例によって散逸する香港関連文書(と言っても家族には燃えるゴミ)を整理していたら、香港ツアーのチラシが出てきました。(写真をクリックすると拡大して見られます。別ウインドウに出た画像をさらにクリックしてください)
「2000年2月19日(土) 出発限定」。この1回のツアーで「500名募集」というのがスゴイです。
「企画 ジャッキー&ウィリープロダクション」となっています。このときはまだジャッキー・チェンとマネージャーのウィリーは袂を分かつ前でした。
いつだったか私が尖沙咀の広東道を歩いていたら、BMWのオープンカーが幌をオープンにして路肩に停まっていて、私はその横を通り過ぎました。
そのとき、BMWの運転席に座っていた男の人の顔が私の視界の片隅に入って、私は「あ!」と思いました。どうしようかと迷いつつ数メートル歩き、けっきょく回れ右して引き返し、運転席の人に「あのう、ウィリーさんですか?」と聞いたら、彼は「ハイ」。 サインしてもらいました。
マネージャーをマークするほどのジャッキーファンでもなかったのですが、なぜかウィリーさんの顔はテレビか何かで見て記憶にあったのです。
「ジャッキーはどこですか?」とぶしつけな質問をしたら、彼は「今、アフリカにいます」と言いました。いま思うとそれは映画『Who am I?/フー・アム・アイ?』(原題:我是誰?)のアフリカ ロケの撮影だったのだと思います。調べてみたところこの映画は香港では1998年1月の公開なので、私がウィリーさんに遭遇したのは多分1997年ということになります。
サインをしてもらったメモ帳を、私はそのあと、当時湾仔にあった國泰戲院だったか京都戲院でマギー・チャンの『甜蜜蜜』のアンコール上映を観た際に落としたらしく、なくしてしまいました。そのメモ帳は香港での行動記録も書いてあったのでショックでした。
話が脱線しました。こちらがチラシの裏面です。
ジャッキーが香港で参加者と行動をともにするというわけではなく、3日目の夕食パーティがとにかくこのツアーのメインイベントだったようです。
500名も参加する夕食パーティ! スターに会えるツアーというのは皆こんなに定員が多いのか。
パーティでは「ツーショット撮影会」があります。もし参加者が定員いっぱいの500名だったなら、撮影にすごい時間がかかったと思います。
ちょっと前に、韓流スターに会える韓国ツアーの騒動を伝えるドキュメンタリーをテレビで観ました。ファンの積極的な行動に添乗員がタジタジでした。
でも高いお金を払っているのだし、何よりやっぱりこういうツアーに参加するぐらいのファンなのですからその情熱的な行動は理解できます。私も根はミーハーなので、もしもこういうツアーに参加したら、パーティ会場などでは「前進あるのみ」の態勢で臨むと思います。
現在ではジャッキー・チェンのツアーはやっていないのか、検索したら少し前のこういうのが出ました。
http://www.discoverhongkong.com/jpn/news/jc/index.html
(追記:ファンクラブのツアーはやっているようです。)
最後にウンチクです。今回の画像のファイル名を打っているときに思い出しました。ジャッキー・チェンの「ジャッキー」の英語表記は、最初は「Jacky」だったがこれは女性名のスペルとかで、あとで「Jackie」に変えたのだとか。何かの本に書いてありました。
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