5月21日は金環日食。
当ブログは「香港つめホーダイ」ですので、金環日食の話題も香港から入ることにします。
先日、テレビのニュース番組を見ていたら、金環日食が見られる地域の世界地図が出てきました。
その地図には、日食が観察できる地域に帯状の線が引かれていました。
よく見えなかったのですが、その世界地図では、どうも台湾の西、香港あたりにもその帯がかかっているように思えました。
で、ネットで調べたら、この帯は「金環日食帯」というらしく、Google香港で検索したら香港もこの帯の中に入っていて、当日は香港でも金環日食が観察できるようです。
下の図参照。クリックすると拡大して見られます
赤い線が中心線です。ここに近いほど、金環日食の「環」の部分のリングの太さが均等に見られます。
香港はこの中心線からやや南となります。
で、5月21日の当日は、私は香港にはいなくて東京の日常の空の下で日常の生活を送っていますので、ここからは日本の話題。
日本はどんな感じかというと、こんな感じ。クリックすると拡大して見られます。
今回の金環日食では、東京はドンピシャリの中心線。特に品川区がそのど真ん中になるとのことです。太陽と月と品川区が一直線で結ばれるのか。品川区在住の方、おめでとうございます。
東京での金環日食は、173年ぶりなんだそうです。前回は江戸時代の1839年(天保10年)。この2年前の天保8年に「大塩平八郎の乱」がありました。どんな乱なのかすっかり忘れました。
検索したら、Googleでは「金環日食マップ」を用意していました。さすがはGoogle。
より大きな地図で 2012金環日食 を表示
めったに見られない金環日食。ウチでは日食グラスを3つ購入。
安いのはいくらでもあるが、中には粗悪品もあるらしく、眼への影響が心配だし、せっかくなので少々高いがケンコーとビクセンの2大ブランドのものを手に入れました。
特にビクセン(写真の一番右)のは、学校などでも採用されているのがウリ。「世界天文年2009日本委員会推薦」だそうです。本体の裏を見たら今どき珍しく「日本製/MADE IN JAPAN」と刻印されていました。ビクセンのには大変分かりやすい日食のガイドブックも付いています。
ビクセン日食グラスのページ http://www.vixen.co.jp/se/solarprotec.htm
ウチに届いたのでさっそく太陽を見てみたらキレイに見えました。そこでこのビクセンのをあと2つ、実家の両親にも送りました。
amazonでも購入が可能です。(amazon)
あの開成中学・高校では、当日は登校時間を遅らせるとのこと。(お知らせ)
拙宅の周りは住宅が建て込んでいるので当日太陽を2階ベランダから見られるのか心配したが、先日晴れの日に早起きしてベランダに出て、太陽が、食の開始となる6時19分にはすでに高々と上がって観察できる位置にあることを確認。
あとは、当日、晴れるのを祈るばかり。173年前は晴れていたのか?
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/
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