Wong先生から本が来た へのコメント https://kengshow.com/2014/08/03/wong_2/ 香港のことなら食べ物、映画から道ばたに落ちているものまでなんでも詰め放題!! Thu, 14 Aug 2014 00:57:36 +0000 hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.5 学芸員K より https://kengshow.com/2014/08/03/wong_2/#comment-2448 Thu, 14 Aug 2014 00:57:36 +0000 http://kengshow.com/2014/08/03/wong_2/#comment-2448 ころたさん
三軒茶屋シネマは、今調べたら2週間ほど前に
閉館だったのですね。
シネコンは便利な映画館だし、
座席数の割に画面が大きい劇場も多いし、
座席はゆったりしているし、
前の人の頭が邪魔にならないようにシートの段差も大きい。
音もいい。
従来型の映画館に比べたらやっぱり快適度が高いです。
それは香港の映画館も同じでした。
一時期、私は香港で、同じ作品を上映していても
あえて古い従来型の大きな一戸建て映画館に行っていましたが、
香港人が行くのは皆、シネコン。
だから大きな映画館の座席には本当に数人しか
観客がいない、なんてこともありました。
>もう1回見たいなってそのまま劇場内にいたり、
>二本立て、三本立てなんていう見方もできなくなり・・・
昔、名画座にブルース・リーの映画を見にいったとき
チケット売り場のお姉さんに言われました。
「今入ったら、3回見られるよ」って……。
客が何回も見るってお見通し(笑)。
私が知っている香港は1986年以降だけど、
当時は、それが当たり前の風景と思っていたが
当時の香港には、街に「映画」があふれていました。
大通りに何軒もあった大映画館
その映画館には大きな上映作品の手描きの看板
映画館じゃないビルの壁にも大きな看板
おなじように、日本でも、映画館の看板が
街の風景のひとつになっていましたよね。
ところで、当時の香港の映画館は、
建物の構造として、チケットを買う前に
劇場内の一歩手前まで入ることができて、
広いロビーに入ってスチールを見て
その映画を見ようかどうか考えることができました。
そのスチールが観客を呼ぶためには大変重要なものだったので、
男の観客を呼ぶために
かなりの確率で「お色気シーン」のスチールが
貼ってありました。
だから映画本編には、それが喜劇だろうとアクション映画だろうと、
そのスチールのために
ワンシーンだけエッチなものがはさまっていました。
考えてみたらブルース・リーの映画も
死後作られた「死亡遊戯」以外の全作品には
お色気シーンを紛れ込ませていました。
この「光影戲遊」は、映画館に関する記述や写真は少ないのですが、
それでも氏の映画館に対する愛情が感じられます。

]]>
ころた より https://kengshow.com/2014/08/03/wong_2/#comment-2447 Wed, 13 Aug 2014 23:02:22 +0000 http://kengshow.com/2014/08/03/wong_2/#comment-2447 新橋のガード下の映画館も閉館
吉祥寺に三茶、銀座の三原橋の映画館も・・・
といってもじゃあそこで映画を見たのかというと
見てないのですが。
一昨日も先輩と飲みがてらの散歩道、その道沿いにあった映画館の話や隣駅にあった映画館の話など。
映画館は行かずとも生活の普通の風景だったんですよね。
そして大きな映画館で見る映画はハレの映画でした。
シネコンによって以前みたいに席を取るために早く映画館に行ったり、並んだり、追加料金であえて指定席をとる必要もなくなったものの、
もう1回見たいなってそのまま劇場内にいたり、二本立て、三本立てなんていう見方もできなくなり・・・
香港もあの映画看板や入り口のところのスチール写真と日本よりもその手の映画館残っていたと思うのですが、
シネコンの登場であっという間になくなってしまいました。と、こちらも一度も中まで足を運んだことはないのですが。
「光影戲遊」とは素敵な題名な本ですね。
本の中味がわかる気がします。

]]>