guidebook08.jpg 神保町にある中国図書の専門店、内山書店に行ったら、「香港街道地方指南2008」が置いてあったので、いくらで売っているのだろうと見てみましたら「1800円」。

 もとの定価は60香港ドルですから、仮に1香港ドル=15円とすれば、60香港ドルは900円ですから、ちょうど倍の値づけです。

 うーむ。

 やっぱり日本に輸入されるとそれなりの値段が付いてしまいます。多くの人が買うものでもないし、こういう値づけになってしまうのは、まあ、仕方ないところなのか。

 でも、内山書店とそのはす向かいにある東方書店、この2つの中国関連図書専門店は、日本にいる私にとっては、香港情報を手に入れる強い味方です。香港の書籍はもちろん、日本で刊行されたものでも、近所の三省堂書店本店では1、2冊しか入らなくて売り切れになってしまうような本が、こちらの店ではレジ前にたくさん平積みで置いてあったりします。

 私はこの2店のうち、とくに東方書店には2週間に1度のペースで行きます。たいていは三省堂書店本店に行くとき、その前に寄ります。新刊書や香港からの本が何か入ってないかチェックしてお店を出ます。そのとき、何も買わなくても、「ありがとうございます」とレジの店員さんが言ってくれるので恐縮してしまいます。

 東方書店ではたまに思わぬものを発見したりします。これもそうです。(ココ

 このふたつの書店にはこれからも通いたいと思ってます。