いまさらながら香港映画祭初日のレッドカーペットについてです(『天堂口』についてははやはり一番最後に書きます)。一応写真を撮ったのですが、会場に行くのが遅かったので、たいしたものはありません。オープニングセレモニーの詳しい模様と写真は、
monicalさんのHhongKongAddictBlogに詳しいので、そちらをどうぞ。
 当日、レッドカーペットなんてものは私の頭にはなく、開場時間ギリギリ、オンタイムで会場のオーチャードホールに行こうと思っていたので、それまではブックファースト渋谷店で時間をつぶそうか、と行ってみたら、ブックファーストのほうが閉店してつぶれていたのでビックリしました。で、仕方なしに予定より早くオーチャードホールに行ったら、すごいファンの人々がいて、またビックリ。そこで初めてレッドカーペットのことに気づいた次第。
 ということで、レッドカーペットの周辺を。
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 待ち構える放送関連の報道陣、といっても最近の機材は素人の使うビデオカメラと同じなので、あまり報道陣としての凄みがないですよね。私の推測では、雰囲気からこの人たちの多くは香港のマスメディアではないかなと勝手に推測。(間違ってたらすんません)
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 ルイス・クーを迎える、映画祭主催者である駐東京経済貿易代表部の首席代表ジェニー・チョックさん。ルイス・クーの顔の色の黒さが際立ってました(笑)。
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 オープニング上映の『鐵三角』の監督たち。左からジョニートー監督、ルイス・クーをはさんでその右がツイ・ハーク監督、そしてリンゴ・ラム監督。リンゴ・ラム監督って、いままで写真なども注意して見たことがなかったのですが、なんだか私はもっと若い雰囲気の方かとイメージしていました。真面目なお役人風の感じなのが意外でした(あ、monicalさんもブログで「どこかの企業の重役さんみたいでした」って書かれている(笑))。そうかあ、この人がジャン・クロード・バン・ダムにさんざんに苦労させられた監督かあ……。お疲れさまでした。私はジャン・クロード・バン・ダムがあんまり好きじゃありません。
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 ファンに向かって手をふるルイス・クー。
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 先陣の『鐵三角』の面々と同じく 『男兒本色』組も、泣く子も黙るアメリカのオフロード車ハマーのストレッチリムジン改造車に乗って会場入り。黄色い矢印がニコラス・ツェー。周辺の様子を撮ろうと広角レンズに交換したのでニコラスが小さくなってしまいました(笑)。
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 ドアの向こうに見えなくなるまでファンのカメラは監督とスターを追います。腕を持ち上げデジカメや携帯電話を頭の上にかかげて写真を撮る様子は、撮影にファインダーというものを覗く必要がなくなった現代ならではの風景ですね。
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 会場のオーチャードホール。2階席から撮影。3階席まであります。17mmの超広角で撮ったので、実際よりスクリーンが遠くに見えます。実際はもっと近い。でも、私はゆったり観られる2階席よりも、観づらくてもいいからスクリーンまん前の前から5列目あたりの方が好きです。たとえ舞台挨拶がなくても。次回はプレリザーブでスクリーンに近い席を狙おうと決意。
 オーチャードホールは、本来はコンサートホールなので、映画を観る環境としてはベストではないですが、でも、たくさんの人々が一緒になって映画を観る会場としては得がたいものがあります。総座席数2150ですが、一部画面が切れてしまって見えない席があるので、それらの席は使用しません。
 座席はシネコンなどに比べたらかなり貧弱。長時間座るのはキツイです。昔の香港の大映画館を思い出します。
 ということで、23日の香港映画祭初日、たまたま仕方なく早く行ったら見られたレッドカーペットの周辺レポートでした。本筋レポートは冒頭でリンクを張りましたmonicalさんのブログやエキスパートの方々のブログに行ってみてくださいませ。