gallery02.jpg

前へ< 先頭へ >次へ

 ハッピーバレーの競馬場。上の写真、このときは夜の競馬でした。

 数打ちゃ当たるでたくさん撮ったら1枚だけうまく撮れました。

 私は競馬は、香港でしかやったことがありません。これまでの成績は、当然負け越しです。

 初めてハッピーバレーの競馬場に行ったときはあまりの大きさに驚きましたが、どこのガイドブックにも「香港の競馬場は大きい」とは特に書いてないので、日本でもどこでも競馬場というものはこういう大きさなんだと思います。でも、やたらと大きいです。観客席なんて何層もありバカでかいです。日本の競馬場を知らない人はぜひ香港の競馬場に行ってみてください。驚きますよ。大きいから。

 ギャンブルに関心がない人でも、香港旅行のイベントのひとつとしての競馬体験、オススメします。

 私みたいに1回のレースで最低額(?)の10香港ドルか、せいぜい20香港ドルを賭ける程度なら、負けても損害は少ないです。その代わり勝ってもリターンは少ないですが。参加料みたいなもんです。ただ、たいてい、最後のレースまでやるんで、結局は200香港ドルくらい負けたりします。でも、イベント参加料だと割り切ります。

 勝つこともあります。あるとき、いつものように少額で20香港ドルくらい賭けたレースで当てて、窓口に行ったら600香港ドルだったか700香港ドル(当時の日本円で1万5000円くらいと記憶)戻ってきたので驚きました。

 で、当然ながら、当てたときには「もっとたくさん賭けときゃよかった」と思ってしまいます。そこでアツくなって次のレースで賭け金倍額みたいなパターンになると、だいたい悲惨な結果になるのは見えてますので、そこはグッとガマンして次のレースも10香港ドルをベースにいきます。

 私にとって香港で競馬に行くことは、賭けることがメインではなくて、馬の集団が目の前を駆け抜けるときの地面を踏みならす音(あんな音がするなんて初めて知った)や場内の観衆が興奮する様子を楽しみながら、ビールを飲んだり場内にあるお店でいろいろ食べ物を買って食べたりしながら、長い時間のんびりと過ごすのが楽しいです。それが夜の競馬だともっと楽しいです。

 2つの競馬場のうち、沙田は遠いけど、ハッピーバレーの競馬場なら銅鑼湾から近いので気軽に行けます。

 香港が返還される直前の頃、観客席の頂上にある会員専用のガラスウインドウ付きVIPルームを見上げたら、たくさんの正装した白人男性やドレスで着飾った白人女性がカクテルグラスを持って観戦していました。パーティでもやっていたようでした。植民地らしい風景だなあと思いました。

 そうえいば、以前ハッピーバレーの競馬場で、放送席に俳優のトン・ピョウがいるのを見かけました。映画「プロジェクトA」や「香港国際警察」などジャッキー・チェン作品での競演で日本人にもなじみ深いこの人は、よく深夜の競馬番組に出ているのを見ました。

 ウィキペディア「香港の競馬」