ウチの家宝、というか家族はまったく無関心ですが私が大切にしている「香港みやげ」のひとつです。
1960年代に撮影されたというショウブラザースの写真です。社長のランラン・ショウ(邵逸夫)と俳優陣の集合写真です。大きさはタテ39cm×ヨコ49cmです。
1990年代の半ば頃、尖沙咀のフェリー乗り場近くの星光行ビル地下にあったアンティークショップで見つけて買いました。数百円という金額だったと思います。
そんな金額ですからもちろん複製です。でもかなり鮮明にプリントされています。家に遊びに来た妻の友人の香港人女性が、「うわ、この写真は価値がありますよ!」と言ってナマ写真と勘違いしてましたから。
香港で買ったのは写真だけでした。日本に戻ってから渋谷東急ハンズに行って写真の大きさに合わせてフレームをオーダーして額装したのが、上の写真です。
サイズが大きくてスキャナにかけられないのでデジカメで接写してみました。スキャンに比べてやはり少しボケてますが、下の写真をクリックすると拡大して見られます。
この集合写真は同時にポーズ違いで何枚か撮影されたようで、これとは別バージョンのものが香港の書籍に載っています。また、以前放送されたNHK BS2の 『香港電影風雲人物録』 にも同じく別のものが出てきました。
きのう、この写真を押し入れから出して久しぶりに部屋に飾っておいたら、小学2年生の息子が写真をじっと見ているので何かと思ったら、「この中にお父さんが写っているの?」と聞いてきました。
それにしても 、社長が新車を手に入れたばっかりなのか、ロールスロイスと一緒に記念撮影とは、いかにも香港です。
最近のコメント