【11月11日9:00AM 追記】
 この映画に主演の森繁久彌さんが亡くなられました。 この記事をアップしたあと、同じ日に死去のニュースがテレビで流れたので驚きました。合掌。

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 東宝映画 社長シリーズのひとつ、『社長洋行記』。ちょっと前にDVDで観ました。香港の出てくるシーンをキャプチャーしました。(予告編の画像はこちら

 その本編の画像をアップすることにします。香港が出てくるほぼ全シーンをアップしていきます。

 写真枚数がかなり多いので、いっぺんにアップしきれません。そこで今後、他の記事をアップしつつ、追記したらその都度、この記事を手前に持ってくることにします。 やはり見にくいので毎回独立した記事の「連載」にすることにします。

 この映画には1962年の香港が出てきます。画像で1962年の香港をご堪能ください。

 香港のシーンの画像は、クリックすると拡大して見られます。

 『社長洋行記』は1962年4月の公開で、出演は森繁久彌加藤大介小林桂樹三木のり平、そして尤敏(参照:せんきちさんのサイト)です。(簡単なあらすじはあとでアップします)

 では、どうぞ。

youkouki_01.jpg ショウブラザースのオープニングにも似ている東宝のオープニング。

youkouki_02.jpg 英文タイトル「THREE GENTLEMEN from TOKYO」というのは、香港での公開を考えての題名のようです。

 中華風にアレンジした明るい音楽が流れます。ああ、この頃の日本映画は楽しそうだなあ!

youkouki_03.jpg 出演者クレジットの一番最後にキャセイ・オーガニゼーション(国泰機構)所属の女優、尤敏(ユー・ミン)が出てきます。

youkouki_04.jpg 香港に行くのはこの3人。香港に行くまで1時間近くいろんな騒動がありますが省略。

 さあ、いざ香港出張へ出発!

youkouki_05.jpg 羽田空港。乗るのは今はなきパンナム。パンアメリカン航空です。海外旅行の象徴。

youkouki_06.jpg 「いってらっしゃい お元気で」のプラカード。
 社員総出、家族、親せき、一族郎党がお見送りします。

youkouki_07.jpg 「それではホンコーンに行ってきます!」

youkouki_08.jpg 「ホンコンかい……。 ああ、遠いところに行ってしまうんだねえ……」(涙)
 右の三木のり平は置いてきぼりをくい、香港に行きそびれてふてくされています。

youkouki_09.jpg 座席が2列+3列。小さい飛行機です。ジャンボジェット機なんてまだ先の話。

youkouki_010.jpg 啓德空港に到着! 森繁さんたちも香港カーブを体験したのか? うしろの九龍城エリア、今と違ってビルが少ない!
 【画像をクリックすると拡大して見られます】

 さあ、いよいよ、1962年の香港にやってきました!

 続く。