1月11日(日)午後2時からBSフジで
1962年製作の東宝映画「社長洋行記」が放送されます。
喜劇「社長シリーズ」の中の一作。
今作では、物語の半ばから、舞台が香港!
いまから50年前の香港の街の様子が見られます。
これが当時の劇場で流れた予告編
よければ当ブログの過去記事をご覧ください。
<当ブログ「社長洋行記」関連の過去記事>
「東宝映画『社長洋行記』 予告編」(上の予告編見たら見る必要はないけれど)
香港登場シーンを解説した記事です。(映画見たあとの方がいいかもしれません)
「『社長洋行記』香港登場シーン全解剖!<その1>」
「『社長洋行記』香港登場シーン全解剖!<その2>」
もっと連載するつもりでしたが、その2で力尽きてしまいました。
このほか関連記事
「香港おみやげスライド<No.14> なぜ「市民文化センター」が選ばれたのか?」
BSフジ公式ページはこちら
http://www.bsfuji.tv/top/pub/shacho.html
ところで、戦後の日本で海外渡航が自由化されたのは1964年です。
だからこの映画が作られた1962年は、香港といえども一般の人が海外に行くというのは大ごとだったのではないでしょうか。
だから「洋行記」なんていうシンプルな単語で映画の題名が成り立った。
気軽にプラっと、「週末香港」などという名前の付いたガイド本やツアー商品がある今とはえらい違いです。
私がこの映画で一番面白かったのは、営業課長役の三木のり平です。
三木のり平が英会話独学の成果を披露する場面では笑ってしまいました。
物語で彼は香港に行けず日本に置いてけぼりなんですけどね。
主役ではなく脇役だからこその、三木のり平の面白さだと思いました。
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