書店に行ったら、平積みで「ぼくらが東京タワーに憧れたころ」という本が置かれていました。全部パック包装されていましたが、1冊だけ見本があったので、開いてみました。
昭和30年代の家の中の「茶の間」や「東京タワーのある街」がポップアップする飛び出す絵本です。(中身が少しだけamazonで見られます
)
これを見て、私は去年手に入れた香港の飛び出す絵本「香港彈起」の東京版だな、と思いました。
「ぼくらが東京タワー~」のほうは今はない過去の風物、「香港彈起」のほうは今も残る古い風物という違いがあるけれど、ノスタルジーという点では通じているものがあると思いました。
飛び出す絵本としては、「香港彈起」のほうが飛び出す仕掛けにボリュームがあり、「僕らが東京タワー~」のほうはかなりライトな感じです。
でも、もし私が外国人で東京フリークだったら、本屋さんで「ぼくらが東京タワー~」を見かけたら、買っただろうと思います。
私は「日本人で香港フリーク」ですが、妄想で、私が「外国人で東京フリーク」だったら、どんなことに興味が行くだろうという視点で、街を眺めたり、テレビ番組を観たりすることが、(ごくたま~にですが)あります。
そういう視点で東京という街を見ると、たとえば「東京には香港のように街中に溶け込んで街と一体化した魅力あるホテルが少ないからホテル選びに困る」ということを感じたりして「新しい発見」があります。
あ、これは単に、香港と東京のホテルを比べただけでした……。
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