2011年1月アーカイブ

yoru_no_nathanroad.jpg 香港には夜に到着するのが好きです。

 これまでの香港行きで私は、夜遅く到着するノースウエスト便を最初の3回で使ったのを除くと、ほとんどがキャセイの一番早い午前10時成田発の便を使ってきました。

 そりゃ早く着いたほうがそれだけ長く香港に滞在できるからです。

 でも、本当は、夜に香港に到着する方が、私は好きです。

 夜に到着した方が、なにかこう

 「部外者として途中から街に お邪魔 させていただく」

 という感じが強くして、その敷居の高さに 旅の醍醐味を感じるからです。

 夜到着してホテルに入ってすぐ近所のセブンイレブンに行って香港人にまじって買い物をしていると、きょうの昼、さっきまで新宿の紀伊國屋書店で立ち読みしていた自分が今は香港のコンビニで地元の人にまぎれてお菓子を買っているのかあ、という、そういう状況をすごく不思議に感じて、それも楽しいし。


 私は一度だけ、キャセイの夜便を使って、昼便よりも逆に長い時間香港に滞在する、ということをやりました。

 どういうことかというと、運賃の高い昼便と安い夜便の差額で浮いたお金を、ホテル代のプラス1泊分に充てたということです。

 ある香港行きで、私は、先にホテルを予約して確保しておいて、いざ飛行機の予約、という段になって、はたと思いました。

 そうか、夜便を使って1日前倒しして香港に行けば、安い夜便で浮いたお金でその夜ホテルに泊まれば、実質、12時間以上、長く香港に滞在できる!

 たまたま出発日を1日前倒しできる日程の余裕があったからできたのですが、私は、1泊だけ別のホテルを予約して、当初の計画より1日早く香港に行きました。

 これまでずっと昼便を使ってきた私は、こうして久しぶりに夜の香港の街に到着しました。

 で、気が付いた。

 香港には夜入る方が断然いい。

 ネオンの看板や夜景がキレイとかそういうのではなくて、暗くて怪しいから怖くてドキドキというのでももちろんなく (だいたい香港の街の夜は昼間並みに明るいし)、すぐにホテルの部屋で心おきなくビールが飲めるからというのでもない (だいたい旅行中は昼でも缶ビール空けることあるし)。

 そうじゃなくて、なんかこう、夜に到着すると、すでに進行中の宴たけなわのパーティに遅れて飛び入り参加するような、街のその日一日がすでに完全に出来上がってしまって熟した状態の、そんな世界に途中からいきなり部外者としてひとり放り込まれるような、そんな感覚が、私にはある。私にはそれがすごく快感です。

 滞在時間のことを抜きにすれば、香港には夜、到着するほうが、私は、ゼッタイ好きです。

 とか言いながら、また次回行くときは、やっぱり滞在時間を考えて、私は昼到着を選んでしまうのだろう(笑)。
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shutoko.jpg きょう通勤途中、東急の電車内のモニターで、ラッシュに揉まれながらこんなCMを見ました。

 パナソニックのエコシリーズのCM。首都高のリサイクルの話。

 これ。
 http://ch.panasonic.co.jp/contents/02672/

 この「首都高バッグ」がけっこう人気で売れているらしい。


 こういうのを見ると、私はすぐ反射的に思ってしまう。

 「これの香港版があったら......」

 香港の例えばMTRの駅とかスターフェリー乗り場とか競馬場とかそういう場所に横断幕があったとして、これらをリサイクルしてトートバッグになったものが販売されたら、ゼッタイ欲しい。

 公式サイトにあった価格を見たら、この首都高のはリサイクルといっても結構高いんですが。

 公式サイト
 http://c-shutoko.jp/

 ま、いずれにしても、もしこんなので香港のが出たら、ゼッタイ買ってしまいます。

 製品の性質上、同じものはふたつとないだろうから(サイトにも「※模様は全て1点ものになります。」と書かれてある)、もしこんなのが香港で発売されたら、旺角とか銅鑼湾とか好きな地名や雰囲気のある漢字の入ったバッグを探して売ってるお店を何軒も巡るかもしれない。

 と言っても、日本に持ち帰ってもそのバッグを使うことは多分ないのだが。

 カミさんにプレゼントですかね。

 ただ、私としては、香港のなら、わざわざトートバッグにしてリサイクルしてくれなくても、
横断幕そのまんまのが欲しい


 首都高速リリース
 http://www.shutoko.jp/company/press/h22/1028.html

 やっぱりこの首都高のも、新宿とか地名の入っているのが人気が高いと思います。
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slide_32.jpg 香港おみやげスライドの<No.32>です。(前回はコチラ。最初からまとめて見るならコチラ。)

 もとのポジの状態が悪かったのかキズが多かったので画像をちょっとだけ修正しました。

 画像をクリックすると拡大して見られます。

 スライドのマウントに印刷されているタイトルは

 「No.32
  政府廉租屋邨

  政府住宅
  RESATTLEMENT ESTATE」


 となっています。タイトルは上から中文、日文、英文です。

 たしか香港の団地の建物は、その建てられた時代ごとにスタイルが異なっていて、第1型から第6型まであったと思います。

 香港の日本語新聞「香港ポスト」がかつて出していた月刊誌の「香港通信」で、香港の団地を特集した号があります。

 久しぶりに本棚から引っ張り出しました。

hk_tsushin68.jpg 1997年12月号(第68号)。表紙はテレサ・リー。値段は50香港ドル。日本では表参道の香港電影船や神保町の東方書店などでたしか900円で売っていました。

 特集のタイトルは「香港最後の魔宮 団地にいらっしゃ~い!」

tsushin_danchi001.jpgtsushin_danchi002.jpg こんな誌面で14ページにわたる香港の団地特集。なんともマニアックです。

 「香港通信」は、もともとは「香港ポスト」の月刊版という位置づけで出されたらしく、創刊当初は地味で硬派な誌面づくりでしたが、途中から路線を変更して内容がどんどん柔らかくポップになり、扱うネタがマニアックになっていきました。

 マニアック路線は号を追うごとに深まり、毎号新しいのを手に取るたびに「こんなネタの特集やって、はたして読者に需要はあるんだろうか?」と、私は不思議に思いましたが、「香港ファン」「香港オタク」にとっては、毎号、「よくぞこんなものを特集にしてくれた!」と思うような楽しい記事ばかりでした。だから香港在住の日本人よりも日本にいる香港マニアのほうにウケていたんじゃないでしょうか。

 ところが、そんな超マニアックなファン向けの企画の連発が災いしたのか、この第68号から数えて6冊目の第73号をもって「香港通信」は廃刊になりました。


 で、話もどって団地特集。

 上の特集によれば、香港では全人口の35%が公共団地に住んでいるということです。

 このスライド写真に写っている手前の薄緑の建物は、もっとも古い第1型に分類されるようです。

 第1型の特徴は、周囲を外廊下が囲み、各住居は玄関を外に向けて背中合わせに並んでいたことです。だから窓は玄関扉の横にある小さなもの1つしかなかったとのこと。

 第1型は、増え続ける人口のために とにかく人々に住む場所を供給するというのが目的。各住居は単なるコンクリートの箱のワンルームで、部屋の間仕切りもなにもありません。台所もトイレも共同で部屋にはなかった。

 この第1型は、上の香港通信が出た1997年の段階ですでに取り壊されて現存するものがなかったそうです。

 香港の団地の建物が第1型から6型まで分類されるというのは、もっとも初期に建てられた1950~60年代の建物を指してのことのようです。70年代以降に建てられたものはこれらとは区別されるそうで、私の記憶とは違っていました。



 これは1971年に建てられた華富邨という団地の、ある部屋の見取り図。上の特集に載っていたイラストです(転載すみません)。
tsushin_danchi003.jpg そして現在の香港の公共住宅の主流は超高層タイプで、日本でなら高級マンションと見まがうようなリッチなものになりました。空港から電車に乗って九龍に向かうときにもたくさん見かけます。

 そういえば香港政府観光局(まだ観光協会の頃だったかも)が企画した現地募集の無料ツアーに、香港の古い団地を見学して一般居住者のお宅を訪問する、というものがありました。今でもやっているのでしょうか。



 香港の団地で思い出しました。

 キャセイ航空のCM。団地が舞台です。


 ついでに、団地とは関係ないけど、ここに楽しいキャセイのCMがいくつもあります。
 http://www.youtube.com/watch?v=QSw-FwSSJnE

 前にも書きましたが、これらのCMは以前は國泰航空60周年記念サイトにアップされていました。

 あと、キャセイとは別のサイトで、映画監督のジョン・ウーがかつて住んでいた団地を訪れるシーンがある動画もどこかにあったと思うのですが、見つけられませんでした。


 ところで、この外国人観光客向けのおみやげスライドに、なぜなんの変哲もない団地の写真が採用されているのか、ちょっと不思議です。他はいわゆる典型的な観光スポットの写真ばかりなのに。

 そう考えると、さっき書いた観光局の団地ツアーというのも、よく考えれば不思議です。普通の団地の暮らしを「観光する」という発想、いったい観光局内部の人が企画したのでしょうか。外国人の香港マニアの要望を聞いたのか? そりゃ一部のマニアには興味がありますから。

 それとも香港人には団地に対して、うまく言えないが何かこう 「外部的な視点」 とでもいうようなものがあるのか? 香港人にとっての団地に対する思いを知りたくなってきました。
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bd_recorder.jpg  テレビを買ったの機にブルーレイレコーダーを買いました。ソニーのAT900という機種です。

 買う前に、カタログはテレビと同じパナソニックと、ソニーしか見ませんでした。
 
 テレビに合わせてレコーダーもパナソニックにすれば、テレビ側の番組表からリンクして録画予約ができたりして便利です。

 でも、ソニーにしたのは、「おまかせ・まる録」という機能が付いているから。

 今も現役で使っているパナソニックのDVDレコーダーもキーワード検索での予約ができるが、手動であらかじめ検索して番組が引っかかったらその都度自分で予約する必要がありました。しかし、ソニーの「おまかせ・まる録」なら勝手に番組を見つけて録画してくれる。



 買ってきて設置後、さっそく「香港」をキーワード登録しておきました。

 それから何日も経って、そんなキーワード登録したことをすっかり忘れた状態でレコーダーのスイッチを入れたら、ハードディスクの録画リストに見知らぬ番組が録画されてダーッと並んでいるのでビックリしました。

 NHK BSの深夜のワールドニュースとか、期せずして録画された番組がやたらと多くてちょっと閉口しました。ワールドニュースは、以前はたまに見てたけど、局がATVなど香港なだけでニュースの内容自体が香港ローカルではないことも多いから、別に見たいとも思っていなかったので。

 とにかく配信される番組情報のデータに「香港」の語句が入っていれば片っ端から録画してしまうことになります。

 海に網を張っておいてあくる日に網を引き揚げたら、欲しくもないいろんな雑魚がたくさん引っかかっていたという感じ。

 ところがそんな雑魚にまぎれて、伊勢エビや真鯛が獲れていました。

 BSの民放でやった、ペニンシュラホテルで働く人々にスポットあてた1時間番組やBSフジの香港の旅情報番組、NHKでやった「世界の市場」の香港編や「アジア食紀行『コウケンテツと行く香港』」。

 なかでもBS日テレのクラシックホテル情景 ザ・ペニンシュラホテル香港」はなかなか面白い番組でした。長年勤めるベテランのバーテンダーの方など、徹底したホスピタリティーに努めるスタッフの話が興味深かった。

 あとNHK BSの「アジア食紀行『コウケンテツと行く香港』」も、一般の家庭にお邪魔してご飯をいただくなど、すごく面白かった。先日書いた「東寳小館」も出てきました。再放送もあるかと思うので見逃した方はチェックを。



 キーワード登録には除外設定など詳細な設定ができるのですが、めんどくさいからパス。だから片っ端から録画されていきます。

 ウチの小3の息子が韓国の「少女時代」のことを気に入ってしまい(笑)、つられて私も妻も彼女らのファンになってしまいました。

 さっそく「少女時代」も「おまかせ・まる録」にキーワード登録しました。この場合、もし配信される番組データの番組解説に「デビ夫人、波乱の少女時代を語る」と入っていれば、録画されてしまいます。

 でも、とにかく、これからブルーレイレコーダーを買おうという方には、何か特定の趣味を持っていて、それに関するテレビ番組をラクして予約したいなら、「おまかせ・まる録」機能の付いたソニーを検討する価値ありだと思います。

 ......と、ほかのメーカーでも同じ機能があるかもしれませんが。他のメーカーのカタログをまったく見なかったので知りません......。 
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slide_31.jpg ということで、2011年の記事の第1弾は、「香港おみやげスライド」です。

 今回は<No.31>です。(前回はコチラ。最初からまとめて見るならコチラ。)

 「No.31
  合和中心及旋轉餐廰

  合和セこタビルディング
  HONG KONG HOPEWELL CENTRE」


 灣仔のホープウェルセンターです。

 上のタイトルの2行目の日文が、「セこタ」となっています。もちろん「センター」の誤りです。

 写っているタクシー2台は日産セドリックです。

 このうち、左側のセドリックは、私が1986年の香港で撮影した写真に写っているタクシーと同じ型だと思います。

 それに重なるように写っている右のタクシーもセドリックです。これは左のより古い型です。1970年代のモデルだと思います。

 このふたつのセドリックのタクシーからみて、写真が撮影されたのは1980年代の前半ではないか、と推測。

 ホープウェルセンタービルは、80年代は香港で一番背の高いビルだったと記憶しています。けれども今ではすっかり影が薄くなってしまいました。

 皇后大道に面してはいるが、灣仔の中心エリアとなるトラム通りの界隈からはやや離れた山寄りの場所にあるため、観光客にはちょっと縁遠いスポットではあります。

 このビルの一番上の回転型の展望レストランには、一度香港人の知人に連れていってもらったような記憶があります。しかしよく覚えていません。

 場所的には、ここに建っています。(左の「-」ボタンをクリックしてズームダウンすると建っている位置が分かります)


檢視較大的地圖


 ストリートビューで見るとこれ。左がホープウェルセンターです。画像にマウスのポインタを乗せてドラッグして動かしてみてください。


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新年快楽!

あけましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

今年も香港の細かい枝葉末節なことにこだわって記事を書いていこうと思います。

連載も復活させるつもりですのでよろしくお願いいたします。

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