検索結果 : ブルース・リー 邸宅 | 香港つめホーダイ https://kengshow.com 香港のことなら食べ物、映画から道ばたに落ちているものまでなんでも詰め放題!! Thu, 07 Sep 2017 10:08:10 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.5 https://kengshow.com/wp/wp-content/uploads/2017/12/cropped-site_icon03-32x32.jpg 検索結果 : ブルース・リー 邸宅 | 香港つめホーダイ https://kengshow.com 32 32 93693484 衝撃。最新映像!ブルース・リー旧邸宅の現状 https://kengshow.com/2016/10/01/b_lee_mansion/ https://kengshow.com/2016/10/01/b_lee_mansion/#comments Sat, 01 Oct 2016 14:01:52 +0000 http://kengshow.com/?p=2622 台湾の話は次回やります。

ついさっき、たまたま、YouTubeで、「golden harvest studio」で検索したところ、ある動画がヒットした。

なぜかこの動画がヒット。

そのサムネイルの画像を見ただけで、すぐに分かった。

九龍の邸宅街、九龍塘にかつてあった、ブルース・リーの邸宅。

彼の死後、この邸宅が、いわゆるラブホテルになったというのは、超が付く有名な話。

その名も「羅曼酒店」(うふふ。「ロマンホテル」)という。

実際、私が行ったときも、このロマンホテルは健在だった。

私は、いままで、ここに3度ほど行ったことがある。1度は妻を伴って。

いや、ホテルを利用したのではなくて、すべて、あくまで外から見学。いわゆる聖地巡礼。

考えてみると、この邸宅、ブルース・リーの邸宅だったのは、わずか2年ほど。

アメリカから凱旋して香港でスターとなり、この豪邸を手に入れて2年ほどで、米メジャーのワーナー映画「燃えよドラゴン」によって自分が世界の大スターとなることを知る直前にこの世を去った。

彼の死後、ラブホテルになってから40年以上が経過。

だから、この建物は、むしろ、こっちの用途、つまりラブホとしての方が、この建造物の経歴としてはメインなのだ。

鉄筋コンクリートの元豪邸。日本のよりずっと長持ち。

 

あるとき(最初の訪問だったと記憶)、私がこの旧邸宅に行って、ホテルのインド人門番に聞いてみたところ、「撮っていいよ」という。

私は、敷地内に入り邸宅の外観を間近からビデオに撮った。

邸宅当時の玄関、現在のラブホ入り口付近を撮っていたところ、掃除をしていた女性がいて、ビデオカメラを持つ私を見るなり合点がいったのか「ああ!! レイ・シウロン、レイ・シウロン!!(李小龍 = ブルース・リー)」と、笑った。

でもさすがにラブホの中に入ることはできなかった。さすがにそれはマナー違反。

ところが、こういう人がいた(ツイッター仲間)。
http://blog.goo.ne.jp/takaosanxia/e/b6302667f9954a6f5b137b3592ac5e57
そうか、客になって入ればよかったのか。

そして、この動画である。

この動画、きのう、9月30日にアップされたばかりだ。

カメラは建物内部に侵入。

なんと、ホテルは廃業しており、撮影者はその「廃墟」の中に入っているのだ。

あー、びっくりした。

ところで、この邸宅を「ブルース・リー博物館」にするというような話もあったはずだが、いまはどうなっているんだろう?

当ブログでも記事にした。

過去記事
http://kengshow.com/2008/06/28/post_173/
http://kengshow.com/2010/03/13/post_395/

とりあえず、とりいそぎこの動画を張ったので見てください。

いやあ、とにかく、ブルース・リーのなきあと、長年にわたって建物自体は維持してきたラブホテルが、ついに廃業して廃墟となっていた、というのが、私にはほんの少し衝撃的だったので。

当ブログ関連記事

 

]]>
https://kengshow.com/2016/10/01/b_lee_mansion/feed/ 4 2622
ブルース・リー ゆかりの地・映画ロケ地ツアー https://kengshow.com/2013/11/10/post_775/ https://kengshow.com/2013/11/10/post_775/#comments Sun, 10 Nov 2013 00:03:26 +0000 http://kengshow.com/2013/11/10/post_775/ lee_gym.jpg isolaさんから、ネットでたまたま見つけました、と教えていただきました。

 ★12月7日限定催行★ファンが案内する「ブルース・リーの歩んだ道」を行こう!
 http://www.mybus.com.cn/detail/hongkong/11141/
 

 ★JTB限定★12月8日限定催行★名作「燃えよドラゴン」ロケ地巡りツアー!!
 http://www.mybus.com.cn/detail/hongkong/11142/

 こういうツアーがあるのか。

 ファンには楽しいツアーだと思いました。しかし、もともと「燃えよドラゴン」のロケ地は、どこで撮影されたのかなどの特定をめぐって、ヘビー級の熱心なファンが、自ら探して見つけ出したり、またインターネットが普及してからは、ファン同志が皆でそれらの情報を交換したり、情報を共有したりしてきました。

 そういうこともあるので、ヘビー級のファンにとっては、こういう今までファンがひとつひとつ築いてきた情報をいただいた形のツアーはあまり面白く感じないかもしれない。

 でも、ミドル級のファンが集まって、和気あいあいとしたツアーにもなるような気がします。

 このツアーの監修もブルース・リーのファンかもしれません。 

 このツアーは、夜の食事などでもブルース・リー談義に花が咲きそうです。

 ツアーにはショコタンもいたりして。

 私はといえば、ごくライト級のファンなので、香港に行ったとき、たまたま街探索で行った所から、その場所が近ければ、ひとりで行ってみるかな、という感じです。

 「燃えよドラゴン ロケ地」で検索すると、ロケ地を紹介したサイトなどがヒットします。(こちら

 一方、ブルース・リーのゆかりの地は、以前からスポットとして言われてきたものとして、通った学校とか、道場とか、行きつけのレストランとか、また有名なところでは住んでいた旧邸宅などがあります。旧邸宅は前に当ブログでも何度か写真を載せました。

 冒頭の写真は、九龍にある、ブルース・リーが通った道場のあった雑居ビルです。

 典型的な香港の雑居ビル。学芸員K撮影。

 そして、こちら。
lee_funeral-hall.jpg これは同じく九龍の、ブルース・リーの葬儀が行われた「九龍殯儀館」です。学芸員K撮影。

 葬儀の模様(YouTube

 ところで、ブルース・リー映画の香港でのロケ地ですが、彼の主演した4作品と、彼の死後に完成された1作品では、香港をロケしたものは、アメリカのメジャー、ワーナーブラザースとの合作の「燃えよドラゴン」しかありません。(彼の子役時代や10代に出た映画のロケ地はよく知りません)

 アメリカ資本の映画が唯一、香港を舞台にしていることになります。

 ゴールデンハーベスト製作の主演第1作、「ドラゴン危機一発」は全編、タイでのロケです。
 
 第2作の「ドラゴン怒りの鉄拳」は、租界時代の上海が舞台ですが、ほぼ全編ゴールデンハーベストのスタジオでの撮影(一部外でのロケあり)。

 第3作の「ドラゴンへの道」は、イタリアのローマでのロケと、ごく一部が新界の、土むき出しの空き地でのロケ(だからこれを香港ロケと言えなくもないですが)。あと、ローマのコロシアムでのアクションは、ローマ市から撮影許可が下りなかったので、スタジオでセットを組んでの撮影。

 第4作が「燃えよドラゴン」。

 そしてブルース・リーの死後、ある意味ムリヤリ完成させた「死亡遊戯」。

 「死亡遊戯」でブルース・リーの生前に撮影してあったシーンは、スタジオで撮影されました。有名な黄色いトラックスーツでのアクション。(こちら。ただし冒頭の階段を上がっていくところは代役。またアチョーの声も他人の吹き替え)。

 なので、ロケはなし。

 「死亡遊戯」はブルース・リーの死後、代役を使って香港の市街地やマカオなどで撮影。一部ユン・ピョウがやってます(スロー再生すると顔が分かる)。

 なので、「死亡遊戯」では、ブルース・リー本人が出てくるロケのシーンはなし。

 「燃えよドラゴン」では、ブルース・リーがアバディーンで小舟に乗ったりしていますが、香港の街なかをブルース・リーが歩いたり、アクションしたりするシーンは出てきません。

 「燃えよドラゴン」のロケ地についての詳細は、その道に詳しいヘビー級マニアのサイトがいくつかあると思います。

 ところで、実は「死亡遊戯」のあとに、「燃えよドラゴン」の未使用シーンを使ったりして作られた「死亡の塔」という、とんでもない怪作もあります。これは東京の芝の増上寺や世田谷の九品仏などでロケしていますが、ブルース・リー本人とはまったく関係なし。

 いま、思えば、香港の市街地でアクションをしたりするブルース・リーを見てみたかった。

 でも、あらためて考えてみると、旺角とか銅鑼湾とか、九龍の裏通りとかの市街地や、あるいは香港映画のロケの定番でもある雑居ビルの屋上などの風景と、ブルース・リーのアクションとの取り合わせは、なんか似合わないような気もします。

 isolaさん、情報ありがとうございました。
 

]]>
https://kengshow.com/2013/11/10/post_775/feed/ 8 1020
ブルース・リー没後40年 https://kengshow.com/2013/07/20/post_757/ https://kengshow.com/2013/07/20/post_757/#comments Sat, 20 Jul 2013 07:01:24 +0000 http://kengshow.com/2013/07/20/post_757/ b_lee_40th.jpg さっき、ブルーレイレコーダーの録画リストを見てみたら、きのうのNHKの「ニュースウオッチ9」が「おまかせ録画」で勝手に録画されていました。

 録画リストの「ニュースウオッチ9」のタイトルの横に、「ブルース・リー没後40年 衰えぬ人気」とありました。

 そういえばウチのレコーダーは「ブルース・リー」のキーワードで自動録画されるよう設定していたのでした。

 いま、再生して番組を見てみました。

 女性キャスターが冒頭、

 「カンフー映画のスーパースター、ブルース・リーが亡くなって、あしたで40年です」。

 あ、忘れてた。

 きょう7月20日は、ブルース・リーの命日です。

 1973年のきょう、32歳の若さで急逝したブルース・リー。

 当時、この一報が伝えられるや、香港の街は驚天動地の大騒ぎとなったらしい。

 このとき、まだ日本ではこのビッグスターがホンコンにいたことを知る人はいなかった。

 たしか当時の読売新聞には、香港特派員による 「香港で大人気の俳優が急死」 みたいな小さな記事が載ったらしいです。

 その日から今日でちょうど40年となります。

 NHKの、一番の看板番組ともいえるニュース番組の「ニュースウオッチ9」で、およそ8分間(!)にもわたる特集として、ブルース・リーが死後40年にして日本や地元香港でも人気再燃となっていることを伝えていました。

 いま、新宿武蔵野館でこの映画をやっています。
 http://www.youtube.com/watch?v=q14jH713kvs

 オリジナル予告編
 http://www.youtube.com/watch?v=ev0_nNHztmM


b_lee_40th_02.jpg
 ニュースウオッチ9では、この映画の日本公開にからめてのブルース・リーの紹介でしたので、映画の配給会社にしてみたら、上映館が少なく宣伝費にも限りがある作品の告知として大成功だったと思います。

 こういう記事も。
 「 『アチョー!』 NHKのブルース・リー没後40年特集に賛否 」(日刊ゲンダイ)
 http://news.livedoor.com/article/detail/7876112/

 新聞記事は時間が経ったら削除されてしまうので、念のため引用しておきます。

——————————————————–

 映画史を代表するアクションスターのブルース・リーが亡くなって、7月20日で40年。当日は各地で追悼イベントが準備されているが、それに先立ってNHKがニュース番組で追悼特集を放送したことが、ネットで賛否両論を呼んでいる。

 ブルース・リーをクローズアップしたのは、19日21時からの報道番組「ニュースウオッチ9」。番組の中盤、約10分間にわたり、ファンや関係者のインタビューを交え、ブルース・リーが長く愛され続ける理由をさまざまな角度から探った。

 特集の冒頭ではなんと、佐々木彩アナが、映画「死亡遊戯」の衣装で有名なイエローのカンフースーツを着て登場。ファイティングポーズの手つきや、脚を高く上げつつも足首の角度は地面と平行に保つ高難度のハイキックを、ブルース・リーそっくりにまねてみせた。

 最大のヒット作「燃えよドラゴン」での有名なセリフ「Don’t think! Feel!!」(考えるな、感じるんだ)も、「ファンの心を鷲づかみにしている言葉」としっかり取りあげ、特集の最後は「アチョー!」の怪鳥音で締めくくるこだわりようだった。

 放送を事前に知っていたファンも多かったのか、特集が始まるやツイッターでは、「NHKでブルース・リー特集キタ!」などとハッシュタグ(#nhk)付きでつぶやかれ、「今見てもカッコイイ!」「お父さんがブルース・リーの真似してる怖い」などと、盛り上がりのツイートが相次いだ。

 一方で、NHKがニュース番組で女子アナにコスプレまでさせてブルース・リーを特集することへの”拒絶反応”もあった。直前の特集が米デトロイト市の財政破綻という深刻なニュースだったことも影響し、「このコントラストはひどい」「わざわざNHKが取り上げることか?」「ちゃんと報道してよ」「いつから芸能ニュースになったの」などといった書き込みも目立った。

(日刊ゲンダイ2013年7月19日掲載)

——————————————————–

 そういうことか。

 「こんなの 天下のNHKが ニュースウオッチ9でやることじゃない」 という声もあったと。

 また私はてっきり、熱心なブルース・ リー信奉者が 「内容が浅い」 と特集の中身に対して もの申したのかと思った。

 ま、それはともかくとして、おそらく、「ニュースウオッチ9」のエライ人の中に、
 ブルース・リーのファンがいるな。多分。

 ところで、これです。

 
bluceleeestate_02.jpg これは香港の高級住宅街、九龍塘にあるブルース・リーの旧邸宅。写っているのは私のカミさん。

 この旧邸宅の近くにはジャッキー・チェンの事務所もあります(いまもあるのかな?)。

 たしか一時はこの旧邸宅の隣がチョウ・ユンファの邸宅でした。

 わたしはこれまで都合3回ブルース・リーの家を見に行きました。

 奧の建物は、改装されて色も変えられているが、建物自体はブルース・リーが住んでいたときと同じ建物です。彼が住んでいたときは、たしか庭には日本庭園もあったはず。

 この門も当時のものです。

 有名な話ですがこのブルース・リー旧邸宅は、今はラブホテルなのです。

 今は、というより、ずっと昔からラブホテル。

 ブルース・リーがこの家に住んでいたのは、彼が映画で成功してから急死するまでのことだから わずか2年くらい(多分)。

 彼の死後、ほどなくしてラブホテルになって以来このかた、ずっとラブホテル。

 ということは、つまり、ブルース・リー没後40年ですから、この建物は、ラブホテルとしての歴史の方が、ブルース・リー邸としての歴史よりも、20倍くらい長いことになります。

 で、あらためて上の写真を見てみる。

 ラブホテルの前で記念撮影をする日本人の図……。

 せっかくですから、きょうは「燃えよドラゴン」のオープニングだけでもブルーレイで見てみようかと思います。

 「燃えよドラゴン」オープニング

 その1 「考えるな、感じるんだ!」(オープニングタイトルの前に流れる有名なシーン)
 http://www.youtube.com/watch?v=2d5o8d1kitM

 その2 「オープニングタイトル」(70年代初頭の香港の風景が写っています)
 http://www.youtube.com/watch?v=6JMc1jwYQkI

 

 当ブログの「ブルース・リー」関連記事

 < なお、一番上のヘッダー画像は7秒ごとに変わります。>

 タイム誌「20世紀で最も重要な100人」

 NHK News Web 「ブルース・リー 没後40年しのぶ」(動画あり)

 Google検索結果「ブルース・リー 没後40年」(ニュース記事がたくさんあります)

 これも。
 http://www.youtube.com/watch?v=h2d4oG0fax4

 「ニュースウオッチ9」のエライ人の中に、
今度は「ミスターBOO!」のファンがいることを望みます。

]]>
https://kengshow.com/2013/07/20/post_757/feed/ 4 999
ブルース・リーの家に行ってみた https://kengshow.com/2010/03/13/post_395/ https://kengshow.com/2010/03/13/post_395/#respond Sat, 13 Mar 2010 10:28:57 +0000 http://kengshow.com/2010/03/13/post_395/

ここをクリックすると李小龍旧邸宅が大きな画面で見られます
 
 ストリートビュー香港で、さっそく行ってみました。

 九龍の高級住宅地、九龍塘にある、あの李小龍(ブルース・リー)の旧邸宅

 今はラブホテルになってしまってます。もう何十年も。「羅曼酒店」……。でも、建物自体は当時からのものです。

 画像にポインタを置いてドラッグなどしてみてください。ゲート越しにその建物がはっきり見えます。

 これは以前書いた記事。私が現地で撮った写真も載ってます。
 http://kengshow.com/2008/06/post_173

 そういえばこの旧邸宅の隣のどっちかが周潤發(チョウ・ユンファ)の家だったらしいですが、今はどうなっているんでしょうか。

]]>
https://kengshow.com/2010/03/13/post_395/feed/ 0 558
ブルース・リー記念館 in 広東省順徳市 https://kengshow.com/2009/05/10/_in_1/ https://kengshow.com/2009/05/10/_in_1/#comments Sun, 10 May 2009 09:31:23 +0000 http://kengshow.com/2009/05/10/_in_1/ brucelee-memorial.jpg  例によって休日恒例の押し入れ整理(最近はこればっかり)をしていたら、新聞の切り抜きが出てきました。

 今から7年前、朝日新聞2002年3月29日付け朝刊

 こんな記事忘れてました。その後、この記念館は存続しているのでしょうか。行った方はいますか?

 香港では、九龍塘にあるブルース・リー旧邸宅を記念館にする動きが昨年ありましたが、これもその後どうなっているんでしょうか。

]]>
https://kengshow.com/2009/05/10/_in_1/feed/ 4 367
ブルース・リー旧邸宅、売却へ。ファンクラブが保存嘆願署名活動 https://kengshow.com/2008/06/28/post_173/ https://kengshow.com/2008/06/28/post_173/#comments Sat, 28 Jun 2008 01:22:17 +0000 http://kengshow.com/2008/06/28/post_173/  すでにいくつかのブログでも話題になっていますが、九龍塘に現存しているブルース・リーの旧邸宅が売却される動きがあり、これを受けて地元のファンクラブ「李小龍会」が中心になって、この旧邸宅の保存を訴えて署名活動をしています。

 ヤフーニュース(from中国情報局)記事

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000059-scn-ent

 ブルース・リー旧邸宅の現状を知っている人ならば、この記事だけだと「?」となる人もいると思います。なぜなら有名な話ですが旧邸宅は「現存」しているとはいえ、あるじの死後まもなくして売却されラブホテルになってしまったので、いまさら保存もへったくれもないからです。

 でも、いくつかのブログをみてその経緯がわかりました。以下、こういうことです。

 ブルース・リーの邸宅は、たとえラブホテルになってしまったといえども、彼の死後35年経たいまもなお、その躯体だけはなんとか原形をとどめている。
 それが今回の売却話で一般デベロッパーの手に渡れば、築年数が40年に届きそうなこの旧邸宅が一気に取り壊されてしまうのは火を見るより明らか。
 今回の売却話を発表した旧邸宅の現所有者は個人の篤志家。彼は先日起きた中国四川大地震の被災地への援助のためにこの邸宅地を含む5区画を売却し、その収入の一部を被災地へ寄付するとのこと。
 そこでかねてよりブルース・リー旧邸宅を保存して「李小龍博物館」にするべく活動してきたファンクラブ「李小龍会」が立ち上がった。

 李小龍会は、旧邸宅所有者の被災地援助計画には賛同しつつ、香港特別行政区政府に対して同邸宅の購入による保存を訴えた。また、旧邸宅をブルース・リー博物館にすればその入場料の一部も被災地へ寄付できる、としている。

 以上が経緯です。
 こちらのブログでは、李小龍会が会員に正式にあてたレターの内容も紹介され今回のことが詳しく書かれています。

 『香港帰り、横浜暮らし』http://plaza.rakuten.co.jp/southhorizon/diary/200806170000/

 ここにも書かれているように、李小龍会は、香港のラジオ局「商業電台」のサポートにより、同局のサイトを通じてブルース・リーの旧邸宅保存のための署名活動をしています。

 http://beta.881903.com/

 真ん中の「保護龍之故居」をクリックして開いたウインドウから署名できます。私も署名しました。名前やハンドルネームとメールアドレスだけの署名を政府に渡してそれをどれだけ認めてもらえるのか正直疑問ですが、やらないよりもやったほうがいいです。

 かつてブルース・リーファンだった人、現在も彼を愛する人、そして古き香港を少しでも残したい人は、ぜひとも署名を。

 ところで、ブルース・リーの旧邸宅は、いったい
どこにある?

 

 

 

 

 ココです。

 グーグルの航空地図。九龍塘地区。真ん中の「名人酒店」の一戸おいて上が旧邸宅です。


大きな地図で見る

 

こちらは地元の地図本、「香港街道地方指南2006年版」。真ん中の赤丸のところ、「【H】羅曼」がブルース・リー旧邸宅。金巴倫道41号(41 Cumberland Road)。現・羅曼酒店です。地図を見ると、このエリアには羅曼酒店以外にもラブホテルが点在していることがわかります。数えたらエリア内に15軒のラブホテルとおぼしきものがありました。

5~60階建てのマンションや団地がフツーに建ち連なる香港と九龍の市街地で、「一戸建て」が並ぶエリアは基本的にここしかありません。しかもここは極めてすごく狭いエリアです。九龍塘とはそんな場所です。

romanhotelmap.jpg

 

bluceleeestate.jpg

この写真はもう7年前になりますが2001年1月にカミさんと行ったときに撮影した、ブルース・リー旧邸宅です。改装されて窓が埋められています。でも塀も建物もベースは旧邸宅のままです。「羅曼酒店」という名のラブホテル。ラブホテルの前で記念撮影というのも変な感じです。

このときは、私はたしか3度目の訪問でした。私がはじめて行ったときからずっとここは羅曼酒店です。最初に行ったときはインド人の門番の人が許可してくれたので敷地内に入り玄関内や建物周りでビデオカメラを回しました。建物から掃除の女の人が出てきて「ああ、レイシウロン、レイシウロン(李小龍)!」とナットク顔で言ってました。でも、いま考えると、よくビデオカメラで撮影させてくれたものだと思います。本来の目的の利用客にはいい迷惑です。すみませんでした。

ちなみに、この近くにジャッキー・チェンの事務所があります。かつては「UFO」とか映画会社の名前が入った表札もこの界隈でいくつか見かけました。それと、この旧邸宅の隣はあのチョウ・ユンファの家だったらしいのですが、今はどうなっているのでしょうか。

香港屈指の高級住宅街である九龍塘はラブホテル街としても有名ですが、すごい話です。これが東京なら大田区田園調布3丁目の豪邸群(Google Map)の中にラブホテルが点在しているようなもんです。

ブルース・リーの旧邸宅についてはここに詳しく載っています。http://kakutei.cside.com/kakutei.site/syosai/ryokou/hongkong/hon02.htm

]]>
https://kengshow.com/2008/06/28/post_173/feed/ 2 241