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 きょう、シネマート六本木で開かれた「シネマート塾 亜細亜娯楽講座」に初めて行ってみました。
 講師は水田菜穂さん。テーマは「返還から10年、香港取材レポート」です。イギリスから中国に返還された香港がこの10年でどう変わったかを水田さんが講義されました。
 水田さんの口跡の良い講義が軽快で大変面白く、香港の変遷に関心のある私にとって、非常に興味深い内容でした。
 ●イギリス植民地時代の陰というかノスタルジー意識は香港人にはまったくない
 ●香港人口1000万人計画によるあちこちの再開発ラッシュ
 ●香港映画の半分がいまは中国資本による合作に
 ●あのトイレがキレイになった(SARSの影響)
 ●お店の商売相手は日本人から中国人観光客へ
 など、大局的なものから些細な街角の変化まで、つまりマクロからミクロまで、7月1日をはさんで14日間香港に滞在した水田さんの目でみた香港が語られました。
 
 香港が返還後に変わったかどうかは、香港のどこを見るかにもよるけれども、私は、香港は返還後、基本的には変わっていないと思っていました。
 しかし。 きょうの水田さんの講義を聞いてみて、そういえば変化はたくさんあるなと再認識した次第。
 ところで、私なりに香港のここ10年の変化を挙げてみると、大映画館や屋台がなくなったほかには…
 ●クルマのクラクションの音が街から劇的に減った
 です(笑)。ドライバーのマナーがかなり良くなった。
シネマート塾 亜細亜娯楽講座
同ブログ
水田菜穂さんのブログ「HongKong Addict Blog」