啓徳空港開港10周年記念出版として、『啓徳懐想 香港国際空港物語』という本が8月29日に発売される模様。発行元は、最近『100%香港製造』を出したばかりのTOKIMEKIパブリッシング。著者は関根寛さんという方。価格は1785円。

 TOKIMEKIパブリッシングのサイトにはまだ載ってませんが、グループ元の角川書店のサイトにあるこの本の内容紹介によれば、

 「かつて国際都市香港の顔として、世界中の航空ファンから親しまれた啓徳空港の開港10年を記念して、有名な香港カーブの再現や当時の面影を訪ねるなど、空港へのオマージュを高らかに謳い上げる。」

 とのこと。これは期待大です!

 【追記】 いま、発見したのですが、一番上の文、「啓徳空港開港10周年記念出版」は、間違ってますよね。この文、角川書店のサイトに載ってたテキストをそのままコピー&ペーストしたのですが…。正しくは「啓德空港開港10周年」ではなく「新空港開港10周年」ですよね。……でも、そうだとすると、内容紹介のところの 「かつて国際都市香港の顔として、世界中の航空ファンから親しまれた啓徳空港の開港10年を記念して」、というこの本の出版趣旨が成り立たなくなります。だから、内容紹介の「開港」のところが「閉港」に修正されて、この本は「啓德空港『閉港』10周年記念出版」ということになります。「私たちが親しんだ名物啓德空港が去ってちょうど10年。いまここで在りし日のカイタックを思い起こそう!」 この出版の趣旨には共感します。とにかく無事刊行されることを望みます!