YouTubeネタですが、こんなもの見つけました。
インド映画のアクションシーン。インドはたしか世界一の映画生産国だと思いますが、アクションシーンは完全に香港映画の影響を受けてます。

香港映画というより初期の「仮面ライダー」かな? それにしても、シーンとシーンがうまくつながっていない(笑)。
あと、コレとか。ヌンチャクです。

自主映画みたいだけど、自主映画じゃないと思います。
このヌンチャクの音、聞いたことがあります。この音は、ブルース・リーの映画の、ヌンチャクが出てくる4作品のうちの『ドラゴンへの道』のヌンチャクの効果音を借用しています。おそらく無断で。音で、わかる(笑)。
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以前、インド映画が少しだけブームになりかけたことがありました。そのキッカケは『ムトゥ 踊るマハラジャ』という映画。
私は妻と渋谷のシネマライズという、もっぱら単館ロードーショー作品をかける映画館に、この『ムトゥ 踊るマハラジャ』を観に行きました。
3時間近い作品には恋あり歌あり踊りあり笑いありアクションありメロドラマありで、メチャクチャ面白かったです。娯楽映画として純粋に楽しかったです。
この映画はインド映画の中でもかなりの大作だったと思います。アクションシーンも上に挙げたものより数段出来が良かったです。ヒロインの美人度もすごかった(インド映画はどれもヒロインがすさまじくキレイだそうですが)。
『ムトゥ 踊るマハラジャ』を観たとき、場内には、昔からインド映画が好きなマニアとおぼしき人がチラホラいました。踊りのシーンでは手拍子をとっていたので余計に楽しかったです。けっきょく日を改めて、もういちど2人で観に行きました。
この映画はガイドブック(買いました)やサントラ盤(買いました)も出るほど、けっこう周辺も盛り上がりました。で、その後、何本かインド映画が日本に来たようですが、けっきょくこの『ムトゥ』がピークだったのか、韓流のような本格的なブームには至りませんでした。
探せば、『ムトゥ』に匹敵する楽しい映画はあると思いますが、私は知りません。
以前、インド映画の製作の舞台裏のドキュメンタリーをNHKか何かで観ました。インドでは、映画がロードショー公開される前に、まず、主題歌や挿入歌のカセットテープが先に売られます。で、人々はそれを買ってきて歌を覚えて、それでみんなで映画館に行きます。そして映画が始まると、劇中の歌や踊りに合わせて観客みんなで歌います。
映画の見方もいろいろあるけど、そんなインドの映画館の雰囲気がうらやましくも思いました。