redcliff.jpg けさフジテレビの「めざましテレビ」を観ていたら、『レッド・クリフ』がヒットしていることを取り上げていました。ジョン・ウーがインタビューに応えてこんなようなことを言ってました。いわく、

 「もしアメリカで『レッド・クリフ』を撮っていたら、全然別なものになっていた」

 「ハリウッド映画なら、敵と味方をわかりやすく完全に分ける」(たしかこんなことを言ってました)

 「この鳩のシーンは、ハリウッドでやったら入れることはできなかったと思う」(これにはちょっと笑えました)

 そしてこれ。

 「アメリカでは映画会社のいろんな人がいろんなことを言ってくる。会議だけで半年もかかってしまう。私ならその間に1本映画を作れる

 

監督の個性を生かすには、監督が「一スタッフ」に組み込まれてしまうハリウッド・システムの「良し悪し」の「悪し」の部分が勝って弊害があるというのを、彼の言葉で「やっぱりな」と再確認できました。船頭多くして船山に登るです。『レッド・クリフ』は実はまだ観ていません。急がねば。