2つ前の記事で紹介しました、『ベスト・キッド』の公開に便乗してDVDで出た『カンフー・キッド』という映画。

 予告編がありました。


 ジャッキーはわずか10分しか出演していないそうです。

 アメリカ映画に1本出て20億円のギャラをもらうんだから、ジャッキーはもっと仕事を選んだほうがいいと思います。

 あと、これはついでですが、おととし出てファンが喜んだ日本劇場公開版の『ファースト・ミッション』のDVD
の予告編。


 映像がキレイなのには驚きます。昔、レンタルビデオからダビングしたのとは別世界の映像です。

 当時、日本の映画館で観たのよりも鮮明な映像です。デジタルの力はすごいです。

 先日、『ベスト・キッド』を家族で観に行って、本編上映の前にある映画の予告編が流れたとき、フィルムに傷が付いていたのかチリチリとその傷が画面に出たのを見た わが息子が、「なに? これ、なに?」と不思議そうに言ってました。

 私は驚いてしまいました。リマスターのDVDの映像やシネコンのデジタル上映の無キズの映像に慣れた息子にとっては、「フィルムに傷」、という当たり前の組み合わせは存在しないようなのです。

 話は変わって、……そういえば『ファースト・ミッション』で思い出しました。

 この『ファースト・ミッション』、私が有楽町マリオンの丸の内ピカデリーでロードショーを観たときは、なぜか2本立てで、もうひとつの映画が、早見優主演の、『ベストキッド』ならぬ『キッズ』という映画でした。

 たしかこの映画は復讐劇だったような気がしますが、内容をまったく覚えていません。早見優が復讐で拳銃を撃つような、けっこう暗い映画だったような気がします。

 いまと違って、当時は日本映画はコテコテというかベタベタの雰囲気で、完全に商品として洋画(アメリカ映画)に負けてました。今の日本映画の活況を考えると隔世の感があります。