香港の街が立体パズルに！！

　ちょっと前……いや、もう半年も前の話なんですが、書きそびれていたので書きます。

　カミさんからクリスマスプレゼントに これをもらいました。上の写真。

　いつも誕生日のときに どこかで見つけてきては 香港関連のグッズをプレゼントしてくれるのですが、前回の誕生日のときには 「探したけど いいものがなかった」 とプレゼントがありませんでした。

　その代わり イレギュラーで クリスマスに 予期せぬものを もらった次第です。

　「４Ｄ　タイムパズル　Ｈｏｎｇ Ｋｏｎｇ／香港」。

　ジグソーパズルで有名な「やのまん」から発売されています。

　香港の街を 立体パズルにして 再現しています。

　正確にいうと、地面や海面がジグソーパズルになっていて、その上にプラスチックのビルを建てていく感じ。

　こんなパズルがあるなんて、まったく知りませんでした。　おととし発売されたらしい。

　皆さん、ご存じでした？

　箱のウラ面です。画像をクリックすると拡大して見られます。

　箱を見ると「製造元」は「４Ｄ　ＣＩＴＹＳＣＡＰＥ」となっていて、調べたらカナダの会社でした。もちろんメイド・イン・チャイナです。

　なんで「タイムパズル」かっていうと、ひと言でいうと、時代順にビルを建てていくから。

　箱を開けると、地面のジグソーパズルがぎっしり入っています。灰色に見えるのが建物です。写真では見えませんが、香港返還式典の舞台となった、香港会議展覧中心（香港コンベンション＆エキシビション・センター）は白く塗られています。

　説明書です。画像をクリックすると拡大して見られます。

　説明書のほかにビルの配置図が入っています。

　香港の代表的なビルディングが建造年順に並んだ大きなポスターが付いています。

　このポスターに並んだビルと、プラスチックのビルの模型を照らし合わせて、建造年順にビルをジグソーパズルでできた地面に建てていく、という趣向。

　
　実は、私は まだこのパズルをまったく組み立てていません。まとまった時間ができたらやろうかと思っています。

　時代順にビルを建てていったら、途中で、「ああ、当時はそうは思わなかったけど８０年代は今から見たら超高層ビルが少ないな」　「さすがに９０年代後半はほぼ今の景色に近いな」 と思ったりできるのかな？

　チラシも入ってました。

　このパズルには「香港」のほかにも「ニューヨーク」や「東京」など、世界の大都市の代表選手がラインナップされています。画像をクリックすると拡大して見られます。

　「上海」があってもよさそうですが、ないようです。上海はパズルの製品開発中にもビルがどんどん建ってしまって追っつかないか？　年単位じゃなくて月単位でビルの模型を建てていくことになるのか？　あと、「ドバイ」もあったら面白そうです。

　チラシを見ると、「東京」は、地面のパズルが、一番下に敷く古い時代の層と、その上に載せる新しい時代の層の２層構造になっているらしい。各都市ともそうらしい。

　「香港」も２層になっていますが、それぞれの層の時代が違うのか、ちょっと不明。組み立てていないので分かりません。箱の裏にも説明書にも、そこのところの説明が見あたりません。

　もし「香港」の第１層が「東京」と同じように１９５０年代だったら、その上に載せる現代の層とは、海岸線がまったく違うはず。

　香港島も九龍も、埋め立てがハンパじゃないから。
　
　香港の海岸線のすさまじい変わりようは、これを見れば分かります。

　当ブログの過去記事
　http://kengshow.com/2010/10/post_515