YouTubeには、かつての旧香港国際空港(啓徳空港)への着陸を機内の窓から撮影した映像が、何本も投稿されています。

 これはそのうちの一本。


 右窓席からの撮影。着陸直前のあの「香港カーブ」は右旋回なので、右席に座ると、街を見下ろすことになります。九龍塘あたりです。

 いまYouTubeにアップされている中で、個人的には一番これが当時の着陸の雰囲気が伝わってくる一本です。

 もうひとつ。

 こっちは上の映像とは逆に左側の窓席からの撮影。

 だから香港カーブ中はカメラアングルが空に向かっています。


 ちょうど2:00のところで、九龍城砦が写っています。

 私も、いつも香港カーブを堪能するために右窓席をキープして座っていたところを、あるときは九龍城砦をビデオカメラで空から撮るために、あえて左の窓席を取ったことがあります。

 当時は、今と違って離着陸のときも電子機器のビデオカメラを回してもOKなのでした。