私が香港で、「ああ、これが至福のというものだ!」と感じるものが、いくつかあります。
そのうちのひとつ。
ホテルの部屋で深夜、名も無きお店で買ってきたアツアツでパラパラの炒飯を、ペラペラのプラスチックのレンゲでかっ込む。
これが至福。
テレビから流れる広東語を聴きながら、サンミゲルビールを飲みつつ。
香港の炒飯は量が多いから、ガンガンかっ込みます。
新聞を敷いたテーブルには、ほかにサイドメニューとして串揚げや酢豚や焼きそば。
私にはどんな名店の料理よりも、大牌檔(屋台)の海鮮料理や、このテイクアウトの炒飯のほうが美味しく感じられてしまいます。
自分の好きな雰囲気で食べれば、どんな名店の高級料理よりも優ります。
……って、私は香港ではあまり名店と呼ばれるお店には行ったことがありませんけど。
「福臨門」は、私はいまだにその場所すら知りません!(笑)
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