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 「HongKong Addict Blog」でmonicalさんが、香港のTVCMのコンテスト 「第14屆十大電視廣告頒獎典禮」のサイトを紹介しています。
 同コンテストの賞にノミネートされた香港のテレビコマーシャルの優秀作の動画をここで観ることができます。
 http://www.hkatv.com/v3/special_events/08/tvc_award_2008/content.html
 monicalさんがブログで、「”香港のホテルにいる気分”という小さな旅ができるかもしれません。」と言われています。いや、ほんと、まさに、まさに同感。
 香港に限らず、海外に行って、テレビを見たとき、一番面白いのがCMだという人は多いんではないでしょうか。
 かく言う私は、遠い昔1986年に最初に香港に行ったとき、香港のテレビCMにハマリました。日本から持って行った小さなカセットテープレコーダー(!)をきちんとコードでテレビのジャックにつなげて、CMの音声を録りました(オタク!)。いまだにこのとき録ったテープの音声を聞くと、泊まったホテルの部屋の情景が頭に浮かびます(いまは亡き「フォーチュナホテル」 at 油麻地)。その後、香港のTVCMばかりを集めたビデオソフトを現地で買ったりもしました。(あー、それを観るためにPAL対応のパナソニックのマルチビデオデッキも秋葉原で買いましたよ(汗)。)
 いまはYouTubeはじめ簡単に各国のCMの映像を観ることができますので、当時を思えば隔世の感がありますが、monicalさんが紹介された同サイトでは、特に選りすぐりの香港TVCMを観られます。
 一日中香港の街をほっつき歩き、ホテルに戻り、疲れを癒した風呂から上がってソファやベッドに寝そべりながらサンミゲルビール片手にウェルカムスーパーで買ったジャンクフードや叉焼店で買った叉焼をほおばりながらテレビの画面に見入る……。そこには広東語のナレーションのCM。 ああ、また香港に来たなあ。カーテンを開けると、もう通りには人もまばら。ときおり眼下を通過するタクシーが彌敦道の主人公。九龍の中級ホテルでの深夜。そんな至福のひとときを、このサイトの映像を観ながら、思い出してしまいます。