YesAsiaに注文しておいた飛び出す絵本香港彈起」 (→参照)が届きました。

hongkong_popup3.jpg 望遠レンズで撮ったので大きさがわかりにくくなってしまいました。ヨコ30.5cm × タテ26cm × 厚さ5cmの大きなサイズです。

 すでに中身はいろんなブログやサイトで見たのでわかっていました。なかなか素晴らしいです。よくぞここまで作ったと思います。

 中の写真を撮ろうと思いましたけど、すでにこちらのブログで詳しく紹介されているのでご覧になりたい方は再度どうぞ。(→ココ

 いま、通勤電車で「香港の都市再開発と保全」(何度見ても味もそっけもないタイトルだなあ)という本を、満員の乗客に押しつぶされそうになりながら少しずつ読んでます。

 スターフェリーの中環の乗り場や湾仔 利東街の取り壊しをめぐる香港人の、それまでになかった行動と、過去から現在に至る香港人のアイデンティティの変化について書かれています。

 この「香港彈起」も、そして先日手に入れた 「粉末都市 消失中的香」 も、すべては香港人のアイデンティティの意識が高くなってきたことと関係あるのではないかと思います。

 そう考えると、これもそうです。

illcallyou_flame.jpg これは今回の「香港彈起」といっしょに送料無料だからいっしょに注文したもの。

 右が「光影流情」のパート2。 パート1 に続き、パート2はYesAsiaに注文しました。

 この「光影流情」も香港の古きものを回顧しているのです。

 そして左は、上までの話とはまったく脈絡がなく 映画 「得閒飲茶(I’ll Call You)」 のDVD。

 この映画はすごくささやかな作品です。でも私は香港の映画館で観てすごく面白くて2回観ました。

 そしてなんと、映画を観たその3日あと、中環を歩いていたら ばったり主演のアレックス・フォンに遭遇、映画の感想を言ったり彼とすこしだけ話をしました。

 さらにそのあと、この映画は東京国際映画祭に出品されました。そのとき開かれたティーチインで、私は監督のラム・ジーチョン(「少林サッカー」「カンフーハッスル」のおデブさん)に質問することができました。 そんなことがあったので個人的にすごく思い入れのある映画なのでした。

 今回送料無料のついでに、絶版にならないうちにいっしょにこのDVDも注文したという次第です。

 追記:この映画、ここで全編上映中。全部観られます。(いいのかなあ……)
     56.com  「得閒飲茶(I’ll Call You)」