たぶん香港か台湾の、マツダ(萬事得)のテレビCM(それとも時間が長いからショーなどで流すPRビデオ?)

 途中で見えるステアリングが「左ハンドル」だから台湾のCMか?

 「MAZDA 3」というのは日本での車名は「マツダ アクセラ」だと思います。

 このCM、たくさん日本語のキャッチコピーが出てきてバックに流れる音楽も日本語の歌。(私は音楽に疎いので誰の何の曲か知らない)

 でも、これは日本向けCMの流用ではなく現地制作のオリジナルCMのようです。

 ナンバープレートはマツダの本国、日本のナンバープレート。日本車であることをアピールしているのか。

 途中で「○○○○なってください(「お嫁さんになってください」かな?)」と日本語が書かれた紙が出てくるシーンもあります。

 舞台は日本という設定ですが左ハンドルだから矛盾してます。窓から見える街並みの「塀」の雰囲気がどことなく日本とは違います。

 このCMに出てくる日本語は、日本の歌やテレビCMや雑誌広告などに、英語の歌詞やアルファベットのキャッチコピーが使われるのと同じ。

 一番冒頭では、中文1行のうしろに日文が2行、薄く流れて出てきます。でもこの日本文、日本人にもよく読めない。

 日本のテレビCMなどで英文が、読まれる前提なしに判読性無視で絵柄として雰囲気で出てくるようなものかなと思いました。

 ところで、香港ではトヨタは「豐田」、日産は「日産」、ホンダは「本田」、もと大阪発動機のダイハツは「大發」とそのままなのに、なぜかマツダは「松田」ではなく音訳で「萬事達」 「萬事得」です。

 追記:もうひとつ見つけました。


 このCMもナンバープレートは日本のものですが、運輸支局地名の右にある分類番号(「品川 530」とか)がなぜか2ケタ。このクルマが登場した頃はすでに3ケタに移行しているので(3ケタに移行したのはたしか12年前)、このプレートは撮影用に作られたダミーのようです。

 駐車場の中をお尻を振りタイヤ音を鳴らしながら走るなんて、日本のクルマのCMでは絶対にあり得ないです。