前回の記事(こちら)の続き。

上の写真は、私の初めての海外旅行で1986年3月に香港に行ったときに撮ったもの。

今の香港ではもう見かけない景色だろうと思われる、山の斜面に立つバラックの住宅群。

この写真はどこで撮ったものか。

MTR荃湾線の終点の荃湾駅の周辺か、あるいは観塘線の鑽石山駅の周辺か。

どっちかだと思うのだが、撮影した当人にも分からない。

 

前回の記事をツイッターに投稿した。

すると、ツイッターのフォロワーである香港のJPHK Leo‏さん(@JPHKLeo)が記事を見てくださり、返信をいただいた。

 

JPHK Leoさんによれば、上の写真は、まず「絶対に荃湾駅の周辺」ということだそうだ。

そして「山の斜面に建っている住宅群は、『曹公潭村』または『白田壩新村』」ではないかということだ。

返信では航空写真の画像も添付してくださった(画像をクリックすると拡大して見られます)。

赤ワクが「曹公潭村」、緑ワクが「白田壩新村」。

そして、私の撮った写真に写っている「3本の煙突は『中国染廠』」なのだそうで、どうやら私は、当時、上の航空写真でJPHK Leoさんが示してくれた青い矢印が指す所に立ってカメラを構えて撮影したらしい。

この航空写真を見ると、たしかに矢印の指す所に3本の煙突らしきものが見える。

私は1986年の3月にこの矢印が指す地点から、赤ワクの「曹公潭村」か緑ワクの「白田壩新村」を撮ったのではないかというのだ。

私は方角からいくと赤ワクの「曹公潭村」やその手前辺りのような気がする。

 

さて、これらの村も3本煙突の工場も、両方とも今は存在せず、工場の方は「今はショッピングモール『愉景新城』となっている」とのことだ。

下の写真の青い矢印のところが、「中国染廠」跡にできた「愉景新城(Discovery Park)」。

Googleのストリートビューで、当時私が立ったと思われる場所からカメラを向けた方向を見てみる。

真ん中の緑のシートがかかったビルは「中國染廠」の跡地に建った「中國染廠大廈」。3本煙突がこんなビルになった。

2017年10月14日 0:59 追記:
下のストリートビューは、当時私が立った場所ではないかもしれません。ウィキペディアを見ると、「中國染廠大廈」は「1982年落成」とあります。私が冒頭の写真を撮影した1986年なので、すでにこのビルが建っていることになり、ここからだと冒頭の写真はこのビルにさえぎられて山の方を撮影できません。冒頭の写真に写っているのは「中國染廠」の3本煙突で間違いありませんが、私が撮影時に立った場所は、この「中國染廠大廈」のビルのひとつ向こうの山側の道かもしれません。しかし、はっきりしないので、保留としておきます。あらためて調べます。

2017年10月14日 17:28 追記:
手元にある香港の地図「香港街道地方指南」の1991年版、93年版、95年版、97年版と、上の航空写真、そしてGoogleマップを見比べてみました。どうやら私が当時立った場所は、下に掲げたストリートビューの地点とは少しだけ異なるようです。判明しました。追って記事にします。

 

Googleストリートビューと私が撮った1986年の写真を比べると、ここが同じ場所なのかと愕然としてしまう。

世界中のどんな都市だって時間がたてばそりゃ変貌はする。でも、やっぱり香港のこの変貌ぶりにはあらためて驚く。

 

いやあ、それにしてもまさか撮影で立った場所が判明するとは思わなかった。

JPHK Leo‏さん、多謝、多謝。

 

JPHK Leo‏さんからの返信
https://twitter.com/JPHKLeo/status/916726103745507329

「愉景新城」の公式ページ
http://www.dpark.com.hk/tc/home.html

「愉景新城」関連動画
https://www.youtube.com/watch?gl=HK&hl=zh-HK&v=HFutRXaJiVY

1+