「知らなかった~!」
 『香港読本』(山口文憲選・福武書店・1989年1月19日刊)という本をあらためて読んでみたら、最後の解説で、以下のような記述がありました。
  「(前略)その後、敗戦までの約三年半、日本は香港をその支配下におく。あのペニンシュラホテルは『九龍東亜ホテル』になり、あの英系デパートのレーン・クロフォードは、『松坂屋』とその名を替えた。(後略)」(P.180 太字は学芸員Kによる)
 ペニンシュラが東亜ホテルに改名されたのはどこかで読んだことがありますが、レーン・クロフォードが松坂屋に改名されていたとは知りませんでした。
 ところで、第二次世界大戦中、日本が香港を占領していたのは3年8ヶ月です。香港では、単に 「3年8ヶ月」 というだけで、それは日本軍の香港占領を意味します。
 松坂屋は戦後、香港に再び支店を置きましたが、それも今はありません。
 ちなみに今年の10月、83年の歴史を誇る映画館、皇后戯院がその幕を閉じますが、この映画館は戦時中は「明治劇場」という名前に替えられていました。(ご参考
 香港占領時代の、日本名への改名がほかにどんなものがあったのか調べてみたくなりました。