1986年に撮影した香港のバラック住宅の場所が判明 へのコメント https://kengshow.com/2017/10/08/1986residence/ 香港のことなら食べ物、映画から道ばたに落ちているものまでなんでも詰め放題!! Fri, 20 Oct 2017 11:18:29 +0000 hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.5 学芸員K より https://kengshow.com/2017/10/08/1986residence/#comment-2891 Mon, 09 Oct 2017 11:20:59 +0000 http://kengshow.com/?p=4179#comment-2891 isola への返信。

isolaさん

ネットの力をあらためて感じました。

「中秋節の記憶」は、大きいベースに小さなランタンという設定なので、私は少し散漫な印象を受け、また見入っている人も少なかったですが、自分で撮った写真であらためて見直すと、ランタンにLEDが灯っていることに気づきました。

なるほど、暗い中では印象が異なったのですね。

いま、写真を見ながら頭の中で想像してみると……暗くしてランタンの火がそれぞれ小さく灯っていると、すごく愛らしい感じもしてランタンへの香港人の思いも感じて確かに印象が異なるように思えてきました。

今回のように会場が共有スペースの場合は不可能ですが、もし会場での条件が許せば、たとえば囲いで覆って、30分に1回、会場の照明を落とすブースを設けたりできれば、もっと楽しい展示になるかもしれないと、isolaさんのコメントを読んで思いました。

もし、そういう展示方法が可能ならば、昔ながらの大きなネオン看板をメインに据えて再現したミニチュアとか、一家団らんの夕食の様子が窓越しに見えるアパートとか、廟街の屋台のミニチュアなど、もっと夜の香港を意識した作品を作ってみようとチャレンジする作家もいるかもしれませんね。

今回の「香港ミニチュア展」は実演をやったり、香港の観光をアピールするパネルを設けたり、モニターでビデオを流したりと、前回の池袋よりも工夫されていましたよね。

ただ、実演は先週と今週、それぞれ異なる作家のを少しだけ拝見しましたが、なにしろ、ものがミニチュアだけに、作家が手に持って作っているものが小さく見づらかった。いや、ほとんど見えなかった。

だから、可能ならばハンディカムとかビデオカメラをテーブルに設置して、作家の手元をクローズアップして写し、背後のパネルにモニターを設置してそれを映し出せばいいと思いました。

あと、実演では、作り方のノウハウ、例えば「接着剤はこういうものを選ぶのがおすすめ」という感じのことを説明してくれましたが、おそらく実演を見ているほとんどの人は自分で作ろうとは思っていないだろうから、道具選びや作り方のコツの説明よりも、例えば飲茶の小さな点心を作家がテンポ良く形作って、粘土が乾いていないなら「こちらがその乾いたものです」と途中で乾いたものに取り替えて色を塗って最後にツヤを付けて、はい出来上がり! みたいなことを望んでいると思いました。

などということを次回はお願いします、という要望を、機会があれば主催者にしてみようかな。

長文失礼しました。

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isola より https://kengshow.com/2017/10/08/1986residence/#comment-2889 Mon, 09 Oct 2017 10:33:10 +0000 http://kengshow.com/?p=4179#comment-2889 凄い!感激しました。

ミニチュア展、私も金曜の晩に夫と行きました。

1回目は晴れた日の午前中だったのですが
2回目は暗くなってからだったので
ミニチュア内のLED照明が綺麗に見えました。
特に「中秋節の記憶」という作品は印象が変わりました。

数年に一度ミニチュア展を開催してほしいです。

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学芸員K より https://kengshow.com/2017/10/08/1986residence/#comment-2888 Mon, 09 Oct 2017 09:27:45 +0000 http://kengshow.com/?p=4179#comment-2888 ころた への返信。

ころたさん

情報をくださったフォロワーさんは、おそらく香港の方だと思いますが、私もまさか撮影場所が判明するとは思ってもみませんでした。JPHK Leo‏さんに感謝です。

「香港街道地方指南」でのご確認ありがとうございます。

「摩星嶺地区」の木造住宅群をころたさんは見たのかもしれないんですね。

香港仔は、私が最初に行ったころはまだ水上生活者の船を見かけました。鑽石山駅の周りはバラック住宅街だったし、1990年代頃までは香港には結構ワイルドな場所がまだありましたよね。

ワイルドな場所がなくなるということは、それだけ地元の人にとっては環境が良くなるということなのかもしれないですが、観光客のわがままな感想としては寂しくもあります。

住居以外にも、たとえば今はまだ当たり前の、往来に向かってビルから水平方向にはみ出した香港独特の看板も、減っていきこそすれ、増えることはないようにも思います。

古い唐楼もいくつかは保存されるだろうけど、増えることはない。

いずれ無くなると分かっているなら意識的に見たり写真を撮ったりして記憶や記録にとどめておきたいけれど、結局は無くなったあとに「もっと見とけばよかった」「写真に撮っておけば良かった」となりがちですよね。

私の場合、一戸建ての大映画館がそうでした。

もう叶わぬことですが、出来ることなら1980年代に戻って、「全部の一戸建て大映画館の姿」を写真に撮っておけばよかった!

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ころた より https://kengshow.com/2017/10/08/1986residence/#comment-2886 Sun, 08 Oct 2017 22:29:20 +0000 http://kengshow.com/?p=4179#comment-2886 うわ、なんともこれはほんとにマニアック
情報を提供された方もその情報をもとに分析した学芸員Kさんも。
ありがとうございます。こういうの大好物です。

前の記事にも登場していますがまずは1986年の写真、これがあったからですね。
そっか、荃湾駅だったのか
その辺りはこんな風になっていたのですね。
さっそく香港街道地方指南の2017年版と持っている一番古い1996年版で確認しちゃいました(笑)
1996年版ではまだ「中国染廠」があり横には「良友貨倉」と「美美貨倉」も存在
「曹公潭村」にも「白田壩新村」にもどちらにもまだわずかですが建物の存在していたようです。
でも1997年度版を見ると「中国染廠」はすでに「愉景新城」になっていました。
こういう山の斜面にある木造住宅群を見ると、映画「スージーウォンの世界」を思い出します。
これはたぶん大坑か天后の裏の山側あたりかと思っているのですが。

ミニチュア展の「摩星嶺地区」も調べてみたのですが、
「あっ、ここ!」って香港仔から中環あたりにバスで戻るときにまさに見た
わずかではあったけど木造住宅の集まりだったところか!(確信はできないけど)
いつごろまで見かけたんだろう。香港仔とかにももうかなり前から行ってないけどな。
「鑽石山」のバラック街もなくなる直前に行くことできたけど、2000年代の初めぐらいだったのかな。

わたくしはこのような香港を見ることはもうかなり少なかったのですが
学芸員Kさんはそんな貴重な体験をたくさんたくさんされてきたのですねぇ~。

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