ミクシィでマイミクさんに教えていただきました。

 ジャッキー・チェンの「カラテキッド」。

 アメリカでは来年の6月に公開されるそうです。

 ジャッキー・チェンが演じるのは、かつて作られた旧作の「カラテキッド」(日本公開題名「ベストキッド」)でノリユキ・パット・モリタが演じた、主人公にカラテを教える師匠です。

 でも、予告編を見てわかるとおり、ジャッキーの教えるのはカラテではなくカンフーです。

 ちなみにこちらが前の旧作「カラテキッド」です。


 参考:ウィキペディア「ベストキッド」

 ウィキペディアを見て思い出しました。旧「カラテキッド」の監督は、「ロッキー」と同じ監督でした。(音楽が「ロッキー」のビル・コンティというのも同じ)。

 ジャッキーも、歳相応の役柄が増えてきたなあ。

 
 やっぱり今でもアメリカ人は、ブルース・リー映画の時代と同様、カラテとカンフーの区別なんてどうでもいいのだろうか。この新作「カラテキッド」に感化された観客が近所のカラテ道場に入門したら、やることが映画とは全然違っていて面食らうのではないだろうか。

 日本で公開するときは旧作同様に題名が「ベストキッド」になるのでしょうか? 

 旧作が、中身はきちんとカラテだったのに日本での公開題名が「カラテキッド」ではなく「ベストキッド」に変えられたのは、日本人には「カラテ」のタイトルがある意味泥臭くストレートすぎて観客を選んでしまい、女性客や子ども連れの客が敬遠すると配給側が判断したからなのかもしれませんが、今度のジャッキーのは、そんなことじゃなくて内容から考えても日本で公開するには「カラテキッド」じゃおかしいと思います。(そう考えたら香港で公開するときも同じだ)。

 ジャッキーはタイトルに異論をはさむことができなかったのか。「カンフーキッド」のほうが客を呼べるような気もするが。カンフーキッドのタイトルの権利をすでに他が持っていてできなかったのか? いろんなことを考えてしまいます。