香港とは関係ない記事です。
読売新聞のサイトで、10月8日付の記事に、こういうのがありました。
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<YOMIURI ONLINE>
「おもふなっしー」成田空港事務エリアで落書き
成田空港で働く従業員向けのマナー向上啓発ステッカーに、心ない落書きやいたずらが相次いだ。
ステッカーが貼られた場所は、空港関係者や物品搬入業者らだけが入れるエリア。子供じみた「内部犯行」に関係者は落胆している。
「洗面台 鏡にうつる おもてなし」「お客様 最優先が 大前提」。旅客ターミナル内の航空会社の事務所などが入る「事務エリア」で6月、男女のトイレに川柳が貼り出された。
企画したのは、成田国際空港会社(NAA)や航空会社、物販店などでつくる「成田空港CS協議会」。「CS」はカスタマー・サティスファクション(顧客満足)の略称だ。126句を考案し、トイレの個室ドアなどにステッカー計621枚を掲示した。
ところが、フェルトペンで文字を塗りつぶしたり、剥がそうとし たりするいたずらが男性トイレで続出。句中の「おもてなし」が「おもふなっしー」に書き換えられ、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」の絵が 落書きされたケースもあった。同協議会は6日、手が届きにくい高い位置に貼り替えた。
NAAの岡田雅之・CS推進部マネジャーは「東京五輪・パラリンピックも控えているのに、おもてなし以前の問題。啓発活動を続け、胸を張ってお客さんの前に立てる人材を育てていかなければいけない」と話している。
2014年10月08日 12時32分
(元ページ http://www.yomiuri.co.jp/national/20141008-OYT1T50078.html)
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この記事は、表面上は1行目に記している 「心ない落書き」 を伝える形にはなっている。
けれども、記事を書いた記者の正直な気持ちは、「この落書き、ウケた」 ではないのか。
記者の一番伝えたかったところは、赤字のところでは。
そもそも見出しにもなっている。
もし、この落書きが単に「バカ」とか「マヌケ」というものだったら、記事にしなかったはず。
真正面からポスターをストレートに撮った写真に、この落書きを読者に知らせたいという記者の気持ちが表れている。「バカ」や「マヌケ」ならこんな写真を載せなかっただろう。
この記事はすなわち、ツイッターでいうところのリツイートである。
これは小ネタだからいいけど、正義の旗を振りながら、実は、ということが報道にはあるということを肝に銘じておきたいと、あらためて思ったなっしー。
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