見つけました。

 ブルース・リーの「遺作」、『死亡遊戯』で、

 「ブルース・リー」のスタントを演じるユン・ピョウ。

 ひとつは1分10秒あたりの後ろ回し蹴り、

 もうひとつは1分47秒あたりの宙返り、

 を見てください。

 顔が確認できます。

 キレのイイ身のこなし。

 これはユン・ピョウですね。



 そもそもこの『死亡遊戯』は、生前にブルース・リーが撮ったクライマックスのシーン以外はすべて「代役」が演じています。

 このシークエンスもすべて「代役」が演じています。堂々と大胆に顔を出しているシーン(完全にブルース・リーじゃない!)は韓国の人が演じています。(ブルース・リーの顔のアップの場面はブルース・リーの他の作品のフィルムを流用しています)

 だから、さっき「『ブルース・リー』のスタントを演じるユン・ピョウ」、と書きましたが、実際にはユン・ピョウは、ブルース・リーをマネた代役が演じる主人公のスタントマンをしています。ややこしいです。

 アクションの場面では、適宜、いろんな人がスタントで演じているようです。

 ある意味、『死亡遊戯』は映画としては、「怪作」です。

 これよりもっとすごい怪作、『死亡の塔』というのもあります……。