽しんでいるのは、私の勝手な妄想というか感傷というか、遊びです。


 でも、実際にこの映画で描かれている未来都市が香港をモデルにしている、とする一文があったことを私は思い出しました。

 それが上の写真の「ぴあMap 香港 1989年版」です。


 P.24に「闇を忘れたサイバーパンクシティー」と題してこんなことが書かれています(以下抜粋)。

pia_map2.jpg 「(前略)今から10年前、この街に迷い込んだ異邦人、シド・ミードは、そこに2020年の未来都市の格好のモデルを見いだした。
  騒音とイルミネーション。その二つが香港を近未来都市のカオスにオーバーラップさせる。彼は、この街でブレードランナー
(<学芸員K 注> 主人公「ブレードランナー」のこと)が人混みをかき分けて疾走する姿をはっきり思い描くことができた。(中略)旅人の興奮に、さらに拍車をかけたのは極彩色のネオンの群れだ。(後略)

 だそうです。

 この文のとおりだとすると、シド・ミードは映画の中の未来都市を設計するより以前に、香港に実際に足を運んでいたことになります。

 上の記述以外に文中には香港の街の特色と映画『ブレードランナー』の世界を結びつけるキーワードが連なっています。ただそれがシド・ミード自身の考えなのか、この文を書いた人の主観なのかわからないので省略。


 本棚に「メイキング・オブ・ブレードランナー」という翻訳本があったことを思い出しました。

 その本にどんなことが書いてあったのか、この映画が完成までに紆余曲折あったということ以外に内容を覚えていません。その本に香港のことが書いてあるか見てみることにします。
rosen_bus_no_tabi.jpg 2度にわたる発売の延期で私の期待がより一層ふくらんだ 「香港路線バスの旅」。その表紙と中身の詳細がようやく関連サイトに載りました。

 発行元のTOKIMEKIパブリッシングのページ
 http://tokimeki-p.com/tabi/hongkongbus.html

 発売元の角川書店のページ。
 http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200905000475

 amazonにも写真が載りました。
 amazon

 勝手な予想ですが、昨年出てファンの間で好評だった、同じTOKIMEKIパブリッシングから出版された「啓德懐想」のような凝った内容ではないかと思っています。

 発売は10月26日。発売日まであと8日。私たちには22日のWindows7よりこの「香港路線バスの旅」! 待ちましょう!

 追記: ウン? TOKIMEKIと角川とamazonで「発売日」が全部異なっている! 26日、27日、28日と全部違う。これはいったい???

  これは今もなお熱狂的なファンを持つ、1982年のアメリカ映画 『ブレードランナー』です。製作資本出資は香港のショウブラザース、監督はリドリー・スコットです。

 公開時点からいくと37年後の2019年という設定、近未来のロサンゼルスが舞台となっています。



 世の中には、この映画 『ブレードランナー』 の、特に冒頭の未来都市のシーンを、香港と重ね合わせてしまう人が存在します。



 尖沙咀から中環に向かうスターフェリーに乗り、香港島の摩天楼を見ながら ヴァンゲリス作曲のブレードランナーのサントラを ひとりイヤホンで聴き 鳥肌立てて感動していた私もそのひとりですが、YouTubeに、同じ発想で投稿している人がいました。


 自分のオープニングクレジットまで入れてちょっとオタクっぽい映像。目のアップが出てきて薄気味悪いですが、ブレードランナーの冒頭でも同じシーンが出てきます。

 この映像の投稿者は、プロフィールどおりならばロンドン在住らしいです。この人が香港旅行したときの映像だと思います。

 古く落ち着いた街並みのロンドンに住む人の目から見たら、香港は、日本に住む私が感じた以上にブレードランナーの世界だったのかもしれません。


 もちろん、私がイメージしているものと、この映像の雰囲気とは違いがあります。でも、香港をブレードランナーの世界に見立てているという点は同じです。

 ただ、私の場合は、この投稿者のようにブレードランナーの音楽を香港のビデオ映像に合わせて見たりなどということはまったくなく、あくまで現地の香港にブレードランナーの音楽を持ち込むという形です。

 目の前にある香港の実像と、耳から入るブレードランナーの音楽を頭の中で重ね、近未来のロサンゼルスを現代の香港に置き換えて映画冒頭のシーンを頭の中で再構築、そして恍惚とするという寸法(苦笑)。


 YouTubeで 「hong kong bladerunner」 で検索すると、いくつかヒットします。

  ヒットした中には、ブレードランナーのようだと解説の入っている(らしい 英語に自信ありません)、単に2階建てバスの2階最前列の席から前方の高架道路を撮っただけのものもあります。


 これで思い出したのが、旧ソビエトの映画 『惑星ソラリス』 (1972年)です。

 この映画に未来都市が出てきます。この未来都市の風景というのが、単に東京の首都高をクルマで走りながら前方を撮影しただけのものなのです。

 YouTubeにありました。


 0分55秒あたりから。この部分の映像だけ見たら、ただ単に東京に行ってきた、というシーンにしか見えません。


 そういえば、かなり前、もう大昔のことですが、NHKの子ども番組で、東京を紹介するイギリスBBCのテレビ番組をやってました。

 羽田空港から都心へ向かうモノレールに乗って、窓に映る景色を紹介していました。モノレールや首都高などの映像が、珍しい物を見るような視点で映し出されていました。

 で、そのときBGMとして使われた音楽が『燃えよドラゴン』のメインテーマでした!(笑)



 追記:私は昨年 こういう物も買ってしまいました。しかしブルーレイのデッキがないので2月に届いたまま未だ観ていません......。
 この記事で香港ファンの方には期待を持たせてしまったかもしれず、誠に申し訳ありませんでした。

 「香港でメシ」という副題が付いているけど、まあ予算的にいっても、東京の台場小香港かな、いや香港風レストランかな?と予想していたら、

 単に落合周辺をぶらついていて見つけた「香港」という名の付いた洋食レストランに入って昼食というものでした。

 おもわず笑ってしまいました。

 番組を観る前は、低予算番組だけど10月の改変期だし香港行きもあるかも、とかすかな期待もありましたが、いきなり最初のシーンで大江戸線の落合南長崎の駅前が出てゆるいスタート。香港に行くなら冒頭にネオンとか夜景出して視聴者をつかんでおくはず、と、そこで香港行きへの期待は撃沈。あとはどんな形で「香港でメシ」になるのかに一縷の望みをかけたら、そのまま落合をブラブラしてたまたま見つけたレストラン、そこはもともと中華料理屋さんだった店名の看板「香港」を引き継いでそのまま使い続けている洋食レストランなのでした。

 ここまで予想を裏切られると、爽快でした。

 この番組をふだん観ている人なら、この番組がけっして海外になんか行かないことは先刻承知でしょうけど、私は淡い期待を掛けて録画予約をしつつ、ナマで観たのでした。

 みなさま、ごめんなさい。予約録画だけしてまだ観てない方、そういうことですので、お伝えしておきます。

 でも、この「香港」という名のレストランの洋食、なんだかおいしそうでした。
 きょう amazonを見ていたら、「『読み・書き』から見た香港の転換期」という本がでていたのを発見。

 内容紹介には

 「19世紀以来のコロニアルな状態から現代社会へと変質する転換期が戦後の香港社会に存在した可能性を探る。「読み・書き」という言語活動を切り口とし、人口調査、新聞広告、映画、医療、文学、社会運動などを取り上げ多角的に論じる」(太字は学芸員K)

 とあります。これは面白そうだと思い、いつも行く三省堂書店本店の4階フロアの社会関連のコーナーに行くと、ありました。

 でも、値段が5040円。かなり高い。図書館で借りる(蔵書してなければ図書館に注文する)ことにして、今回はパスすることにしました。

 同じ書棚に、ちょっと分厚い「龍の系譜」という本があり、見ると、黒社会関係の本です。もうかなり前の本。目次を見たら、独立した章立てで香港の三合会(トライアッド)のことが書かれています。この本はノーマークでした。

 読みたいと思ったのですが、これも今回は図書館で借りるか注文することにしました。


 じゃあ、店を出ようか、と思いながら、ふと、並びの書棚を見るとこんな本が。

book_asiazensho.jpg
 「香港の都市再開発と保全」(九州大学出版会)。メチャクチャ堅い題名。これもノーマーク。
 
 ペラペラとページをめくると、

 香港での最近の歴史的建造物の保存運動や、都市再開発の具体例を挙げながら、社会的な背景についてウンヌン......という感じ。

 買ってしまいました。1000円でした。新書版なんだけど、高い。本の性格や部数からして仕方ないか。


 このブログをやっていて、ときどき不思議な気持ちになります。

 今回も、たまたまきのうの記事へいただいたコメントへのレスで、最近の香港人の懐古的な風潮についてちょっとだけですが書いたばかりで、そのあくる日に本屋さんへ行ったら、それに応えるかのように、こんな本が本屋さんの書棚にあったのでした。

 偶然とはいえ、似たようなことがちょくちょく起きるのです。

 まあそれはともかく、上の3冊、気になる方は図書館で借りてみては。
summers.jpgさっきDVDデッキの番組表予約で「香港」でキーワード検索したら、
15日(木)の深夜(正確には16日)の午前0:12放送の
テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず」というのがヒットしました(写真はDVD)。

「香港でメシ」というサブタイトルが付いていたため検索にひっかかりました。

いつもは東京の街をぶらぶらするらしいこの番組、最近1回だけ観たことがあります。さまぁ~ずは好きなので面白かったのですが、今回の「香港でメシ」、番組のゆるい雰囲気からしても、予算的にいっても、本当に香港に行くんじゃなくて、そんなタイトルをワザと付けておいて自虐的に低予算を笑いながら東京にある香港らしい店とか、あるいはもしかしたら台場小香港に行くのかもしれません。でも、一応録画予約しておきました。

気になる方は予約を。
life_in_frame_1.jpg
 注文していたDVDがカナダのWEBショップから届きました。

 TVBで放送されていた「光影流情」という番組のDVDです。阿朗さんからこの番組のことを教えていただきました。

 香港の60~70年代の映画やドラマに出てきた今では懐かしい風物を、毎回ホストを変えて楽しく紹介しています。

 DVDはパート1とパート2 があり、今回届いたのはそのパート1で、6回分が収録されています。週末に観るつもりです。

 パート2のほうは、飛び出す絵本「香港彈起」などと一緒にYesAsiaに注文しました。

 このパート1はYesAsiaでは売り切れだったので探した結果、カナダのWEBショップにたどり着いたのでした。バンクーバーとかに移民した香港人相手のお店なのか? サイトをよく見るとTVBやATVが筆頭で独立したカテゴリになっていますし。

 カナダのお店に日本人が香港のテレビ番組のDVDを注文。 ああ、なんと国際的!

 だが、しかし、しばらくしたらYesAsia にパート1が再入荷。安い。 ああ、ガックリ!

 まあ、わざわざDVDを買わなくても、実はこの番組は中国の動画サイトで全編 全部 観ることができます(いいのかなあ......)。

 ご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

 ●番組CM(YouTubeのTVBチャンネル)
  http://www.youtube.com/watch?v=MwvJZ_2V5Ww

 ●本編第1部・6本(中国動画サイト「56.com」)
  http://www.56.com/w72/album-aid-6035685.html

 ●本編第2部・10本(中国動画サイト「56.com」)
  http://www.56.com/w36/album-aid-6035738.html

 56.comは夜になると動作がかなり重たいようです。


 「光影流情」は香港好き、とくに古い香港が好きな人にはたまらない内容だと思います。

 阿朗さん、今回も情報をありがとうございました!

 冒頭で「恭喜發財(こんふぇいふぁっちょい)」というのがあるので旧正月映画だと思います。

  以前はこういうモノクロ映画がテレビで深夜0時を過ぎたあたりからいきなり流れ始めて、朝まで3本くらいやっていたように思います。深夜のTVBやATVは旧作映画の宝庫でした。

 しかし香港に行くたびにこういうテレビの深夜映画はどんどん追いやられ時間が繰り下がって、いまでは1本やるかやらないかになってしまいました。

 だから寝ずに起きて観ようとすると、寝不足で次の日の行動にモロに影響してしまいます。



 ビールを飲みながら上の映像やその周辺のYouTubeの映像を見れば、かつての香港旅行でのホテルの部屋の風呂上がりのひとときにトリップ!
前にも書きましたが、この映像はやっぱりいいです。

http://www.youtube.com/watch?v=3PCOcyt7BPI

映像は寄せ集めだけど音楽がいいし(この曲、映画音楽ですか? ご存じの方教えてください)、カイタック空港って最高だったなあというのをしみじみ思い出させてくれます。

最後に流れる声は、啓德空港最後の日のパイロットの惜別の言葉(管制官の言葉?)
「グッバイ カイタック アンド サンキュー」です。

 1970年代の香港映画はなんだかわけのわからない作品がたくさんありました。

 「Exit the Dragon, Enter the Tiger」という、ブルース・リーの映画を真似た題名のこの映画、日本で公開されたときは「ブルース・リーを探せ!」。いかにも胡散臭いです。

 ブルース・リーのブームに便乗した映画です。主演は「ブルース・リ」。日本ではブルース・ライという名前で紹介されていたのかもしれないが、ほかにも「ブルース・リィ」とかいろいろな俳優がいたりして私にはよく区別できません。

 映画の冒頭で出てくるスタジオは、「SUMMIT STUDIO」というスーパーが出ます。しかし門には「嘉禾」とも読み取れる張り紙があるのでゴールデンハーベストのスタジオという設定です。

 こういう映画はおそらく、海外にも目を向けた「商品」なんだと思います。

 もう胡散臭さ爆発です。

 映画というのは昔はこんな泥臭いものだったんだなあ、ということを再認識しました。

 こういうのも見つけました。日本で公開されたかは知りません。


 学生の作った自主映画みたいです。無断借用で使われたいろんな映画の音楽のせいで永久的に封印かも。
takeout091011.jpg
 香港で好きな食事の形式のひとつ。テイクアウト。

 左の黄色いのはカレー味のビーフンです。茶餐廰や燒臘飯店のテイクアウトです。

 一時期、ガイドブックを見ては酒樓巡りをしたことがありました。しかし、朝や昼の飲茶はともかく、私は酒樓で夕飯を食べるよりも、茶餐廰や大牌トンなどの屋台や街市の上にある熟食中心や、深夜ホテルの部屋に持ち帰って食べる茶餐廰の外賣(テイクアウト)のご飯のほうがおいしくいただけます。

 特にホテルの部屋のテーブルにテイクアウトしてきたものを並べて深夜にテレビを観ながらいただくのが最高に美味です。サンミゲルビール付き。

 これまでの延べ回数で計算すると、私の香港でのB級グルメ率は90%を超えていると思います。
 例によって散逸する香港関連文書(と言っても家族には燃えるゴミ)を整理していたら、香港ツアーのチラシが出てきました。(写真をクリックすると拡大して見られます。別ウインドウに出た画像をさらにクリックしてください)

jackie_tour_1.jpg 「2000年2月19日(土) 出発限定」。この1回のツアーで「500名募集」というのがスゴイです。

 「企画 ジャッキー&ウィリープロダクション」となっています。このときはまだジャッキー・チェンとマネージャーのウィリーは袂を分かつ前でした。


 いつだったか私が尖沙咀の広東道を歩いていたら、BMWのオープンカーが幌をオープンにして路肩に停まっていて、私はその横を通り過ぎました。

 そのとき、BMWの運転席に座っていた男の人の顔が私の視界の片隅に入って、私は「あ!」と思いました。どうしようかと迷いつつ数メートル歩き、けっきょく回れ右して引き返し、運転席の人に「あのう、ウィリーさんですか?」と聞いたら、彼は「ハイ」。 サインしてもらいました。

 マネージャーをマークするほどのジャッキーファンでもなかったのですが、なぜかウィリーさんの顔はテレビか何かで見て記憶にあったのです。

 「ジャッキーはどこですか?」とぶしつけな質問をしたら、彼は「今、アフリカにいます」と言いました。いま思うとそれは映画『Who am I?/フー・アム・アイ?』(原題:我是誰?)のアフリカ ロケの撮影だったのだと思います。調べてみたところこの映画は香港では1998年1月の公開なので、私がウィリーさんに遭遇したのは多分1997年ということになります。

 サインをしてもらったメモ帳を、私はそのあと、当時湾仔にあった國泰戲院だったか京都戲院でマギー・チャンの『甜蜜蜜』のアンコール上映を観た際に落としたらしく、なくしてしまいました。そのメモ帳は香港での行動記録も書いてあったのでショックでした。


 話が脱線しました。こちらがチラシの裏面です。

jackie_tour_2.jpg ジャッキーが香港で参加者と行動をともにするというわけではなく、3日目の夕食パーティがとにかくこのツアーのメインイベントだったようです。

 500名も参加する夕食パーティ! スターに会えるツアーというのは皆こんなに定員が多いのか。

 パーティでは「ツーショット撮影会」があります。もし参加者が定員いっぱいの500名だったなら、撮影にすごい時間がかかったと思います。

 ちょっと前に、韓流スターに会える韓国ツアーの騒動を伝えるドキュメンタリーをテレビで観ました。ファンの積極的な行動に添乗員がタジタジでした。

 でも高いお金を払っているのだし、何よりやっぱりこういうツアーに参加するぐらいのファンなのですからその情熱的な行動は理解できます。私も根はミーハーなので、もしもこういうツアーに参加したら、パーティ会場などでは「前進あるのみ」の態勢で臨むと思います。

 現在ではジャッキー・チェンのツアーはやっていないのか、検索したら少し前のこういうのが出ました。
 http://www.discoverhongkong.com/jpn/news/jc/index.html

 (追記:ファンクラブのツアーはやっているようです。)

 最後にウンチクです。今回の画像のファイル名を打っているときに思い出しました。ジャッキー・チェンの「ジャッキー」の英語表記は、最初は「Jacky」だったがこれは女性名のスペルとかで、あとで「Jackie」に変えたのだとか。何かの本に書いてありました。
hongkong_pop_up.jpg
 九龍城寨の模型を誰か作ってたりしてないだろうかと意味のない検索をしていたら、代わりにこんな写真を見つけました(ココ。photoboucket)。

 なんだこれ? 

 「香港彈起」で検索したら、判明しました。

 香港の街の飛び出す絵本でした。

 こちらのブログを見てください(写真は同じphotobopucket からの引用のようです)。
 http://hk.myblog.yahoo.com/imonster33/article?mid=302

 いろんなサイトやブログで話題になっています。
 Google香港 「香港彈起」 検索結果
 Google香港  「香港彈起」 画像 検索結果

 7月にあった恒例の香港のブックフェア「香港書展」で出品されて話題になったらしい。

 会場では香港の行政長官ドナルド・ツァンも注目。

hongkong_pop_up2.jpg 日本のサイトでも紹介されています。
 http://fashionjp.net/wnext/hongkong/hk00050.html

 YouTubeでも発見! 作者が登場。



 YouTube 「香港彈起」検索結果


 ウーム。これは欲しくなってきました。

 香港での値段は299香港ドル(3600円くらい)。

 発行元 三聯書店 [香港彈起」 公式ページ


 日本から「香港彈起」を買えるネット書店を探したら、定番の 「YesAsia」 のほか、香港ローカル系では、私が先日「粉末都市 香港」を手に入れた「香港書城」、そして商務印書館のネット書店「商務網上書店」がありました。

 商務網上書店 「香港彈起」
 YesAsia 「香港彈起」
 香港書城 「香港彈起」
 
 商務網上書店は定価の299香港ドル。送料が120香港ドルと高い。

 YesAsiaは、10%割引としつつも、もともとの米ドル設定の価格が高い。でも送料はキャンペーン対象商品のため無料となり、トータルでは商務網上書店よりも安い。

 香港書城は5%値引きの284.05香港ドル。送料は船便を選べば安く(38香港ドル)、送料を入れても3つのなかでは一番安い。しかし、船便のため届くのに1~2ヶ月かかり、そして私が先日買った「粉末都市 香港」は、幸いにも破損やキズもなくセーフだったが、梱包が驚くほど雑なのが不安。

 さあ、買うか? どうしようか?

 追記:
 結局、ほかに前から欲しかった安いDVDもあったので、それといっしょに送料無料のYesAsiaに注文しました。

 香港関連の動画をセレクトしてアップされているsorrelさんのブログ 「pic up HongKong!」 で紹介されていました。

 ものすごく鮮明な1938年の香港の映像です。日本の年号でいくと昭和13年です。このころは日本も世界も、すでにもうかなりキナ臭い状況になっています。ちなみに日本軍が香港を占領したのは1941年です。


 そしてこれは1930年代の香港です。


 上のふたつの映像は、アメリカの「トラベル フィルム アーカイブ」というウェブサイトからYouTubeへ投稿されたものです。

 このウェブサイト内を「hong kong」のキーワードで検索してみましたが、あったのは上のふたつのみでした。

 参考:ウィキペディア「香港の歴史」

 ちょっと比較のために。1935年の東京とのことです。

asahi_shimbun.jpg きょうの朝日新聞(31面)。

 こちらは読売新聞。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091005-00001307-yom-soci

 
 これ(↓)を見るとたしかに香港は所得税が安いです。

 http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20060609A/

 さすがタックスヘイブンの香港です。

 ジャッキー・チェンはハリウッド映画1作あたりの出演料がたしか15億円とか20億円とか聞いたことがありますが、これでいくと、それ以上のギャラのアメリカ国籍のスターよりも、税金の関係で最終的な蓄財が逆転しているかもしれません。税金のことはよく知りませんが。

 私だったら、ずっと香港に住んでます。

 いや、税金が安いからじゃなくて、毎日茶餐廰とかに行きたいからです。


 【追記】
 タックスヘイブンで思い出しました。香港がイギリスの植民地になるきっかけとなったアヘン密輸で有名な、そして今もなお香港の経済界に君臨する大企業ジャーディン・マセソン(中環の旧フェリー乗り場横のあの丸窓の高層ビル)は、戦後< [訂正]1841年(アヘン戦争中!)>イギリスから香港に本社を移し、そして1984年にはタックスヘイブンを求めて香港から今度はバミューダ諸島(!)に本社を移して行ってしまいました。

 香港だって十分タックスヘイブンなのに、そこからさらにバミューダなんか行くか?フツー。 そんなにまでして儲けたいのか? そりゃ儲けたいか。
 検索して見つけました。世界の旗を集めている方がいて、こちらのサイトに私の買ったのと同じと思われる旗が出ています。

 http://www.kameda-lab.org/private/flags/index-j.html

 上から5番目。

 「香港島の路面電車の西の果てまでいってさらに歩いて わけ分からんビルの中まで突っ込んで

 って、まさに私の買ったのと同じところだ!

 世界各国の旗を持っておられるこの方の寸評で「上等だよ」とあるので、この香港の旗はけっこう出来がいいのだと嬉しくなりました。このサイトを見ると、アメリカやイギリスなど各国で売られている旗は意外にもプリント柄のものが多いようです。香港の旗工場のオジサンのいい仕事に拍手したいです。
 ウチの家宝、というか家族からはまったくもって無関心というか無視されている「香港みやげ」 の、その3。(その1はコレ、その2はコレ

 イギリス植民地時代の香港の旗です。(写真をクリックすると拡大して見られます)

colonial_flag_1.jpg 天地1m19cm×左右1m87cmです。家の狭い部屋の中で広げるとかなり大きく感じます。



colonial_flag_3.jpg ユニオンジャックのところはプリントではなく、きちんと赤と白の生地を組み合わせてキレイに縫い込まれています。



colonial_flag_4.jpg 紋章の部分はさすがに刺繍というわけにはいかずプリントですが、単に上から貼っているのではなくて、まずベースの青い生地を丸くくり抜いて、それに合わせて紋章の部分の白い生地をはめ込んで縫い合わせてあります。

 おそらく、旗を掲揚したときに裏表どちらから見ても紋章がきちんと見えるようにしてあるのだろうと思います。ユニオンジャックも、裏からも見えるようになっています。

 裏から見るとこうなってます。

colonial_flag_5.jpg 植民地時代に香港総督府で掲揚していた旗や、香港返還式典などで使われたような正真正銘の公式の旗は、紋章の部分がプリントではなくておそらく刺繍だったんじゃないかと思います。

 (英領香港の旗の紋章の解説はココをどうぞ)



colonial_flag_2.jpg 大きさがわかるように右下にCDケースを置いてみました。だいたいのサイズがわかると思います。ちなみにCDはコレです。


 この旗を手に入れたのは、たしか香港が返還される前年の1996年のことです。

 私は、1997年7月1日に香港がイギリスから中国に返還されるより前に、英領香港のホンモノの旗を手に入れたいと思っていました。返還されてからではなく、返還前に手に入れることに意味がある、と勝手に決めて闘志を燃やしておりました。


 ということで1996年の何回目かの香港旅行。旗のことを頭の隅に置きながらいつものように街をぶらつき、たまたまスターフェリー乗り場にあるおみやげ屋さんを覗くと、部屋に飾るような小ぶりの旗が置いてありました。しかし、私がほしいのはみやげ物ではなく、なんとしても本物です。

 何をもって「ホンモノ」の旗とするか、これは私の独断ですが、要は、船舶やホテルのポールなどに実際に掲揚するために作られたもの、実用のために作られたものを本物だと考えました。

 ではどこでその本物の旗を手に入れられるのか......。こんなときは香港観光協会(現政府観光局)に聞け!

 かつて初めての香港旅行で、ゴールデンハーベスト・スタジオの住所や電話番号や、スタジオまでの安くて効率の良い交通手段の乗り換えルート(!)まで観光協会のスタッフが親切に教えてくれて、後ですごい展開になった経験をしている私は、迷わず観光協会のインフォメーションセンターのガラスのドアを開けました。

 カウンターに座り 「香港の旗はどこで手に入りますか」 と聞くと、女性スタッフからは「おみやげ物屋さんにあると思います」という回答でしたので、私が「いや、ホンモノの旗が欲しいのです」と言いました。

 すると彼女は、何かのファイルだったか電話帳だったか、何やら奧から引っ張り出してきて、他のスタッフにも尋ねながら、一生懸命に調べてくれました。

 しばらくして彼女は「ここにあると思いますよ」と、お店の名前と住所と電話番号をメモしてくれました(名前は忘れてしまいましたが、そのメモは捨てていないはずなのでもし見つかったら名前をアップします)。

 そのとき、彼女がわざわざそのお店に電話して問い合わせてくれたような気もしますが記憶があいまいです。

 メモを受け取って見てみると、そのお店の住所は香港島の堅尼地城のエリアでした。私は係の女性にお礼を言って、インフォメーションセンターを出ました。

 観光協会インフォメーションセンターの真横がスターフェリー乗り場ですので、さっそく私はフェリーに乗って香港島に渡り、そして香港上海銀行の前からトラムに乗っていちばん西の端の堅尼地城の終点で降りました。

 メモと香港街道地方指南を見ながら目指すお店を探しました。

 メモの住所にたどりつくと、そこは香港の典型的な灰色の古い小さな雑居ビルです。お店のある気配がありません。

 ビルの入り口に各テナントごとの呼び鈴のボタンがあり、たしかにメモに書かれたお店の名前もあります。ボタンを押すと、インターホンのスピーカーから広東語でなにやら応対してきました。

 広東語がからきしダメな私がそのときどう言葉を返したのか覚えていないのですが、とにかく来訪のOKが出たので(オートロックのドアがあってそれのカギがカチャリと開いたような記憶もある)、狭い階段を上ってメモにあったフロアにたどりつくと、なんとそこはお店ではなく、旗を作っている工場でした。

 おびただしい数の各国の旗が無造作に置かれていました。

 ひとりのオジサンが出てきました。私が 「香港の旗はありますか?」とカタコトの英語で言うと、オジサンが「好!」という感じで3~4枚のサイズ違いの旗を持ってきました。

 私はそれぞれのサイズの値段を聞きました。それらの値段は忘れてしまいましたが(たしか3000円とか4000円とかそんな値段)、それほど高くも感じませんでしたので、値引き交渉はせず、どうせなら、ということで一番大きなサイズを選びました。聞けばやはり船舶やホテルなどでの掲揚に使用されている旗とのこと。

 商談成立後、私がなおも興味深く各国の旗をシゲシゲと見ていますと、オジサンは日本の日の丸を指さして「日本の旗もいるの?」とジェスチャー混じりで聞いてきました。私はいらないと答え、そのついでに「旗の値段は国ごとに違うのですか?」と聞きますと、オジサンは「複雑な柄の旗は値段が高い」と言いました。合理的です。

 そこで私が、置かれている旗に指さすと、オジサンは私の聞きたいことをくみ取ってくれました。

  私 「これは?」(アメリカの旗)

  オジサン 「高い」

  私 「これは?」(イギリスの旗)

  オジサン 「高い」

 といくつか「高い」が続いたあと、私が日本の日の丸を指さすと

  オジサン 「安い」

 おもわずふたりしてフフフと笑ってしまいました。


 旗を買ってのち、あるお店でこの工場で作られたと思われる、私の買ったやつの半分くらいのサイズの香港の旗が置いてあるのを見つけました。値札を見ると私の買ったのより金額が倍以上だったのを記憶しています。オジサンは掛け値なしの卸し値で売ってくれたのかも、と私は思いました。

 あのオジサンが現在もなお現役ならば、きっと今は毎日バウヒニアの赤い香港の旗を作っていることでしょう。

 ウィキペディア「香港の旗」

666

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oddysey666.jpg
 たしか湾仔にて。

 普通の旧型ホンダ・オデッセイです。

2222

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alfard2222_f.jpgalfard2222.jpg
 同じく中環にて。

 トヨタのアルファードです。

 香港では、高級ミニバンのアルファードのステータスは高いようです。

 街ゆくアルファードのけっこう多くが、こだわりの「いいナンバー」を付けています。


 下のリンク先の各サイトに行ってみてください。
 
 Google香港 キーワード 「幸運車牌」 検索結果

 ゾロ目とかひとケタとかの「すごいナンバー」はほぼ皆無ですが、どんなナンバーがいくらで売りに出ているか傾向がわかって面白いです。

1111

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benz1111.jpg
 中環にて。メルセデス・ベンツSクラスです。

 数字だけで頭にアルファベットのない、いわゆる「無字母」と言われるナンバーです。

 「1111」のゾロ目。

 売りに出せばこれはかなり高い値が付くナンバーだと思います。(1000万円以上?)
 ウチの家宝、というか家族からはまったく無関心の「香港みやげ」 その2。(その1はコレ

 1997年のカレンダーです。

calendar_1.jpg 1997年の新暦正月に香港に行ったときに手に入れたものです。

 当時、前々から香港で1997年のカレンダーを買おうと目論んでいました。

 カレンダーの「7月1日」のところに「香港返還」のことが記されているカレンダーがほしかったのです。

calendar_2.jpg 7月1日には「香港回帰祖国・特別行政区成立日」、2日には「特別行政区成立日第2天」と記されています。

calendar_3.jpg 1日のところのアップ。
 

 このカレンダーは、お正月のお年玉袋とかも売っているローカルな昔風の雑貨屋さんで買ったように記憶しています。絵柄違いでふたつ買いました。

 当時、いかにも中華なカレンダーがいいだろうと思ってこのカレンダーを選んだのですが、いま思うとこんな前時代的なものだけではなくて、タレントなどが載っているもっとポップなカレンダーや、日本でいえば銀行などでもらえるような、企業名の入ったノベルティのカレンダーとか、もっといろんなカレンダーを買ったりもらったりして集めておけばよかったなあと思います。

 でも、このふたつのカレンダーは資料としても大事に保管してあります。
hi-chew.jpg
 これ食べたことがありますか?

 森永ハイチュウのドリアン味です。

 地下室でパソコンをいじっていたら小2の息子がニコニコしながらおりてきて、包み紙をすでに広げてむき出しのハイチュウを私の鼻先に差し出して「食べてみて」と言いました。

 スーパーで見つけて買ってはみたものの、口に入れるのを寸前でためらったようで、私に毒味してほしいということらしい。

 父親の威厳を見せるべく、そして悪食をもって任じる私としては、ここで迷ってはならぬとさっそく口に入れたところ、最初、やや「ウッ」とくるものがきましたが、あとは普通に熱帯系のフルーツ味です。

 そもそも私は生まれてこのかた本物のドリアンを食べたことがないのでこのハイチュウがドリアンの味に忠実なのかわかりません。

 このハイチュウはテレビ番組で紹介されていたので知っていましたが、実際に食べてみるとそれほどクセのある味ではないと思いました。

 しかし、上の階から妻の悲鳴が。父親に異変の起こらなかったのを見届けた息子が今度は母親にすすめ、こういうものには俄然強い妻がそれじゃあと口にしたらしい。

 上に行って妻に聞くと、このドリアン・ハイチュウはとてもじゃないがダメだといいます。そのとき私の口の中には普通のフルーツの味が広がっていたのでなんとも不思議でした。私の舌が鈍感なのか。

 それよりも、私には、このドリアン・ハイチュウを食べてみて、九龍の裏通りを歩いているときに鼻孔をくすぐるフルーツ屋さんの熟れすぎた果実の匂いがよみがえりました。あともう数歩で腐ってしまうかもしれないギリギリの線のフルーツの匂い。

 私には、どんなものでも香港のことを思い起こさせるスイッチになってしまいます。

 息子はその後このハイチュウをおいしくいただいておりました。
 期待の香港本、『香港路線バスの旅』。

 発売日を過ぎてもamazonや発売元のホームページに表紙の画像が現れないので不思議に思っていましたら、いつのまにか発売日のところの月の表示が「9月」から「10月」に変わっていました。

 http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200905000475

 http://www.amazon.co.jp/%E9%A6%99%E6%B8%AF%E8%B7%AF%E7%B7%9A%E3%83%90%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%97%85-%E5%B0%8F%E6%9F%B3-%E6%B7%B3/dp/4048951211

 当初は「8月」と出てていたので再びの延期です。

 私にはなんとなく、こだわりの末の発売延期のような気がします。

 気長に待ちます。

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