今朝の土曜の朝刊にも、またいつものようにヤマダ電機とコジマの大型折り込みチラシが入っていました。
もう、毎週切れ目なく土曜の朝はこのふたつの電気屋さんのチラシが必ず入っています。
ライバル企業の戦いというのは、いったんそのバトルを始めると、もう引くに引けなくなり、どっちかが音を上げて白旗あげるまで泥沼の戦いになりますが、いまのヤマダとコジマのチラシ戦争もそんな感じになってます。
そんな戦いを何年も続けているんじゃなかろうかと思うのが、熾烈な(?)シェア争いを繰り広げている、大判ガイドブックの両巨頭、昭文社の「まっぷる」とJTBパブリッシングの「るるぶ」です。
どんな戦いかというと、表紙のお目立ちデザインです。
これが香港編の、いま本屋さんに並んでいる2010年版。
でも以前はこんな感じでした。
この2つのガイドブックは年を追うごとにお互いが相手の出方を見て表紙をどんどん派手にしてキリのない状態になってます。
でも、まだ海外編はマシなのです。
国内編はもうすごい状態になってます。
たとえば軽井沢は、
こうだったのが、今じゃ
これですから。
国内編の表紙は、臨界点を越えて爆発してしまいました。
どこかでこの戦いをやめないと、いけないと思います。海外編に飛び火しないとも限りません。
いや、どこまで行くか楽しみではある。香港編がこういう風な表紙になれば、それはそれで面白い。
当ブログをご覧の方は香港本を買いに本屋さんの旅行ガイドのコーナーにはよく行かれるのではないでしょうか。そのとき、コーナーの一角を占めるこの2つのガイドブックの表紙のデザインがエスカレートしてすさまじい状態になっているという、同じことを感じていらっしゃる方もいるのではないかと思います。
北海道編から沖縄編までのおびただしい数の爆発状態の表紙(かけることの2)がこっちを向いてダーッと並んでいるのはすごい光景です。
まっぷるの表紙群 http://ec.shop.mapple.co.jp/shopbrand/004/X/
るるぶの表紙群 http://www.rurubu.com/book/series.aspx?seriescd=110
私など、書店でこのコーナーの前を通るたびに頭がくらくらしてきます。
なんだかもうヤマダとコジマのチラシみたいなデザインの表紙です。
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