きょう、読売新聞のサイトで知りました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130225-OYT1T01046.htm?from=main4
ニュースサイトのページはすぐに削除されてしまうので、
以下、記事をコピペしておきます。
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尖閣問題で日中共同映画頓挫、
配給会社が破産
民間調査会社の帝国データバンクは25日、映画配給会社「プレノン・アッシュ」(東京・港区)が20日付で、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。
尖閣諸島問題の影響を受け、企画・製作を手がけた日中共同製作映画「一九〇五」が事実上頓挫し、資金繰りに行き詰まった。負債総額は約6億4300万円。
「一九〇五」は、1905年の横浜を舞台にしたアクション映画。黒沢清監督の下、香港出身のトニー・レオン、松田翔太、元AKB48の前田敦子の
3人が主演し、今秋の全国公開を予定していた。しかし、尖閣問題の影響を受けてトニー・レオンが事実上出演を見送り、撮影が滞っていた。
同社は88年創業で、外国映画を中心に配給を手がけた。97年のカンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した「ブエノスアイレス」(王家衛監督)を配給し、ヒットさせた。
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産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130225/ent13022512470019-n1.htm
同じく、以下、コピペしておきます。
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中堅映画会社のプレノン・アッシュが破産
尖閣問題の影響でトニー・レオンが出演見送り
今秋公開に向けて映画「一九〇五」の製作を進めていた中堅映画製作・配給会社の「プレノン・アッシュ」(東京都港区)が20日に東京地裁から破産
手続きの開始決定を受けたことが25日わかった。尖閣諸島をめぐる日本と中国の対立により、同作品の撮影が進まなくなり、製作資金が続かなくなった。
信用調査会社の帝国データバンクによると、負債は約6億4300万円。
同作品は国際化が進む約百年前の横浜を舞台にしたアクション映画で、香港出身の国際映画スター、トニー・レオンと松田翔太、前田敦子を主役に、黒沢清監督
で製作が進められたが、尖閣問題の影響で中国で出演を非難されたトニー・レオンが事実上出演を見送るなどの影響が出て、製作日程のスケジュールが延びるな
か、資金ショートを起こしたという。
製作は同社、配給はプレノン社と松竹が担当予定だったが、現時点ではこの映画の今後の予定については不明。
プレノン社は1991年に法人化した。中国、香港、台湾の作品配給などを手掛けてきた。このほか最近では2010年に日本映画「スープオペラ」を配給した。
(2013.2.25 12:45 MSN 産経ニュース)
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プレノン・アッシュは、ウォン・カーワイ監督の映画「欲望の翼」(阿飛正傳)の配給でも注目されました。
私は、プレノン・アッシュがかつて経営していた香港関連芸能グッズのお店「香港電影船」にはよく行きました。また、私は一時期、プレノン・アッシュの香港映画ファンのクラブ「飲茶倶楽部」の会員でした。
プレノン・アッシュのサイトはすでに閉じられていますが、今現在のところはキャッシュで見ることができます。
プレノン・アッシュのサイト(キャッシュ)
いずれにしても、残念なニュースです。
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