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 公式サイトhttp://www.shaolinbaba.jp/

 日本映画です。きょう封切り。言うまでもなく『少林少女』のパロディですが、パロディは題名だけか? さっきテレビで紹介されてたんですが、すごく不気味だったな(笑)。主役のおばちゃんは、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で見たことのある人です。たしか、何かの罰ゲームで、このおばちゃんにキスされるというのをやってました。まさかご本人も映画の主役をやるとは夢にも思わなかったんじゃないでしょうか。でもこの人が主役をやらないと成り立たない作品のようにも思えます。単館上映で、しかもレイトショー限定。シアターN渋谷という映画館でやります。

 シアターN渋谷は、シアター1が75席、シアター2が102席。仮に大きいほうのシアター2でやるとして、仮に全部当日券として(この映画は1500円。普通は1800円だから安めです)、仮に連日満席として、仮に1ヶ月やったとしても、1日に1回だけの上映ですから、1500円×102席×31日で売り上げは約474万円。映画というのは、たしか売り上げの50%が劇場にわたるという話を聞いたことがあるので、配給・製作側に入ってくるのは約237万円。上映は東京のほかは大阪のシネ・ヌーヴォ(69席)と名古屋の伏見ミリオン座(67~169席)。商業的に成立するのでしょうか。こういうのはやっぱりのちのDVDがメインなんでしょうか。

 『少林サッカー』→『少林少女』→『少林老女』……。香港では上映されないだろうなあ。『少林少女』というタイトルが元ネタとして浸透していないと、いきなり老女と言われてもなんのことだかわからないです。

 キーワードの候補が出てくるGoogleツールバーの検索で「少林」と入力したら、「少林少女」はその候補に出てこないのに、「少林老女」は「少林寺拳法」「少林寺」に続き3番目にランクされてます(笑)。「少林サッカー」は4番目。

 記者会見(ページ下のバックナンバーにあります)
 http://www.tbs.co.jp/dunknews/

 これがポスター。左と右上のキャッチコピーがなければ、もの言わぬ静かな雰囲気でもっと強烈にできたのに。いや、それじゃ不気味すぎか?

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 ということを書いたらどんな雰囲気になるか見てみたくなったので、文字を消してみました。

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 やっぱりこれじゃ無言で不気味すぎて引いてしまうでしょうか。街中にこれが黙って貼ってあったら相当インパクト強いです。

 私は『少林少女』を見ていません。一部の方のブログなどで「面白くない」という評価も見受けられる『少林少女』ですが、『少林老女』のほうが面白かったりして。

 でも、こういう映画は予告編が一番面白いのかもしれません。